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公認会計士試験の実態
試験の実態を分析すると不得意科目を作らない学習法が正しい
公認会計士試験は、実は一般的に使用されている市販の書籍や各予備校のテキストに掲載されている共通事項だけを応用していけば、75%は正答することができます。
総得点率で短答式試験は70%(実施回により変動)、論文式試験は52%となっており、実際に受験生された方の得点情報からも、短答式試験が70%、論文式試験は52%の得点率を得ていれば合格しています。つまり、合格するには一般的な書籍やテキストが共通して取り上げている論点の学習で必要十分。公認会計士試験は、合格に向けて基本事項の高い習熟度を競い合う試験なのです。また、「足切り制度」「科目合格は2年間有効」という試験特性とあわせて考慮していくと、「得意科目をつくるのではなく、不得意科目をつくらない」ことが正しい学習法と言えます。
以上のことから、合格に必要な範囲を徹底的に学習し、結果として不得意科目をつくらない「非常識合格法」が、合格に向けて最も効率よく、確実に合格できる学習法と言えます。
- POINT
- 1.基本範囲の正確な記憶とその知識を十分に使いこなせるだけの演繹力、推論力、表現力の養成
2.得意科目を作るのではなく、不得意科目を作らない
正答率50%以上の問題を攻略する学習が合格への近道
平成28年12月の短答式試験は71%以上の総得点数が合格ラインとなっており、355点以上で合格できるため、正答率50%以上の問題が取れると合計405点となりラクラク合格できる結果となっております。