M.Kさん [最終合格先:裁判所総合職(家庭裁判所調査官補)、国家総合職(人間科学区分)]

M.Kさん [最終合格先:裁判所総合職(家庭裁判所調査官補)、国家総合職(人間科学区分)]

目次

公務員を志望した理由

もともとは教員を目指していましたが、教育実習を機に、「一斉教育ではなく、ひとりひとりの人にもっと丁寧に寄り添えるような仕事がしたい」と思うようになり、心理系の公務員を志すことにしました。臨床心理士になるという選択肢もありましたが、私としては、(大学院に行かなくても受験できるので)いち早く現場に出て働くことができ、なおかつ安定した労働環境に恵まれている公務員の方に魅力を感じました。

クレアールを選んだ理由

公務員試験に合格した先輩に予備校について相談したところ、「心理系だとクレアールが強いよ」というアドバイスをいただいたため、クレアールを選びました。また、他の予備校と比べて価格が安かったことも決め手でした。しかも、作文を提出することでさらに低価格で受講させていただけたので(※)、本当にありがたかったです。(※)メール特待生制度です。

クレアールのよかったところ

先生方が非常に心強い存在であったことです。映像講義における先生方の解説は非常にわかりやすく、おかげさまで自分の力がどんどんついていったように思います。例えば、私は当初、数的処理が苦手でしたが、先生が解答のテクニックを丁寧に解説してくださったため、自分に解ける問題が少しずつ増えていきました。また、心理学の講義では、心理学の理論を日常生活に結びつけながら解説をしてくださったため、理解を深めながら学ぶことができました。そして、通信講座でありながら、担任の先生がついていたことも非常に心強かったです。私は、公務員を志したはよいものの、公務員試験について分からないことだらけで、「本当に大丈夫だろうか……」と思っていました。しかし、担任の先生がついていて、いつでもメールで相談できる環境があったため、疑問や不安をすぐに解決させることができました。どんなに小さな疑問や不安であっても、先生は丁寧に向き合ってくださいました。勉強の進め方から面接の対策まで、手厚くサポートをしてくださり、本当に心強かったです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

数的処理では、過去問フォーカスを数周解いたものの、いざ実際の過去問を解くとボロボロ……ということがあり、かなりショックを受けることがありました。そこで、先生に相談したところ、過去問を解き、実際の問題に慣れることをお勧めされたので、過去問をとにかくたくさん解くように心がけました(担任の先生に言えば、数年分の過去問をPDFデータでいただけます!)。その結果、少しずつ成績が伸びていき、問題の数をこなすことの大切さを実感しました。また、実際の過去問を、時間を意識しながら解くことで、限られた時間でいかに効率よく点数を取るか……という作戦も立てられます(私の場合、「1つの問題に執着せず、できる問題からどんどん解く。最後に、なかなか解けなかった問題に戻る。」ということの大切さを実感しました。)。心理学では、講義を一通り視聴して自分では覚えたつもりになっていたものの、いざ問題を解いてみると全然分からない……ということがしばしばありました。そこで、分からない問題やそれに関連する重要事項をノートにまとめながら過去問フォーカスを解き進めました。この作業を地道に続けることで、知識の定着・深まりが実現できました。このように、講義をある程度見終えたらアウトプットとインプットを同時進行するとよいと思います。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

経験に裏付けられた思いは説得力が増すので、自分のやりたいことや強みに関わる過去の経験を沢山思い起こしておくようにしました。私が実際に行っていたのは、自分がこれまでに経験してきたことと、そこから得たこと(できるだけ多く)を、セットでスマホのメモ帳に書き溜めることです(直前期は、1日1エピソードを目標にしていました。スマホのメモ帳であれば、思い立った時にすぐ記録できるので、おすすめです。)。こうしてエピソードのストックを溜めておくことによって、「質問されたときに、答えの材料をエピソードのストックの中から検索する」ということができるようになります。想定質問とその答えをセットで頭に入れておくよりも、その場で自分のエピソードを検索して答えた方が、臨機応変に質問に対応できます。また、私は周りに公務員志望の友達はいなかったのですが、教員志望の友人と面接練習をやっていました。相手の良いところを見習える、ということは、友人を相手に面接練習を行うメリットであると思います。また、自分が面接官役を経験することにより、どのような話し方が分かりやすいのか……ということを面接官目線で実感できるので、とても勉強になります。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

公務員試験の勉強は、かなり長期戦です。さらに、内々定が出るのも遅いです。このような状況でかなり不安を抱いていた私は、いろいろなことを考えてしまいました。「私なんかよりも、みんなは沢山勉強しているんだろうな」、「みんな、私なんかよりも優秀なんだろうな」と……。しかし、今思えば、長期戦だからこそ、「自分は自分」というスタンスが大切だと思います。自分に合ったやり方で勉強を進めることが一番です。例えば、私だったら、直前期にバイトをやめ、1日中図書館に缶詰めで勉強することはできなかったと思います。しかし、バイトを続けながら1日2?3時間の勉強にとどめる代わりに、少し早い時期からコンスタントに勉強を続けることならできました。自分にできるやり方を実践した結果、つらい時期を経験しながらも、最後まで勉強をやりぬき、合格することができたのです。周りの人と自分は、まったく違う人間です。そのため、必要な努力の量、効果的な勉強スタイルが違ってくるのは当たり前だと思います。周りを比較して自分自身に失望することなく、「自分のペースで」頑張ってください。陰ながら応援しています。

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