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「努力は必ず報われる」 Y.Oさん

Y・Oさん

受験回数:17回(通算22年。中断3回。初受験平成9年)

目次

はじめに

まさか、この日が来るとは夢にも思っていませんでした。ただ、今年は、いままでになく本気でした。本気度を最高レベルに上げていただいたのは、斎藤先生でした。いままで、長期間にわたり支えてきていただいた斎藤先生、事務局の皆さま、受験仲間、そして家族。22年分の感動をありがとうございました。

社会保険労務士を志した動機

いつの時代も、年齢を重ねても、社会保険と労働保険は、誰にでも関わってくるテーマ。一生涯、役に立つ資格だと思ったから。

クレアールを選んだ理由

「クレアールの過去問集は20年分記載されていて、テキストも最高!」と、クレアールで合格した会社の先輩に勧められたから。今から9年前の話です。

具体的な学習方法

<9月~3月>

過去問を大切に、基本問題を何度も何度も繰り返し行いました。クレアールの教材は過去問をベースに作成されています。テキストは過去20年間に出題された選択式や択一式がわかりやすく示されています。完全過去問題集とテキストを相互活用することにより、基本知識を固めていきました。

完全過去問題集の活用方法ですが、最初の頃はスピード重視で、例えば3時間で500問〇だけを確認するというゲーム感覚で解いていました。これでは全く効果はありません。解説には〇問題のポイントや問題の根拠が丁寧に書かれています。しかも、赤いシートが選択式対策の手助けをしてくれます。時間をかけて1問1問丁寧に解いて、手間はかかりますが、解説を丁寧に読んでいく。そして、テキストに戻る。この繰り返しで確実に基本知識は固まっていきます。つまり、1時間で何問、解けたではなく、何問、確実に理解できたか、知識として定着できたかということが重要です。

<4月~8月>

4月以降は、ハイレベル答練や模擬試験が行われ、その成績が気になります。精神的にも追い込まれていく時期で、横断整理や法改正、白書対策等、あれもこれもやらなければ、合格できないのではないかと不安な日々が過ぎていきます。この時期、大切なのは、やはり基本を固めるということだと思います。私自身、長期間にわたり合格できなかったのは、この時期の過ごし方が間違えていたからだと思っています。

例えば、ハイレベル答練であれば、みんなが答えられていない問題を復習して、本試験において、難問に対応できるような対策をしてきました。つまり、どんどん知識を広めていくことに特化していきました。書店に行って、あるだけの模擬試験や問題集を買い求め、見たことも聞いたこともない問題を見て刺激を受けていました。

その結果、本試験でも試験後の解説で斎藤先生が「こんな難問とれる人はそういないでしょう」とおっしゃった問題はほとんど正解。ところが、本試験で「よし!この難題といてやろう」と時間をかけて果敢に挑戦した結果、いつも時間が足らなくなるという最悪の状況を招き、長年同じ失敗を繰り返してきました。

ハイレベル答練や模擬試験は正答率の高かった問題を集中的に復習をして、基本に戻る。本試験が近づけば近づくほど、知識を増やすのではなく、知識を固める。今年は、このスタイルを踏襲しました。その結果、なんとか合格ラインをクリアできました。

<選択式対策>

選択式はどこから出題されるか蓋を開けてみないとわからない面があると思いますが、選択式とてやはり基本だと思います。例えば、択一式をやっていて、書類の保存期間を覚えていなかった、この部分の知識があやふやだったと思った時にノートに書き留めておき、試験1週間前にながめるだけでも効果があります。

選択式は点数を失うと厳しいので、答練や模擬試験、法改正テキスト等に記載されているクレアールが提供している選択予想問題はすべて正解できるまで徹底的に復習する。試験が終わった後、「あっ!この問題ここでやってた!」って、なんとも悔しい思いをすることになるので、それだけは避けたかったです。

<一般常識対策>

常日頃から、労働問題や社会保障の問題には、アンテナを張っていました。新聞は必ず毎朝じっくり少なくとも30分は目を通し、旬なテーマのものは、切り取って保存しておきました。電車の中の広告(例えば、最低賃金や電子申請等の広告)、人の動き(例えば、時差出勤者の増加)日常生活の中でも自分が感じ取ったことを記憶しておき、それが、白書や模擬試験等の問題で自分の感覚とずれているなあと思ったら修正しておく。そうすることで、本試験で見たことのない論点が出題されても冷静に対応できると思います。

クレアールで良かった点

①斎藤先生は、ときに厳しく、ときに優しいアドバイスをして下さいます。webを通して十分すぎるほど思いが伝わってきます。
②クレアールの教材は最高です。合格のエキスがびっしり詰まっています。
③事務局の方はとても親切です。受講生の気持ちを常に意識し、寄り添っていただきます。

終わりに

冒頭に記載させていただきましたが、私自身、最初の受験は平成9年でした。まだ記述式の時代です。択一の労働基準法の問1がいきなり難問で別表第一の具体的な事業がA~Eに示され、第何号にあたるか正しい組み合わせを答える問題でした。別表第一を見たことがあっても会社の保養所が何号にあたるかなど全くわかりませんでした。これが本試験か!1問目で愕然とし、やる気を失い、早く教室を抜け出したかったように記憶しております。

6年間中断していましたが平成15年4月に再開。平成16年から、仕事の都合で2回の中断はありましたが、試験だけは毎年受けていました。まるでオリンピックのように(参加することに意義がある)。そのうち合格できるだろうと思い続けていつの間にか年月ばかりが経っていきました。そう思い続けている限り、合格などできるはずはありません。本気にならないと合格できない試験です。

今年に入って、直接、斎藤先生からアドバイスをいただく機会がありました。その際、「その姿勢では今年も不合格だね」のようなニュアンスの厳しいお言葉を頂きました。私を本気にさせていただきました。趣味を断ち、会社の飲み会もすべて断り、仕事、食事、睡眠以外は本気で勉強しました。「今年で最後にする。合格する。」家族に宣言しました。「今年もダメかなあ」そう思った瞬間、終了です。

本試験終了までモチベーションを維持するのは大変なことだと思いますが、本気で続けていけば、必ず努力は報われます。合格証書が届きます。

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