山田 雄彦さん
- 受験回数:2回
- 受講コース:中上級W受講セーフティコース
社会保険労務士資格を目指したきっかけ
コロナ禍で務めていたレストランが廃業し、自分の置かれている状況がまるっきり把握できていませんでした。例えば今までどのようにして会社に守られ「失業した後はどのような手続き?」「保険証は、年金は、どうすればいいの?」また、会社とスタッフの揉め事も起こったり・・・
そこで、社労士になればこんな問題を解決できるのではと思ったのがきっかけです。
情報収集の方法
通信教育3社の中から選ぶということは決まっていたので、各社に資料請求しました。
その中でクレアールさんには令和3年度の解答速報で資料請求をし、解答速報のDVDを見たり、合格体験記を読んだりしました。
クレアールを選んだ理由
やはり講義を視聴してみて、斎藤先生の心地よい声に好感をもったことが一番。そして毎年あの過酷な試験を自ら受けられていることを知ってビックリしました。他社ではあまり聞かない過去問題集20年分にも魅力を感じました。というのも前年度を振り返ってみると基礎知識は理解したものの、圧倒的にアウトプットに費やす時間が不足していたからです。
金額面に関してもかなり魅力的で、セーフティコースだと一年目の試験料はクレアールさんが負担してくれて、さらに合格した場合は未受講分の返金があること。あと、試験直前のオプション講座も早割特典でつけることができました。
最後は妻の「クレアールさんいいらしいよ」が決め手だったかもしれません。
直前期の不安との付き合い方
直前期はものすごくしんどかったです。勉強しなくちゃいけないけど、もう満腹で吸収できない感じ。どんどん覚えても、次から次へとこぼれていく感じ。いろんな感じを味わいました。よくある話ですが、普通に解けていた問題が普通に間違えたり、解らなくなったりするので本当に焦りました。ただ落ち込んでいてもしょうがないと思ったので、間違えたらテキストに戻って再度確認、今まで解けていた問題も飛ばさず、丁寧に問題文を読んで解くようにしました。そして今、間違えたから本試験では絶対間違えないと言い聞かし、日々淡々とこなすことに徹しました。
家族に支えられた
正直、2回目で社労士試験に合格できたことには驚きです。家族が勉強に打ち込める環境をつくってくれたからこそだと思っています。不安定な時期にも明るく振る舞って笑わせてくれた妻には感謝です。
今後の展望
実務経験をつんで飲食に特化した社労士を目指したいと思います。
また数字にも強い社労士を目指すため、現在日商簿記2級の学習を始めました。
最後に
この試験の難しいところはやはり範囲が膨大だというところだと思います。
毎日コツコツ進めていくしかないと思います。初学者の方はわからないところがあったとしてもまずは労一、社一を除く一周をして、全体像を掴むのがいいと思います。2周目以降に入ったとしてもビックリするぐらい忘れているのが普通です。
そんな時はただ淡々とこなしていくことが重要です。私の場合、問題が解けなくて悔しかったり、ムカつくことは覚えるきっかけになるのでアリですが、落ち込んでも覚えられないので、落ち込むぐらいならやめようと思うようにして乗り越えました。
私の勉強の仕方は、「完全合格テキストの講義を視聴し、分野別完全過去問題集を解く」というシンプルなものでほぼ95%を占めました。もちろん講義と過去問をこなす比重は変わってはいきます。一章ごとに講義を視聴したら、過去問を解くという感じです。
さらに3月ぐらいからは、日々の学習にプラスして毎日30~50問ぐらい年金の過去問(一問一答)を解くようにしました。講義は3周、過去問は5周以上(年金に関しては10周ぐらい)反復したと思います。
あとは、直前対策の講座や他校で受けた模試の復習で残りの5%という感じです。
本当は、「重要過去問攻略講義」や「答練マスター講義」など色々手を出したかったのですが、
あの過去問の膨大な量を吸収するので精一杯でした。
最後まで諦めなかったこと、基本を大切にして手を広げなかったこと、毎日のチリツモで合格を掴むことができました。
斎藤先生、クレアール事務局のみなさま本当に有り難うございました。