M.Oさん [最終合格先:国家総合職人間科学院卒区分]

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公務員を志望した理由

“安定”ということももちろん志望のきっかけではありましたが、それとは別に「なぜ公務員なのか」を考えることは、私にとって一番難しいことだったかもしれません。一口に公務員と言っても専門職と総合職では全然違いますし…。第一志望に一次試験で落ちてしまったこともあり、私は面接直前の7月頃になって改めて、この問いに深く悩んでいました。最初は、「心理の立場で人と接してきた経験から、政策づくりに携わりたいと思うようになった」という切り口から自己分析を練っていましたが、最終的にいつのまにか「やっぱり心理を活かして働きたい」という思いが強くなってきて、「かつ、仕組みづくりにも携わりたい」という気持ちもわいてきました。こういうことで結果的に、公務員という職とご縁があったのかな、と思っています。

クレアールを選んだ理由

3つあります。①安い(クレアールの心理系公務員パーフェクトコースのお値段は、他の予備校の専願コースのお値段と変わらなかったです)。②私の知り合いの合格者はたいていクレアールに通っていました(という点でなんとなく安心できました)。③高橋先生の講義がとてもおもしろくわかりやすいです(お試しのDVDを送っていただくこともできるので、webサイトをチェックされるとよいかと思います)。

クレアールのよかったところ

<心理学の講義>6、7月になってその年の筆記試験が終わると、講義中に高橋先生が「今年はこれが出ましたね?」と言いながら、関連領域のちょっとした知識などもひっくるめて説明してくださります。特に多肢選択式の問題は、この「ちょっとした知識」が土壇場で役に立つこともままあるので、勉強になります。公務員試験は、併願される方は特に、「去年出たから今年は出ない」法則は通用しませんので、先生のプチ情報を一度耳にしているかいないかは大きいと思います。また、クレアールの心理学の過去問集は、新しい良問をそろえてある感じだったので、『しけしん』と併せて使えます。あと、冬にある記述対策は、関東圏在住の方は公開収録に参加された方がいいと思います。その場で添削していただけます。<面接対策>担任の先生が本当に丁寧にご指導くださいました。ただ、予約が混み合うので、自分から積極的に、早めに、どんどんアポをとっていった方がいいと思います。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

心理系で特に院卒の方は、専門と数的を中心に勉強されると思います。私も筆記に関しては心理と数的しか対策していませんでした(これは自己分析なくしてやってはいけないことでした…)。早めに自分の弱点を客観的につかんでおくことが大切だと思います。例えば数的が苦手な場合、心理と数的の対策だけでは、1次で落ちてしまう場合も十分あるので、クレアールの文章理解の講義を見て過去問を解き、そこはパーフェクトをとれるようにする、…といったように、数的でとれない分を基礎能力試験の中でどれだけカバーしていくか、メタ的な視点を持って考えることが大切だと思います。心理学の勉強も、興味がない分野だと参考図書を読んでいても目が滑ります。だから、講義を繰り返し見ることにしていました。テレビドラマも2回見ると伏線に気づいたりして楽しめますよね。そんな感じで、講義を複数回見ることで、理解や興味が深まり、知識と知識の間がつながっていくと思います。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

第一志望に1次で落ちてしまったので、他の試験種への気持ちの切り替えが難しかったです。面接対策としては、大学生協にある就活本コーナーを読みあさったりしました。しかし、こうしたことは不安を和らげるための周辺的なことでした。1番はとにかく、受かっているかどうか分からなくても、1次試験が終わったら面接カードを一度でも書き始めてみることだと思います。書いてみると書けないところが分かります。書けないところは言えないところなので、そこを中心に考えていきます。机に向かっている時よりも、お風呂に入っている時、寝そうな時にふっといい考えが浮かんだりします。そうした時間的余裕をもつためにも、土台は早めにつくっておいた方がいいと思います。また、面接官への最低限の礼儀として、業務内容をきちんと理解していることは大切です。ただ、情報をとりこみすぎるとアウトプットが難しくなりがちなので、自分なりに強弱をつけたり、整理したりしながらその志望先と向き合ってみます。説明会では、質問タイムを自己アピールのために使う戦略で行く方もいるかもしれないですが、かっこつけず素直に、自分が働くこと前提で説明を聞いた時に浮かんだ、素朴な疑問を聞いてみるのもいいと思います。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

長丁場ですが、一緒に勉強する仲間、集団討論の練習をする仲間、面接カードを添削し合う仲間、面接練習をし合う仲間を見つけることができたら、楽しいところは楽しく(辛いところは辛く)乗り切れるんじゃないかなと思います。公務員受験は、色々な人を巻き込みながらも成長できる、本当にいい機会なので、頑張りすぎずに頑張ってください。

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