S.Kさん [最終合格先:静岡県内市役所(事務区分)]
公務員を志望した理由
色々な業務を経験したかったからです。現職はスペシャリスト志向の傾向が色濃く、キャリアを積めば積むほど他の職種にチャレンジしにくくなると感じていました。公務員は市民対応、市長・市議の補佐、産業施策、財政、都市開発、観光など業務の幅が広い上、ジョブローテーションが一般的なことが魅力に感じました。
クレアールを選んだ理由
①ネットによる映像学習があること、②費用が安いこと、③安心保証の存在、以上の3点を鑑みてクレアールを選択しました。私のような地方在住の会社員には予備校へ通うのは負担が大きすぎるため映像学習が充実していることは絶対条件でした。また競合に比べて費用が格段に安いことは大変魅力でした。そして決め手になったのは安心保証の存在です。働きながらの受験、かつ受験を決めたのが3月だったため、はじめから2ヶ年計画でした。運よく半年で合格できましたが、例え落ちても学習環境が継続できるというのは心の余裕にもつながり落ち着いて試験を受けることができました。
クレアールのよかったところ
教科書があまり分厚くなく、頻出問題だけ拾っていくような学習の進め方ができるところはありがたかったです。また映像講義は思っていた以上に使いやすかったです。特に倍速再生できる点はよいですね。仕事が忙しい方にはクレアールの講義は最適だと思います。競合に比べて受講料が割安ですが、講義もテキストもわかりやすくストレスなく勉強を進めることができました。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
社会人のため何より苦労したのは時間の確保ですね。平日はまったく勉強できない日も少なくありませんでした。そのため絶対的な勉強時間が足りないことについては割り切るしかありませんでした。勉強する科目を取捨選択する、筆記試験を重視している自治体は避ける、今年ダメなら来年の受験も視野に入れた長期的な計画を立てるなど克服というより工夫でなんとか乗り切ったという感じですね。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
採用試験を受けること自体、数年ぶりだったため、周りの受験生に比べて面接馴れしていないことが不安でした。社会人なら礼儀作法は完璧なのが当たり前という目で見られます。おじぎの角度や、入退室のお作法から勉強し直しました。どの自治体も人手不足であると想定し、ポテンシャルよりも即戦力性をアピールできるよう意識して面接に臨みました。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
勉強時間が足りず、おそらく筆記試験はギリギリ通過、そんな私でもなんとか合格をいただくことができました。昔に比べて、人物重視・面接重視になってきているのは間違いないと思います。大学生であれば民間企業の採用活動と両立しやすくなったのではないでしょうか。また社会人の場合は業務で忙しく勉強時間がなかなか確保できない方にもチャンスが広がったと思います。ぜひ諦めずにがんばってください。