S.Sさん [最終合格先:国家総合職(人間科学区分)、裁判所総合職(家裁調査官補)]

S.Sさん [最終合格先:国家総合職(人間科学区分)、裁判所総合職(家裁調査官補)]

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公務員を志望した理由

大学、大学院と心理学を学んで、心理学の知識を活かせる仕事に就きたいと考えていました。大学院も臨床心理士コースではない心理のコースに所属していたこともあり、心理の仕事の中でも、カウンセリングなどの個別的な支援よりも、より社会に関われるような仕事に就きたいという気持ちの方が強く、心理系の公務員であればそのような働き方ができると感じたので公務員を志望しました。

クレアールを選んだ理由

私がそもそも公務員試験を受ける上で予備校に通うことを決めたのは、心理学をはじめ人間科学の公務員対策本やテキスト、試験に関する情報が乏しいという理由からでした。その中でもクレアールは心理系の公務員に力を入れている予備校で、料金も他の予備校に比べると安いということからクレアールに入ることを決めました。

クレアールのよかったところ

①担任制であることやはり心理系公務員の情報があまりないこともあり、担任の土井原先生にテスト対策を始め、模擬面接やアドバイスまで幅広くサポートしていただけたことが、合格につながったと思います。②専門科目の授業の内容が充実しているということ心理学をはじめとして、人間科学科目の公務員試験対策のテキストがなかなか市場に出ていないということで、クレアールの授業やテキストをはじめ、過去問フォーカスで演習を行えるということで、非常に効率良く勉強できたと思います。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

私は、2月から本格的に勉強を始めたため、勉強を進めていくことに苦労しました。特に専門科目の4科目は2月までほとんど手をつけていなかったので始めの方は全部終えることができるか不安でした。授業に関しては、クレアールは倍速で授業を見ることができるので、それを活用し、1週間でだいたいこれくらい見るというのを週始めに決めて授業を受けるようにし、効率良く勉強を行いました。勉強の進め方に関しては、自分の得意、不得意を考え勉強を進めてきました。私は記述の回答を書き上げることには自信があったのですが、心理学の知識が十分ではなかったため、アウトプットを行うことよりもインプットに9割くらい時間をかけて勉強しました。記述用に400字でまとめたりはしなかったのですが、なんとか本番では書くことはできました。また、過去問フォーカスは最低でも5回以上は解き、わからなかった問題はノートにまとめ直前期はそのノートに目を通すことで効率良く勉強できました。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

①きちんと面接カードを書き上げること私はクレアールの担任の先生をはじめ、友人などにも面接カードを見てもらい、おかしなことはないか、もっと良い内容が書けるかなどを聞き、面接カードを仕上げました。私は勉強を始めるのが遅かったため、面接直前に面接カードを仕上げるということが続いたため、勉強に余裕のある方は早めに面接カードを書いておくといいかもしれません。②自分の経験を交えながら論理的に話すこと面接という少ない時間の中で、相手に自分のことを伝えるには、できるだけ論理的に、簡潔に話すことが重要だと思います。ですが、論理的に話すだけでは独自性がない志望動機になってしまいます。そのために、自分の経験を振り返って、志望した理由をもう一度まとめ直し、面接で話すことで説得力のある志望動機になると思います。③面接を楽しむこと面接という形ではありますが、自分が将来働きたいと思っている職場で働かれている職員の方とお話しできる機会はすごく貴重なものだと思います。もちろん、緊張感を持って面接に臨むことは大事なことだと思いますが、楽しむという気持ちを持って臨むことでいい意味でリラックスできると思います。特に官庁訪問では1日に何回か面接するということが多いのでこの気持ちを持って臨むことが重要だと感じました。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

公務員試験を受ける上で、勉強が間に合うのか、本当に合格できるか、民間の就活をした方がいいのかなど、さまざまな不安や悩みを抱えることになると思います。私もこのような不安や悩みがあり、時には勉強が思うように進まない時期もありました。こんな時には、まあ結局はなんとかなるだろうと考え、あえて勉強をしなかったり、飲み会に参加したり、遊びに出かけるようにしていました(あまり良くないと感じながら、特に直前期はこうしていました)。なので、あまり考え過ぎずに、多少は楽観的にいくことも大事だと思います。ですが、きちんと勉強をすることも大事なので、バランスを保ちつつ公務員試験に臨んで行ってください。

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