小杉 豊さん
私は大学卒業後、通信会社に就職し、会計・経理とは関係のない分野で仕事をしていました。そして、新たなチャレンジをしたいと考え、退職し公認会計士を目指しました。
昨年、短答式試験を合格したため、昨年と今年の2度、就職活動をし、いずれも監査法人から内定を頂きました。昨年と今年の就職活動の状況を比べると、面接の回数が増えたりと、より厳しくなっているという印象を受けました。
ただ、このような状況の中でも内定をいただけたのは、事前にしっかりと準備をしていたためだと思います。具体的には「自分のアピールポイント」「今まで経験してきた仕事内容」「なぜ公認会計士を志したか」「将来のビジョン」など、今までの経験や自分の価値観などを改めて整理し、自分の言葉で伝えられるように準備をしました。
社会経験のある方は、どのような業務であれ、周りの方と協力をしながら仕事を進めてきたという経験があり、学生の方にはないアドバンテージだと思います。
現在は、就職状況も厳しいですが、中長期でみると改善すると考えられますし、合格後は、仕事の選択肢の幅も大きく広がります。現在、公認会計士試験に挑戦をしたいとお考えの方は、是非、最初の一歩をふみ出して頂ければと思います。