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「クレアールがいたという事」 安藤 健太さん

安藤 健太さん

受験回数:4回(内、お試し受験1回)

目次

社会保険労務士を志した動機

大学時代、行政書士の試験に合格し次の目標を模索していた折に社会保険労務士という資格を知りました。当時は、何をする人なのかもイメージがつかず調べたらすぐに出てくるような「社会保険、年金?について仕事をする人でしょ」くらいの理解でした。イメージも湧かずただテキストを読むだけで当時の私とって社会保険労務士目指すことは実生活からかけ離れていました。案の定、勉強を開始してほどなくして断念しました。

大学卒業後、就職した会社がみなし残業制を導入している会社でした。法定労働時間や時間外労働に関する知識もない当時の私にとって朝から夜遅くまでの勤務に対する不満や疑問を解消する術など上司や先輩の行動を模倣しこれが正しくなくともそうあるべきなのだと半ば強引に自分を納得させるくらいしかありませんでした。しかし、当時の私にもこれはおかしいのではと感じるくらいの肌感はありました。そんな日常を過ごしていたある日、何気なく目に留まったのがある企業の社員が過度な時間外労働で自殺をし、労災認定されたネットニュースでした。自分との重なりを感じました。

今の会社で働き続けようが続けまいがちゃんとした知識を身に着けておこうと思い、その後すぐ本屋で労働基準法の書籍を探しに行きました。そこでかつて断念をして普段は思い出すこともなかった社会保険労務士の試験対策テキストのある棚で足がとまりました。目指してみようかな、魔が差すかのようにそんな思いになりました。

めぐり合わせのようなもので、当時の仕事、ネットニュース、過去にドロップアウトしたことが一つの点を目指し、たまたま同時期に重なったことが自分の人生を変えることになりました。社会保険労務士の資格を取るという目標として。

今となっては当時の会社の労務は法的な問題は大方クリアしていたのだなと思います。それでもそれすら気づくことなく今もその会社にいたかもしれないと思うと今の方が充実している日々と言わざるを得ないというのが正直なところです。
以上が、私が社会保険労務士を志した主な動機です。

クレアールを選んだ理由

2年目の時、「ヤマ当て模試」の存在を知り活用させていただいたことがきっかけです。インターネットの広告に出てきたときに無料ということに魅力を感じました。そこに派生して直前期の横断スケジュールや試験当日の心構えそういったコンテンツにこの模試を通して触れることができ参考にいたしました。

さらに北村先生と斎藤先生のお話が聞きやすくクレアールに対する自分にとっての有用性を強く感じました。

3年目は先行で申し込んでいた他社を利用していましたが不合格になり4年目をどこと合格を目指そうか考えている時クレアールの社労士講座紹介のページに行き着きました。それまでのクレアールに対する印象とリーズナブルな価格が相まって迷うことなく申し込みました。また、セーフティの制度にも大きな魅力を感じたことも要因としてあります。

何故、クレアールをもっと早く申し込まなかったのかを思うと悔やまれるところです。以上が、クレアールを選んだ主な理由です。

学習方法

通常の流れですと講義とテキスト、過去問、小テストの流れを繰り返すと思います。試験日が迫れば要点整理、横断、白書、そして模試。その中で過去問などの問題演習に取り組んでいる際、間違えた問題、正解した問題関係なくその問題を解くのに必要な項目に大小関わりなく疑問が生じたら必ずテキストを開いていました。その時、疑問に感じた項目だけではなく周辺の関連知識を分かっていたとしても再度確認をする勉強を続けていました。例えば、賃金全額払いの原則の問題を解いていて自分の理解に疑問が生じたらそこの確認をテキストで行い、その他の賃金支払い5原則もついでに確認をするといった具合です。

当たり前といえば当たり前の方法なのかもしれませんが、不覚にも試験回数を重ねれば重ねるほどなんちゃって理解が多くなると私は思います。4年目に原点に立ち返ろうと思い上記の方法を行い、合格に至れました。社労士試験の試験範囲は多岐にわたるため深追いは禁物ですし、仕事や日常生活を営みながらとなると時間の問題もあると思います。もし、問題を解くだけの時間しかなくその時すぐにテキストを見返せない時は疑問や自分の理解に不安を感じた項目をメモしておき時間ができた時に再度確認をする方法なんかも実践しました。ただし、この方法は項目を溜め過ぎると逆に非効率になるので注意が必要です。

この方法をどの科目にも適用させました。クレアールのテキストにはほぼ全部の答えがあります。

選択対策と択一対策

選択式の対策はほぼやりませんでした。理由としては、択一の対策をすれば自ずと選択の対策にもなるからです。クレアールの過去問題集についている選択式の問題を解く程度でした。

労一と社一

深追いはしませんでした。ただ、目的条文や基本的項目はしっかりと頭に入れました。択一で言うならば、社労士法といった毎年ほぼ確定で出題されるものを重点的に勉強していました。あとは、選択3点、択一4点取れればいいぐらいの軽い気持ちで臨みました。

年金科目

点と点を線にするイメージで勉強していました。例えば、遺族厚生年金の受給権者に触れたら遺族補償年金の受給権者を再確認し、ついでに遺族基礎年金も確認して整理をするといった具合です。あとは、老齢、障害、遺族、一時金各年金等の受給開始から終了までを念仏のように唱えていました。その間に加給される場合、支給調整される場合などを織り込みながら唱えていました。

はじめは点がちりばめられるだけでしたが、常に横断を意識しながら勉強を続けていくと全てが線となって頭の中で整理のできる段階が必ず来ます。

以上、私が行った主な学習方法です。

終わりに

今回合格を勝ち取ることができたのはクレアールがともにいたことが大きかったなとこの体験記をしたためながら回顧しているところです。

資格は取らなければただの人、とはよく言われたもので本当に周りからの見られ方も変わりますし何よりも自分の気持ちが変わります。自信もつきます、と同時にこれがゴールではないと気も引き締まります。大仰に言えば「人生が変わります。」

初学者の方は模索しながら、受験経験者の方はあがきながら学習を進めることと思います。ここに記したのは私の方法であり気持ちなので万人に適用できるものではないのかもしれません。しかし、社労士試験合格を目指す方の一助になれば幸いです。

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