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「自分の特性を知ること」 河辺 未世さん

河辺 未世さん

受験回数:3回

目次

なぜ社労士資格を目指したか

私は私立学校で教職員の給与や労務全般を担当しています。実務の中で、人事労務を体系的に理解したいと思いました。また、いつしかその道の“プロ”として人生を歩みたいと思うようになりました。2回目の育児休業を取得する際に、その時間を利用して資格を取ろうと一念発起したことが、始まりでした。

家事・育児・仕事との両立

私にとって、両立は“いかに自分を律することができるか”でした。元々コツコツが苦手で、自分の中の誘惑に弱く、時間があるときほどやる気が出ない性格でした。もちろん家族の理解や協力は必須ですが、それにはとにかく感謝することです。

本当はスクールに通えれば、強制的に勉強するし、短期間で合格できたかもしれません。

ただ、現実的にスクールとの両立は不可能でした。結果からすると通信教育で良かったと思いました。時間はかかりましたが、この成功体験とその過程は、私の人生において「自律」の証明に他ならないからです。

クレアールを選んだ理由

クレアールを知ったきっかけは、1年目の試験日の朝に会場前で配布された試験直前の問題冊子を見たことと、かつ選択式の問題がまんま出たことで、印象に残っていたからです。

予備校選びには悩みました。実は3年間で4社の教材を利用しました。

クレアールで学習して良かった点

学習教材が多いのと長期的にカリキュラムが組まれ、パッケージ化されていることです。

答練マスター講義やハイレベル答練は、模擬試験的に時間を決めて学習をするのに適していました。

カリキュラムで有益または活用しやすかった点

模擬試験がセットになっていることは、直前期に受けるかどうかに時間をかけずに済むので良かったです。また、直前期のテキストがよくまとまっていて活用しやすかったです。

セーフティコースでよかった点

1年で不合格ならばやめるとプレッシャーをかけて、1年コースを選択するのも一つの手です。とはいえ、そう簡単な試験ではありませんし、時間が十分に確保できるわけではありません。クレアールの場合は、1年目で合格すれば一部返金されるという独自のメリットがあります。もし不合格でも、モチベーションが急降下し、どうしても『資格取るのやめようかな』となります。ましてやまた教材選びからスタートしなくてはという面倒な気持ちにもなります。そんな時、セーフティコースが『もう一年だけ頑張ろうかな』と道しるべの一つになってくれることでしょう。

効果的な学習方法

まず、スキマ時間の活用はマストです。時間が限られている分集中します。そして、学習を習慣化しやすいです。朝起きる前、寝る前、仕事の休憩中、通勤時のMP3の活用など、とにかくスキマを見つけ、なければ“作る”ことです。場所、時間、方法を問わず『勉強しなきゃ』と思ったら、一単語でもいいから覚える小さな行動こそが大きな力になると思います。

また、自分の生活や家族と試験科目を結び付けることも私には効果的でした。例えば、自分の家族の生年月日から、年金の事例を作り、実際に説明すると、理解度がよくわかります。

一般常識は本当に厄介です。でも生活の中のどこかに答えが隠れているかもしれない。メールマガジン、日々のニュース、テキストの目次でさえも蔑ろにしない姿勢が大切なのかもしれません。覚えなくても一目みるか見ないかで勝敗が決まることがあるのが一般常識です。

“失敗”を分析し、自分の特性を知る

1年目の敗因

選択式では答えがわかっていたのに、文脈の入れ違いミスで2点を失った。試験中に違和感を持ったのにも関わらず、こともあろうに試験問題側の誤字と思ってしまった。文中の選択肢を入れ替えればいいだけなのに、それが思いつかなかった。

択一式は42点前後でした。時間ぎりぎりで根拠なくやっぱり変えようと思った選択肢は間違っていた。

2年目の敗因

途中からトイレに行きたかったけど、時間がもったいなくて行かなかった。

選択式の健康保険の船員保険法の問題がでてきたとき、「船員保険法」だから他とは違うんじゃないかと思ってしまった。

以上のことから学んだことは、なんとなくでは一度選んだ答えを変えてはいけない。時間をかけてもかけなくても正解率は上がらない。選択式に関しては、問題の文面を信じること。奇問なのかと勘繰らないこと。選択式も択一式も自信があってもなくても、インパクトがあろうがなかろうが、“1点は1点”、とにかく“引きずられないこと”。

3年目の勝因

選択式の一般常識の統計名を答える問題で試験中、いつもなら実質4択くらいが20択となり、しかも自信をもって答えられるものが一つもなく、絶望した。だけど、『とにかく3点とればいい、この問題は皆出来ないはずだから、2点でも補正がはいるはず。一通り問題を解いてからもう一度やればいい』と思って一度問題をとばした。2回目みたときは、少し心も落ち着いていた。開き直ったことが良かったのか、選択肢を見て、知らない統計名や関係のなさそうなものは、選択肢から打ち消した。半分以上削れた。あとは、前後の文脈を何回も何回も読んで選択肢を選んだ。結果はなんと5点中5点。

択一式は一科目20分で解くことを徹底した。最初はどうしても時間をかけて25分くらいならまだまだ余裕だと思っていても、どんどんそれが崩れていく。それがあせりにつながる。問題を一周して、試験中トイレに行った。2週目は?をつけたものだけ、全くわからない選択肢ではなく、少し時間をかければ解ける選択肢だけを確認した。

さいごに

どれだけ知識があっても、本番で実力を発揮できなければ、意味がありません。

自分の特性を理解し、作戦を立てることが有効です。いつも“Warm Heart Cool Head”で。本番は自分を捨て“合格基準を満たすことだけ”に最大限の努力を。そして、学習の方法や予備校選びは自分に合ったものをぜひ!

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