公認会計士合格体験記「一番大切なのは『自分は合格できる』という気持ちを常に持つこと」太田 翔さん

太田 翔さん

  • 明治大学 商学部
目次

1.自己紹介

はじめまして。太田翔と申します。私は大学2年生のころから2012年合格目標としてクレアールに通い始め、2012年12月に短答式試験を合格し、大学4年生(21歳)時の2013年8月の論文式試験に合格することができました。皆さんの参考になるかはわかりませんが参考にしていただければ幸いです。

2.公認会計士を志した理由

私が公認会計士を志した理由は、大学入試の失敗を挽回したいと考えたからです。 私は小学生の時、珠算を習っていました。その時に数字に多く触れていたので数字に苦手意識はないと思っていました。 受験が終わり、将来について考え、会計士が数字を扱うプロであるということを知り、会計士を目指したいと考えるようになりました。大学入学後、大学での「公認会計士講座」を受講し始め、簿記の勉強から始めました。その後大学2年生の夏からクレアールに通い始めました。

3.クレアールを選んだ理由

私がクレアールを選んだ理由は、仲のいい友人もクレアールを選んだことと、非常識合格法による薄いテキスト、それによる安い授業料です。

4.具体的な勉強方法について

私は短答式3回論文式1回での合格でした。短答式に落ちた2回は平均して1日7~8時間勉強していましたが、予定や目標を立てることなく漠然と勉強していました。そのため2回とも合格基準には程遠い40~50%でした。3回目の短答前には平均して9時間勉強していました。そのころは簿記1級も合格していなかったので、計算力が足りないと考え夏は計算力の強化のためにテキストの例題から基礎を学ぶためにそれを3~4回転しました。その成果で答練でもいい成績をとれるようになり答練が楽しみになっていました。勉強仲間と点数を公開しあうのもモチベーションを上げるためには有効な方法だと思います。そのときは短期的には次の答練までにテキストを何周する、長期的には次の模試では7割とる等の予定を立てて勉強していました。 短答での各科目の具体的な勉強方法としては、財務会計・管理会計の計算は基本論点を落とさないように例題レベルの問題の復習と論文答練の復習をひたすらしていました。財務会計の理論は、石井先生が作成しているテキストのスピーチ集を勉強仲間と毎日暗唱していました。その成果もあり本番では財務理論は8割をとることができました。管理の理論は原価計算基準の問題は絶対に落とせないので基準は完璧にするように心がけていました。企業法はこのころ基礎はできていると感じていたので、短答直前テキストを隅から隅まで覚えました。このテキストは条文の順番通りに作成されているため、これを覚えておくと論文にも役立ちます。監査論はひたすらテキストを読んでいました。短答試験は細かい論点も出題されるので、見落としがないようにとにかくテキストを読み込んでいきました。 3回目の短答は自己採点がボーダー上だったため合格発表まではあまり勉強していませんでした。合格発表後、このままではまずいと思いそれからは1日10時間ほど勉強をしました。論文での具体的な勉強方法は、会計学の計算は論文答練をひたすら解き、間違えた論点について間違いノートを作って電車などの隙間時間にそれを復習していました。会計学の理論については、テキストのスピーチ集の暗唱と写経をしていました。スピーチ集は短答・論文ともに使用し重宝していました。企業法は論文マスターテキストの問題と論証を自分で構造的に組み替えて書き出すことにより本番でもあまり迷うことなく答案を作成できました。また、その構造図を夜寝る前などに見て復習していました。この勉強法で企業法は科目合格レベルまで持っていくことができました。山本先生の講義は、構造的に説明をされていてとてもわかりやすかったと記憶しています。 監査論は、企業法と勉強方法がかぶりますが答練や問題集などの問題を構造的に書き出して勉強していました。租税法は、法人税はとにかく計算を練習しました。テキストの例題、問題集、答練をひたすら回していました。理解よりも論点ごとに計算パターンを覚えるようにしていました。重要性の低い論点は不安もありましたが切り、自分ができるところだけしっかりとろうと考えていました。消費税も計算を中心に勉強しました。基本的なところだけを抑えて、計算パターンを覚えていきました。所得税は計算の勉強は基礎のみやり、理論を中心に覚えていきました。会計学とは異なる部分も多かったので、理解するのには苦労しましたが、なんとかテキストレベルの問題ならこなせるようになりました。本試験ではあまり自信はありませんでしたが科目合格レベルとれたのでやはり基礎が大切なのだと思います。経営学は管理論に関してはテキストで先生が重要だとおっしゃった所のみを暗記しました。これだけでも十分合格レベルまでもっていけました。財務論に関しては、計算式は暗記していました。

5.最後に

色々と述べさせていただきましたが、一番大切なのは「自分は合格できる」という気持ちを常に持ってやっていくことだと思います。最後まであきらめずにやりきる気持ちがあれば合格できる試験だと思うので今から目指す方はがんばってください。 大学の授業との両立は厳しいものがありましたが、気分転換に付き合ってくれた友人達、方々、水道橋校のスタッフその他皆様方に、心より御礼申し上げます。

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