働きながら一発合格したOBが語る 公認会計士受験のすすめ

「働きながら一発合格したOBが語る 公認会計士受験のすすめ」

公認会計士として大活躍の当校OBの方に公認会計士取得のオススメ点につきましてお聞きました!是非ご参考にしてください。

 

目次

「働きながら一発合格したOBが語る 公認会計士受験のすすめ」

堀 勇人 (公認会計士)

私は働きながら公認会計士試験を受験しました。
今回は働きながら時間のない中で会計士試験を受験し、公認会計士になって良かったと感じている2点を紹介します。

1. 幅広い知識の習得

会計士試験は6つの試験科目があり、会計のみならず幅広い分野の知識を体系的に学ぶことができます。例えば、企業法では株主総会や取締役会の会社機関(会社法)から企業の適時開示やTOB(金融商品取引法)等、租税法であれば法人税と所得税及び消費税法、経営学であれば経営戦略等の経営管理論からファイナンス等の財務管理論が出題範囲に含まれます。

これらの知識は会計監査人だけでなく、組織人や経営者、コンサルタント等のビジネスに関わる社会人にとって習得して損のないものです。現在、私は組織内会計士として事業会社で働いていますが、体系的に習得した知識を業務の様々な場面で活かすことができており、勉強して良かったと身に沁みています。

 

2. キャリア選択肢の広がり

従来は会計士試験合格後に監査法人に入所し、退職まで監査法人に残るか独立開業するケースが大半でした。しかし最近では、監査法人からの転職あるいは最初から監査法人に入所せずに、コンサルティング会社や一般事業会社に所属する会計士(組織内会計士)も多くいます(2016年8月末時点、組織内会計士ネットワーク正会員だけでも1215人)。一般事業会社では、IPOや経理・財務部門だけでなく、経営企画やIR、内部監査部門等会計士の知識・経験を活かすことのできる分野がたくさんあります。

転職活動においては、公認会計士という知識・経験の裏づけにより、一定のレベル以上のキャリアを有すると判断してもらえることが多く、十二分に優位性があります。私が事業会社への転職活動をした頃は、今ほど売り手市場ではありませんでしたが、書類選考で落ちることはなく、面接も非常にスムーズに進みました。公認会計士の資格とその資格に基づいた経験を十分に評価してもらえたと実感しました。

以上より、皆さんにも公認会計士試験の受験をおすすめします。

 

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