働きながら一発合格したOBが語る「学習時間の確保について」

働きながら会計士試験を受験するためにポイントとなる「学習時間の確保」について、2点紹介します。

堀 勇人 (公認会計士)

目次

1. 平日における学習のルーティン化

会計士試験に合格するためには、一定以上の学習時間の確保が不可欠です。働きながら受験される方は、いかにその時間を確保できるかが勝負の分かれ目になります。特に平日については、毎日決まった時間を学習時間に充てて、学習をルーティン化することをお勧めします。

私の場合、最初は学習時間を決めずに、空き時間ができた時に学習していました。しかし、朝できずに夜に学習しようとして、残業や会食等で時間を確保できず、徐々にカリュキュラムに遅れが生じました。そのため、朝の5時又は5時半に起床し、2時間半~3時間を学習時間に充てることにしました。最初のうちは苦痛でしたが、1ヶ月もすれば身体も慣れ、むしろ学習しないと落ち着かないなど、すぐに早朝学習の習慣付けに成功しました。

2.スキマ時間の活用

平日について、毎日決まった時間に学習すること以外に、スキマ時間を活用することも有益です。具体的なスキマ時間としては、通勤や休憩・昼休み、出張・外出時の移動時間等が挙げられます。

私の場合、通勤時はもちろん、他事業所の仕事を兼任していたため、週2日は往復3時間の移動時間があり、その時間の大半を学習に充てていました。特に理論の学習は環境を選ばず、細切れの時間でも学習可能なので、スキマ時間の活用がお勧めです。

このように、働きながらでも学習時間の確保は十分可能です。皆さんも一日のスケジュールを見直してみたらいかがでしょうか。

 

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