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「実戦主義を貫き、合格出来ました!」 松井 延佳さん

社会保険労務士合格体験記

松井 延佳さん

受験回数:1回

社会保険労務士を志した動機

ある時、知り合いが社労士の資格を取得し独立したと聞いて、「どんな資格だろう?」と調べたところ、労働や社会保険に詳しい唯一の国家資格が社労士であることを知りました。

私は前職がシステムエンジニアだということもあり、超過残業の削減や育休・介護などの福利厚生の重要性を実感しており、そういった経緯から労務管理の仕組みには日頃から関心がありました。

そうして次第に、労務管理の仕組み作りにエンジニアとしての技術をシナジーとして生かせないものかと考えるようになり、今後のキャリアパスを踏まえながら、「これは面白そうだ、やってみよう」と決意したのがきっかけでした。

クレアールを選んだ理由

はじめは書店でテキストを見て圧倒的なボリュームから、途中で投げ出すだろうなと考え、独学で始めることは諦めました。そしてインターネットで調べたところ、長時間の勉強時間が必要であることや、モチベーションを維持するにはペースメーカーが必要であることを知り、通信講座しかないなという結論にたどり着きました。

そして各社の価格設定や教材の内容の充実度を比較すると、クレアールが非常にコストパフォーマンスに優れており、実績やノウハウがあることから、これなら1年間頑張れそうだと考え、決めました。

具体的な学習方法

9月から12月まで(インプット中心)

最初は講義を聞き、大まかな内容を理解するところから始めました。そして講義の理解度を確認するのに過去問題集を都度解くようにしていました。こうすることでどの箇所が狙われるのかを早期のうちから知ることができ、覚えるべき箇所の優先順位を明確にして効率よく覚えることができると思ったからです。

ただ、講義を進めるにつれて、全体像が曖昧になってきたり、前に演習した内容を忘れてしまっていたり、復習の重要性に気づきました。これは人それぞれかもしれませんが、私の場合は1日後、3日後、1週間後、3週間後、1か月後のサイクルで問題演習を繰り返さないと知識が定着しないことが分かりました。

そのため過去問題集の1ページ毎に演習した日付を記録し、寝る前に明日復習する教材の分(1日前、3日前、1週間前の分)を用意しておき、早朝に一通りざっと復習するということをしました。ただ全部復習するとなるとボリュームが多く、復習するだけで1日が終わってしまうので、あらかじめ間違った箇所に付箋を貼って、付箋を貼った箇所のみを演習し、他は解答欄を読む程度に留めました。

こうすることで同じ個所を何度も間違えるということが次第になくなっていき、各科目の全体像がわかるのが実感できるようになっていきました。

1月から3月まで(アウトプット中心)

コースのカリキュラムでは1月から社会保険関係の科目が始まり、これまでと同様に過去問題集の演習を軸にインプットをしていましたが、それと並行して労働保険関係の復習を休日にまとめて実施しました。復習は過去問題集の演習のみでしたが、クレアールの過去問題集は網羅率が高いため、これだけで十分でした。また答練マスターにも手をつけ、過去問題集と同じサイクル(1日後、3日後、1週間後)で復習するようにしました。そうするとかなりの問題演習量になり、机上での勉強時間だけでは足りなかったので、この時期は隙間時間があれば問題演習に充てるように、答練マスターのコピーを持ち歩いて解いていました。1パートが40問、これを1日の隙間時間内で消化するようにしていました。

4月から5月まで(一般常識対策)

私の場合、年金科目を理解するまでに時間がかかり、厚生年金保険法を終えるまでが長く、労一・社一の一般常識対策は4月の下旬くらいからでした。一般常識の問題演習は時間があまりとれず、学習する範囲が幅広いこともあり、確実に押さえるテーマだけを何度も演習するようにしていました。いま思うと深入りし過ぎて手を広げすぎないこの方法で良かったと思います。

またこの時期になると法改正や統計・白書、選択式問題の対策が気になりだし、さらに横断整理の重要性も感じ、あまり過去問題集の復習に時間を割くことができませんでした。

6月から試験当日まで(答練・模試)

6月から予備校各社の模試がはじまり、模試に向けての対策が中心でした。
よく「模試は本番のように、本番は模試のように」といいますが、まさにそのとおりで、実際、各予備校の模試を計7回受けましたが、1回ごとに1週間前から対策をして挑みました。そうして試験当日までには、各科目への時間配分や難問がでてきたときの対応などを、体で覚えることができました。

さらに模試でいい結果をだすことで、直前期の不安な心境の中、モチベーションを維持でき、他に目移りすることなく今まで使い込んだ過去問題集や答練・模試の復習ができていたことも結果としてプラスに働いたと思います。
そして模試が終わり、試験当日までは答練・模試の復習をしました。過去問題集の復習は7月中旬くらいで目途がたち、以降は付箋を貼った箇所を見直すくらいに留めました。

クレアールで良かった点

答練マスターは、過去問題集の演習だけでは足りない未出題の論点や法改正部分を補ってくれて非常に重宝しました。また1パート40問なので、短時間で重要箇所を繰り返し演習ができ、記憶の定着に役立ちました。30年間蓄積したメソッドは伊達ではないと実感しています。

また直前期のまとめにコンプリーションノートを使用していましたが、図解で分かりやすく、重要条文で狙われる箇所が強調されており、知識の整理に役立ちました。 

終わりに

社労士試験は各科目で足切りがあり、選択式に至っては例年1点差に多くの受験生が泣く非情な試験。どれだけ対策していてもこれで完璧ということはなく、直前期に入るにつれて不安になるかと思われます。そうしたとき、これまで使い込んだテキストや過去問題集は非常に心強い相棒になってくれるでしょう。クレアールの教材はよくできており、赤シートやランク分けなどやり込んだだけ結果が出せるような工夫がたくさん施されています。不安になることは全くありません。

末筆ながら、これから受験される皆様にこの体験記が少しでもお役になれば幸いです。

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