2012年合格者インタビュー

目次

公認会計士試験と就職状況の実態

栗原

栗原 真さん

2012年公認会計士試験合格

── 本日はお忙しいなか誠にありがとうございます。今回のインタビューの目的は、ズバリ最新の公認会計士試験とその就職状況を皆さんに知っていただくことになります。栗原さんには実体験をもとにお話しいただければと考えております。よろしくお願い致します。 まずは公認会計士を目指された理由について教えてください。

栗原 実は電車の運転手を目指していました。このようなことから、すぐに就職という選択肢を考えて商業高校に進学するのが望ましいのではと考え、商業高校に進学しました。商業高校では当然簿記の学習をするのですが、簿記が想像以上に楽しい内容であったこともあり、そのまま3級、2級、1級、そしてせっかくだからというながれで大学に進学したうえで公認会計士を目指すことにしました。先輩方のお話しを聞き、目指す価値があると感じたこと、合格できるのではと感じたこと、また報酬も魅力に感じました。

──受験に対する不安はありませんでしたか。

栗原 大学には受験勉強をしなくてすむ推薦入試で入学しましたので、長期間に及ぶ勉強は始めてであったこともあり、長期間に及ぶ勉強法を確立できるか不安でした。結果的には先生や先輩の話し等を聞き、自分で確立していったのですが、特にモチベーションの維持には気をつけました。

よく毎日勉強しなくてはいけないなどと書かれている書籍等がありますが、在籍していたクレアールが週1日は休むことを推奨していたこともあり、週1・2度遊ぶ時間を設けて気分転換も図りました。このことが良かったこともあり、短期合格できました。   当初は1日何時間学習するなど時間ばかり気にしていたのですが、途中から1日の学習をノルマ制にしたことで、かえってメリハリができて能率があがりました。このような学習量でも合格できることを考えるとクレアールが働きながらでも多くの方が合格されているという理由がわかりました。

──簿記に難しいイメージを持つ方が多いのですが、実際に学習してみて如何でしたか。

栗原 実際に一般教養科目と異なり、ゼロからの学習になりますので、新しい世界という感覚もあり楽しく学習できました。公認会計士試験は殆どの方が学習経験のない科目ばかりになりますので、学歴等も全く関係なくしっかりとした意志さえ持って臨めば、どのような方でも合格できると思います。

──簿記をマスターするにあたりセンスは必要ですか。

栗原 特にないと思います。私は数学も苦手でしたが、ほとんど困る事がありませんでした。 高校の数学は暗記して何とかなったレベルです。また、働いている人のほうがすんなりと入れると思います。

──日商簿記検定1級が合格できれば公認会計士は合格できると感じましたか。

栗原 日商簿記検定1級の知識が固まっていれば問題ないと思います。特に日商簿記検定1級は公認会計士試験のメイン科目である会計学(財務会計論・管理会計論)の出題範囲が多く含まれており、また、日商簿記検定試験をきっちりと受験することで自身の計算力が確認できますので、どちらかというと日商簿記検定1級を学習することは重要と言えます。 ──続いてクレアールを選ばれた理由について教えてください。 栗原 石井先生が書かれた書籍(※公認会計士試験非常識合格法)を読んだことがきっかけになりました。「合格に必要な範囲だけ学習すればいい」という考え方はすぐに理解できました。また、薄いテキストと受講料が安いことにも惹かれました。

──薄いテキストへの心配はございましたか。

栗原 入校前に知り合いの方が大丈夫と言ってくれたので心配はありませんでした。実際に他の学校のテキストを友人に見せていただいたのですが、問題がより多く盛り込まれており、本質的には変わらない感じました。また、朝の答案練習があることでクレアールの答案練習の1.5倍近くも演習量があることから、こなせるのかなと率直に感じました。正直私には無理と・・・「ここまでやるの」という量でした。同様にテキストの厚さにも驚きました。「ここまで細かくやるのか」と思いました。

──映像学習についての感想は。

栗原 1.5倍で視聴できることから、3時間の講義が2時間で終わるため、非常に効率が良いなと感じました。また、集中力に限界があることもから、途中で止めれたり、何度でも繰り返し受講できるところは非常に便利でした。眠くなったら寝てしまえることにも助かりました(笑)。また、通学しなくてもすむので学習時間の確保にも役立ちました。

──非常識合格法で学ぶメリットは?

栗原 私は「スピーチ」に大きなメリットを感じました。一人でよくやりました。他校ではそのような方針ではやっていなかったようなので、そこで差がついた気がします。何か困った時の定義頼みということもありますが、しっかりと覚えて理解できたことが短答式試験、論文式試験それぞれに有効に作用しました。実際に本試験で出題されたところが多数ありました。また、すぐに答案に書けるようになったことも結果として助かりました。

──就職活動のほうは如何でしたか。

栗原 大手監査法人の3法人から内定を獲得できました。ここ2、3年で一番就職環境は良かったと思いますし、今後もこの傾向は続きそうです。また年齢等もあまり関係なく感じました。補習所の同じグループで30代の方も大手監査法人で既に働いています。一部の大学4年生の方が非常勤として働いているとも聞いており、人手が足りないのかなと感じました。

──就職活動の準備等はされましたか。

栗原 一応は準備しましたが、合格してからバタバタという感じでした。エントリーシートも始めて書きました。エントリーシートの添削や面接の練習もクレアールの担任と知り合いの方にそれぞれ1回だけ手伝っていただいた程度で、殆ど本番ぶっつけの状態でした。私は時間がなくエントリーシートの添削、及び面接の練習は1回だけでしたが、確かクレアールのエントリーシートの添削、及び面接指導は回数無制限だったと思います。

──将来やってみたいことはありますか。

栗原 まずは監査の仕事を完璧にしたいですね。その後は中国関連の仕事をしたく考えております。これからの成長市場で働くのが目標です。

──これから目指される方にメッセージをお願い致します。

栗原 この試験は頑張れば2、3年で合格できる試験であり、今は就職環境も良いので絶対にオススメです。また、グローバルに活躍をするという観点からも、公認会計士は大きな可能性を感じます。数字は言語と異なり世界各国共通ですから、幅広く世界に進出できるところが魅力です。受験資格もありませんし、何しろ短期で合格できる試験です。皆さんも是非目指してみませんか!

──ありがとうございます。栗原さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。

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