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「お疲れ50代の受験心得」 A.Tさん

A.Tさん

受験回数:3回

目次

社会保険労務士を志したきっかけ―法律事務所に有益な資格―

私は法律事務所で弁護士補助職(パラリーガル)をしている50女です。かつて編集者をしていた縁で3年前に労務管理の書籍を執筆したところ、この経験が普段の業務に役立ち、受験を思いたちました。弁護士が受任する会社法務案件や労働事件では、労働法はもとより、付随的に労働保険、社会保険に関する判断も求められます。破産、交通事故、離婚なども同様で、一般民事の法律事務所にとって、社労士は隣接士業の中でも特に広く深く関わる専門職だと思います。

クレアールを選んだ理由―答練でアウトプット不足を補う―

1回目の受験は、市販のテキストと模試2回で臨み、結果は選択式18点、択一式31点。知識が定着していなかったため他校に通い、2回目は選択式32点(ただし、社一1点)、択一式40点。アウトプット不足を痛感し、3年目は答練中心で評判の良い講座を探し、昨年9月からクレアールの上級パーフェクトセーフティーコースの受講を始めました。その結果、選択式32点、択一式49点で合格しました。

学習方法1―理解できてもできなくても前進―

学習方法としては、WEB講義の視聴開始日を期限にし、「講座の設問を解く→講義視聴→過去問題集を解く→テキストを読む」の流れを1セットにこなしていきました。次の科目の講義視聴開始日が来たら、その日をもって強制終了。テキストを読了していなくても、過去問題集が途中でも、次の科目に入ります。消化不良の項目があっても、次の講座で再び学ぶ機会はあるので振り返らずに進みました。別の科目を学習中に、ふと関連づけて理解できることもありますし、各科目をバランスよく得点しなければならない試験ですので、初期の講座では深追いしないほうが得策です。また、各項目を完全に理解することにはこだわらず、むしろ大まかな全体像をつかむことを心がけました。

学習方法2―集中力の低下に合わせた環境づくり―

WEB講義の視聴速度は基本的に2倍速にしました。年齢のせいか集中力の低下が著しく、通常のスピードでは雑念が入る隙があるからです。2倍速でも斎藤先生が語る具体例は十分イメージでき、理解の助けになるので、ご安心を。

学習にあてられるのは平日夜と土日祝のみでしたので、比較的頭がさえている休日午前中は設問や過去問題集を行い、ぼんやりしがちな午後は音の刺激を頼って講義視聴。夜はテキスト読みにあて、設問解答など脳をフル回転させることは睡眠の妨げになるので避けました。翌日も仕事などが控え、疲労で学習が滞るとダメージが大きいからです。

学習方法3―疲れを蓄積させないためにも効率的に―

3月以降、新型コロナ政策に気が散る時期もありましたが、比較的順調に学習を進めていました。しかし、前代未聞の異様な数カ月にストレスが蓄積していたのか、6月末には体調に異変が。医師からは疲れをためないよう指導され、体調を維持して本試験を迎えることが最重要課題となりました。他方、7月初めの模試は選択式29点、択一式47点(他校)、選択式37点、択一式53点(クレアール)に達したものの、6月の他校模試が選択式24点(うち1点が2科目、2点が1科目)、択一式25点とさんざんでしたので、この先、体調優先では合格を逃すのではと不安が募りました。

そのころ北村先生の「3時間で7点アップセミナー」を受講し、得点に直結する効率的なスキルを学びました。例えば「数字」の出題がいかに多いか、共通する項目は科目横断的に学習することなどです。早速これらを実践することにし、特に後者についてはテキストに掲載されたカレンダーにならい、労災と健保を同時に復習するなど、スケジュールを組み直しました。

学習方法4―直前期は模試の復習を軸に補強―

上記スケジュールに沿い、まずは共通項目のある科目の過去問をやり直し、項目ごと複数の科目を同時に復習しました。次いで、それ以外の項目、科目を復習。この方法で7月最終週ころまでに全科目をおさらいし、その後は直前期の総仕上げヤマ当て講座や白書対策講座などを受けつつ、最後の復習に入りました。

ここでは、模試の選択肢は最も良問(=本試験に近い)と考え、全選択肢について正誤判断できるよう2回やり直し(1回目と2回目の間でハイレベル答練を復習)、解答に迷いがあった項目や科目だけ答練マスター講義などに遡って補強しました。テキストを読むだけでは超高速で忘れ、得点に結びつかないので、復習はすべて「設問を解く→不確実な部分のみテキストで確認」の順で行いました。

最後に―気分が晴れない日々が続くけれど―

新型コロナの暗雲の下での受験は気が重いですが、反面、学習に集中している瞬間は、この世の憂さも忘れることができます。受験にはそんな「利点」もあるのではないでしょうか。

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