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「得意科目を伸ばすより苦手科目を作らない学習方法が有効」 松本 章吾さん

松本 章吾さん

受験回数:3回(内、お試し受検1回)

目次

社会保険労務士を志した動機

事情により地元である九州から関東へ引っ越すことなり、いずれ地元に帰ることを考え、どこでも通用する知識と資格を取得したいと考えていました。

その中で、人事労務関連の知識であればどの企業でも部署が存在し、また資格を取得すれば、社会保険労務士としても仕事が出来ると考え受検をしました。

クレアールを選んだ理由

仕事をしながらの受検であり、専門学校等に通うことが難しかった為、通信講座での受検勉強を考えていました。色々な社会保険労務士の通信講座を調べたのですが、中でもクレアールは費用が他と比べ安かったこと、また過去の受講者の「授業がわかりやすい。」「教科書等がオリジナルでよい。」等の良い評判が多かったため、クレアールを選びました。

具体的な学習方法

(1)学習の流れ、方法

学習の流れ

学習の流れについては1~3回目ともに同じで、基本的には1月から3月にかけて動画視聴を中心に学習して内容のインプットをする。その後4月から試験直前にかけてはクレアールの過去問題集をひたすら解くという形をとりました。問題を解きつつ、6月からは横断整理、7月からは法改正対策、8月は模試という流れで学習を完成させるようにしていました。3年目については、2回目の受検の際に応用問題に対応することできなかったと感じたため、過去問題集と並行してハイレベル答案も解くようにしていました。

学習方法

科目ごとに偏りがでないよう、月曜:労働基準法、安全衛生法、火曜:労災法、水曜:雇用保険法、徴収法、木曜:健康保険法、金曜:国民年金法、土曜;厚生年金法、日曜:他と曜日ごとに実施する科目を決め学習しました。また、事前に視聴する動画や問題集を解く量など計画をたて、計画した通りに、仕事の休憩時間と自宅で学習をすめました。

問題集の解き方はすべての問題を3回ずつ解き、間違った問題と間違った箇所の内容について、間違える度に問題集と教科書へチェックを入れるようにしていました。4回目以降は間違った問題のみを解き、完全に理解が出来るようになるまで解き直すようにしました。何度も間違えた箇所は教科書にチェックが多く入っているため、苦手箇所を認識することができ、試験の直前はその箇所を見直すようにしてました。

(2)科目別学習方法

労働基準法、労働安全衛生法

労働基準法は内容がシンプルであり、自身の仕事の実務でも使用するものであった為、特に変わった学習はしませんでした。ただし、3回目の試験では判例文を穴埋めするという問題もああったため、シンプルな分他の強化に比べると応用的な学習が必要だと感じました。

労働安全衛生法は、安全衛生管理体制、安全衛生教育、健康管理など会社の業務で使用する範囲を重点的に学習しました。特定機械や危険物の箇所はあまり馴染みのない言葉が多く、出題回数も多くなかった為、あまり力を入れませんでした。

労働災害補償保険法

労働災害法については、各保険給付の支給額を給付内容を完全に理解することを中心に学習していました。また、社会保険科目との関係性が問われる問題も多く、内容も似ていることが多かったため、それらとの横断整理が有効であったと思います。

雇用保険法

雇用保険法については、まず失業等給付の体系と給付額を理解することからはじめ、その後給付ごとの細かい内容を理解するという流れをとりました。科目内での横断整理を一番おこなったのは雇用保険法だと思います。

労働保険徴収法

労災法と雇用保険法と同時に学習するようにし、2つの科目の横断整理的な扱いもしていました。内容もシンプルなので満点がとれるように学習していました。

健康保険法

保険給付の箇所を重点的に学習しました。高額医療費の箇所は体系や数字が複雑で覚えるのに苦労しました。

国民年金法

各年金ごとの要件と給付額を完全に理解できるよう学習しました。厚生年金との横断学習がとても有効でした。

厚生年金法

健康保険法、国民年金法との横断学習が有効でした、社会保険科目の3つについては労働科目と比べて内容も複雑で過去問数も多かったので、休日に3科目の横断学習をしながら時間をかけて学習をしていました。

一般科目

3回の試験とも6月下旬から7月から学習を開始しました。試験範囲が絞りずらいのであまり深い学習はせず、コンプリーションノートを通勤中などに読む等基本的な項目だけは取りこぼさないように学習していました。また、白書問題については8月に入ってから学習を開始し、試験直前にテキストの内容を覚えるという流れで学習しました。

クレアールでよかった点

過去問題集の作り方がよかったと思います。本番の試験形式である5択式で過去問題集を解くと、正解となる問題がわかれば他の4つの問題はあまり見直しを行ないませんが、クレアールの場合過去問題集は1問1答形式なので、問題ごとに内容の見直しができるという点が良かったと思います。

さいごに

社会保険労務士試験は科目ごとに基準点があるため、得意科目を伸ばすのではなく、苦手科目を作らないようにする学習方法が有効だと思います。自身が難しいと感じた科目は時間のある休日等に時間をかけて取り組むようにしてください。

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