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合格体験記「合格するまで自分の力を信じ続けてください。あなたはきっとやれるのです。」谷島 拓実さん

谷島 拓実さん

  • 受験回数:1回
  • 受講コース:一発合格ストレート15ヶ月セーフティAコース
目次

なぜ社会保険労務士を目指したか

サラリーマン2年目にして、残りの職業人生をサラリーマンとして送るのはあまりに退屈だと思ったため、自分の力で食べていける力を身につけたかった。

社会人歴が短いため際立った経験があるわけでもなく、これまでの人生の中で取り組んだ経験があることが勉強ぐらいしかなかったので(大学受験等)、勉強して国家資格を取ることにした。各士業のビジネスモデルとして、定期収入を得られるのが税理士と社労士であり、必要学習時間を考慮して比較的短期間で働きながら取得できそうな社労士を目指すことにした。

学校選びにあたっての情報収集の方法

インターネットで各予備校の公式サイトを比較検討した。インターネット上の口コミ等は実際のことなのか確かめる術がないため、参考程度に確認したが最終的には自分の勘で決めた。初めての受験だったので判断軸がなく、半ば「エイや」と思いきりで決めてしまったが、今思えば最初から自分にぴったりの学校に巡り会えたのでツイていたと思う。

学校選びのポイント

働きながらの受験であり、自分の性格的に通学には向かないと思ったため、通信に絞って学校選びをした。社労士試験は情報量の多い試験であることから、用意されているインプット用コンテンツの量、つまり講義の量を重視した。どこの予備校を選んでも、問題演習量を積めるかどうかは自分次第であるが、インプット量は学校に用意されていなければ増やすことができないため、授業時間が多く用意されている学校を選んだ。仮に学習途中でインプットが充分足りていると思えば、受講しないという選択肢を取ることもできるが、そもそも用意されている講義数が少なければインプット量を増やしたくてもかなわない。クレアールでは網羅的なインプットを北村先生と岩崎先生、斎藤先生の各先生から受けられるが、同じ内容の学習を違う先生の言葉で繰り返す方法は知識の定着に大いに役立った。短時間の授業で学習内容を網羅できることをセールスポイントとした学校もあり、そのほうが効率的であると思われがちであるが、網羅的な学習は講義ではなく紙面上のまとめ表等で確認したほうが効率が良い。費用的にも、通信に特化した学校のほうがリーズナブルな傾向があるため、決め手の一つになった。

学習の中で印象的なエピソードを一つ

サラリーマンをしていれば、社労士の学習内容の実際に職場内で出会う。たとえば、労働時間や代替休暇、休憩、有給の取得、労災や通勤災害、産休や傷病手当金についてである。そんなときは、そのつど自分の頭の中で学習内容を復習し、あるいは今後予想されるシナリオについて学習内容を当てはめたりしていた。意識的にそうしていたのではなく、キーワードが聞こえるとそのように頭が働くようになってしまった。こうすることで、学習内容自体に興味を持ちやすくなることはもちろんのこと、自分の中で何が知識として抜けているのかを気づくことができる。自分のことだけでなく、職場内の誰かの身に起きていることについて考えれば、復習のチャンスはたくさんできる。なお、実際は法律通りの運用はされていないことも多々あることはもちろんのこと、担当者や上司が知識不足であることにも気づく。(それを指摘できるほどの度胸はない)

今後の展望

もともと自分の力だけで食べていける力をつけたくて勉強を始めたため、独立開業を目指している。今年度はサラリーマンを続けながら事務指定講習を受け、並行して開業に向けての準備をすすめる。

来年合格を目指す方へのメッセージ

自分の力を高めるために、自ら困難な道を選ばれたあなたを、私は心から尊敬します。そんな立派な選択ができるあなたは、必ず合格できる力を持っています。自分を最後まで応援し続けられるのは、自分自身です。私が思う”自分との戦い”とは、自分が何かをやり遂げるまで自分で自分自身の力を信じ続け、自らを奮い立たせられるかだと思っています。それができなくなった時、人は何かを諦めるのです。あなたに合格を掴み取る力があることは、実はあなたが一番よく分かっているはずです。なぜならあなた自身が難関である社労士試験に挑戦することに決めたのですから。合格するまで自分の力を信じ続けてください。あなたはきっとやれるのです。

学習スケジュールをどのように立てて学習を進めたか

社労士試験の特性上、合否を分けるのは選択式のたった一問であり、択一式を合格ラインに乗せてからが勝負であることは分かっていた。そして、それは選択式の対策に比べれば、勉強量を積むことで達成できることも知っていた。よって、模試を受ける時点で択一式50点を取れることを目標に学習を進めた。私が初めて模試を受けたのは5月末だったので、それまでにすべてのインプットを済ませることはもちろんのこと、過去問を複数回解けるようにスケジュールを組んだ。人によって学習を始めるタイミングや模試を受けるタイミングは違うので、それぞれの事情にあわせて逆算してスケジューリングすればよいと思う。模試で、ある程度択一式の結果を出せるようになってからは、それをキープしながら穴埋め問題や統計白書等の選択式対策を進めた。

効果的な学習方法

まずは択一式で50点を取る力をつけること、次に選択式の一問を取り切る力をつけることが必要。初見の本試験レベルの択一式の問題で50点を取得することは、私の経験では過去問の正答率を9割まで上げることで達成できる。また、50点を取得するためにはある程度まんべんなく科目を学習することが必須だと思う。達成のためにはひたすらインプットと過去問演習を重ねるしかないと思う。(もちろん各々の工夫はあって良いと思います。)過去問9割正答という分かりやすい指標があるわけだから、学習の進捗度合いも掴みやすいと思う。択一式で50点取れるようになって、ようやく社労士試験のスタートラインに立てる。そのレベルにいる人の中で、試験の合否を分ける選択式のある一問を取れた人と取れなかった人でその年の合否が決まる。人によっては、ここまでの過程を社労士試験対策だという方もおられる。択一式の対策をすれば、選択式の点数はおのずとついてくるから、特別に選択式の対策をしなくても良いといったものである。しかし私はそうは考えない。むしろ択一式での演習だけでは解答を導き出せない、合否を分ける選択式の一問を取れた人が合格するのが社労士試験だと考えている。不都合な真実であるが、膨大な範囲から出題される社労士試験において、その運命の一問をどのように対策すればよいかは私もよくわかっていないし、各学校やテキストでも明らかにできていないと思う。傾向的には、目的条文のような重要な条文の細かい語句を抜き出したり、一般常識科目においてテキストに掲載されていない語句が出題された場合において、それが運命の一問となりうるため、その点を意識した学習を択一式対策と平行して行うことが効果的だと思う。

今年の試験で合格できた秘訣

択一式で50点を取れる力を確実なものにしたこと。その上で、今年受かると決めると同時に、一度の試験でうまくいく保証はないという覚悟を持つこと。一見矛盾しているように見えるが、言い換えれば、択一式が出来るのは当たり前という感覚を持ち、選択式の運命の一問が合否を分けるという危機感を持って学習に取り組むということである。択一式対策はインプットと問題演習で乗り切れるが、運命の一問対策は確実なものが無いと思われることは先に述べたが、この事実を受け止め、それでも合格したいという強い意志を持って、運命の一問対策を進めるほかない。ちなみに、今年の試験において運命の一問になり得た一般常識選択式の”ジョブコーチ”であるが、私は厚生労働省のパンフレットに目を通していたので迷いなく選ぶことができた。なぜ事前に目を通していたかといえば偶然であるが、試験で正解肢を選べたことは必然である。おそらくそういう人が合格する試験だと思う。もちろん択一式は50点を超えている。見方を変えれば、択一式50点の力を持ち合わせてさえすれば、試験の回数を重ねていくうちに、いつかは運良く選択式の運命の一問で正解肢を選ぶことができて合格するとも言える。運命の一問はそれほどに対策のしにくいものだと思う。

WEBテスト、PDF資料の活用、聴くコンテンツの活用法

テキストや問題集はi-Padで閲覧していた。膨大な量のテキストが軽くなるため、ぜひともタブレット端末の活用をおすすめする。私はサイズの違うタブレット端末を2台活用し、一台で講義を視聴しながらもう一台でテキストを閲覧したり、一台で過去問集を閲覧しながらもう一台で解答を確認していた。 

仕事との両立をどのように行ったか

毎日勉強する時間と場所のルーティーンを決めた。何も考えずとも通勤電車の中では勉強、昼休みは15分仮眠してから勉強、仕事を終えてカフェで8時まで勉強、その後帰宅し筋トレと食事をしてから勉強というように、とにかく毎日のリズムを崩さないことを意識した。いつどこで勉強するかということを考えるだけでもストレスになるし、考えているうちにせっかくのやる気も失せてくる。やる気がどうとかではなく、その時間にその場所で勉強すると決めていた。私はどうしても朝早く起き勉強することができず、寝る直前まで勉強を続ける夜型だったので、ルーティンの決め方は人によると思う。

通信教育の有効な活用方法、モチベーションの維持の秘訣、気分転換の方法

サラリーマンを続けることが嫌だったので、仕事終わりが一番勉強が捗った。勉強していた一年間は基本的には辛いものだったが、小テストで学習の進捗具合が確認できたり、模試で良い結果を出したときに気分が高揚したと思う。とにかく試験のことが頭から離れなかった。ただ、どんなに辛かろうが、自分が選んだことであるから、やめたいとは一度も思わなかった。

セーフティコースで良かった点

1度で受かれば2年目の受講料が返ってくることは、ある程度のインセンティブになった。実際私は2年目分の返金と合格祝い金、受験料の負担を考えれば、タダ同然の格安で試験対策できたことになる。

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