K.Dさん [最終合格先:裁判所総合職(家裁調査官補)]

K.Dさん [最終合格先:裁判所総合職(家裁調査官補)]

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公務員を志望した理由

自分や友人の経験、大学の授業、そして児童福祉施設などでのボランティアを通して、困難な状況にいる子どもに関わる仕事がしたいと思うようになり、家庭裁判所や児童相談所で働く公務員を志望しました。行政職とも迷いましたが、目の前の人と向き合う方が自分に合うと思い、心理職を目指しました。また、大学で学んだ心理学を活かせることも魅力に感じました。

クレアールを選んだ理由

大学やサークルで心理系公務員に合格している先輩のほとんど全員がクレアールに通っていたため、あまり迷うことなくクレアールを選びました。大学に近いこと、映像授業であること、他校に比べて料金が安いことに魅力を感じましたが、入校前にご丁寧に相談にのってくださったことが最大の決め手でした。

クレアールのよかったところ

①映像授業大学受験時にも映像授業を使っていたため、映像授業をフル活用できました。具体的には、空きコマに受講したり、苦手分野を5回受講できたり、1.5倍速にできたり…と効率よく自分のペースで学習することができました。②担任制勉強方針の相談や面接カードの添削、面接指導などサポートしていただきました。自分だけでは手に入らない過去問もくださったため、大変助かりました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

①心理学

大学では発達臨床心理学を主に学んでいたため、基礎心理学の知識がほぼない、かつ苦手で苦労しました。そのため認知や生理心理学などの苦手分野は、講義を5.6回はみて強制的に覚えるようにしました。また、都庁などは院生と戦わなければいけないので、臨床心理学を深めるために、院試用・公認心理師用のテキストを買って対策しました。そしてどの暗記教科でも言えますが、覚えても問題が解けないと意味ないので、講義を見る→問題を解く→わからないところを重点的に講義で再確認する→類題を解く、というように工夫して覚えました。

②教養

数的処理は、割と数学やパズルが得意だったため、比較的楽しく勉強できました。ただ、数的は時間との勝負なので普段の勉強では、時間を本番よりも短くして問題を解くようにしていました。どちらかというと知能より知識の方が苦手だったので、センター試験で使用した科目(世界史・地理・生物・化学)+法律・思想は過去問を覚えるまで何度も繰り返し解きました。捨て科目は作りすぎない方が精神的にも楽だと思いました。

③モチベーション

なかなか計画通りに勉強できず自分が嫌になったり、1日誰とも話さないことが続き落ち込んだりすることが多かったのですが、過ぎてしまったことは気にしないように心がけていました。また、定期的に仲の良い友達とご飯に行ったり、コンサートに行ったりと、気分転換をする時間を意識して作りました。そのため、長かった公務員試験もそこまでストレスをためず乗り越えることができました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

①自己分析・職業分析

自分の長所・短所や頑張ったこと、大変だったこと、仕事に活かせそうなこと等を年明けくらいから考えていました。家族や友人にも聞いて自分への理解を深めていきました。一方、職業への理解を深めるために、インターンや説明会に参加する、OGに話を聞くことを積極的にやっていました。第一志望以外のところにも参加することで、職業ごとの強み・弱みや、自分はどこで何をしたいのか、が明確にわかってきたため、時間が許す限り色々なところの説明会に参加するのが良いと思います。

②模擬面接

民間の就活を一切していなかったため、本番の面接まで場数を踏むために担任の先生・大学のキャリアカウンセラー・ハローワーク・しごとセンター・友人とたくさん練習しました。数をこなすごとに上達していくのを感じられたため、とりあえず場数を踏むことが大切だと感じました。

③仲間

サークルやクレアールの仲間と集団討論や個人面接の練習を何度かしました。同じところを目指しているため、職業理解を更に深めることができましたし、一人では対策しようがない集団討論の場数を踏むことができ、本番では安心して臨むことができました。また、お互いの面接カードを見せ合い、深堀されそうなところ・突っ込まれそうなところを教え合う会を2.3度開きました。周りの友人が就活が終わっていく中で自分のペースで頑張れたのは、心理系公務員を目指す友人がいたからだと思います。そういう意味では、公務員志望者にとって一緒に頑張れる仲間を作ることは必要不可欠だと思います。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

心理系公務員は倍率も高く、目指そうか迷われている人が多いと思います。私もその一人でした。ですが試験を終えて思うのは、本気で熱意を持って一生懸命勉強に取り組めば、意外と「なんとかなる」ということです。合格することがゴールだと思わず、入ってから頑張っている自分を想像しながら勉強や面接練習に取り組んでみてください!

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