
押し出されない本物の実力を身につけられたのがクレアールを選んでよかった点です。
社会保険労務士資格を目指した理由
現在40代の勤め人です。既に行政書士を取得しておりますが、相性の良いとされる社会保険労務士に興味がわきました。現在の職場でもワークライフバランスや労務管理等の面に携わる機会も増えている立場となり、部下同僚のためにも自分にとって必要な資格と考えました。
また、田舎に住んでおりますので、将来的には私自身を含め高齢者等の年金等の様々なアドバイスなどで社会貢献ができればと思い、社会保険労務士を目指しました。退職年齢も引き上げや高齢となった際の将来を見据えれば、私は氷河期時代のど真ん中世代でもありますので、できるうちから優位な資格を目指そうとも考え、目指すこととしました。
予備校選びのポイント
行政書士も独学で取得したので、市販テキスト等で対応しようと進めておりました。ほかの予備校等のテキスト等も利用しました。しかし、働きながらでもあり、時間を区切ってできるところまでというスタンスでの勉強と仕事の両立の仕方でした。当然それでは甘く、52回、53回は選択式で足切りとなり択一式も基準点を満たさないという勉強不足が如実の結果でした。54回、55回は選択式は満たすものの、択一式の基準を1点、2点と足らず、不合格が続きました。
何が足りないだろうと振り返りました。毎年、過去問だけでは解けない、様々な問題が出され、奇問・難問が出ようとも、基本・標準問題を確実に取るためには本物の実力を身につけなければならないという結論に至りました。そうした中で、得点力につながる選択肢の論点、思考過程を丁寧に説明するクレアールの存在を知り、特に答練(ハイレベル答練含む)により、基本知識のアウトプット訓練ができ、基本・標準問題は、確実に取るという実力を鍛えることができる予備校を選びました。
クレアールの講座で満足のポイント
講座内容については、上級パーフェクトコースでしたが、すでに5回も受験しているので、退路を断つという意味でも今年がダメでも来年という意識を排し、講座内容を選びました。重要論点、答練、ハイレベル答練、模試、白書・統計も多くパッケージされており、これ以外は手を広げないと誓って進めたので、合格でき大変満足です。とりわけ、答練は後述しますが、白書統計は5月の連休から進めることができ、実際は直前までで5回は回し、斎藤先生の授業も繰り返しました。
また、年金攻略等も素晴らしく、確実に得点をできる得意科目になりました。さらに、この講座の良さはそれぞれはもちろんですが、答練、ハイレベル答練、白書・統計の後、模擬試験にも類似問題を出すため、まるで学生時代の中間・期末試験のように活用できました。もちろん本番では出題範囲が広いわけですが、学んできた範囲というクレアール中心主義でしたので、学んだ中から少しでも類似問題が出た際、それを確実に得点することでかえって、自信へとつながりました。価格も良心的ですし、安心感は体験授業等をしていただければ、授業内容も1問を解くためにこれでもかというくらい、知識と周辺知識を学ばせていただきました。
印象的なカリキュラム・教材
答練・ハイレベル答練は、論点が網羅され、試験で活用できる知識にするための十分な教材であり、斎藤先生の授業とワンセットで効果が増大すると実感です。ウェブで繰り返しとき、直前の2か月間は、あらかじめ解説などをオレンジのペンで記載したうえで、クレアールからいただいた赤シートで隠して、紙で解きました。実際にできなかったらバツをつけて、正解が連続するまで繰り返し解きました。ウェブと紙での問題演習を合わせれば10回以上は解いたと思います。イメージとして写真に添付しましたので、参考にしていただければ幸いです。
答練とハイレベル答練を期待していた私としては年金攻略等は、実は驚くほどまとまった教材でした(先生すみません)。でもこれが素直な感想であり、繰り返し解いたため、基本・標準は確実に得点に結びつけられました。試験中、基本・標準問題と難問を区別できる力と言われたりしますが、文字通り、基本・標準問題を区別できるようになりました。その結果、今年度の試験で、比較的簡単とされた国民年金では8点、厚生年金では9点(満点取れた問題でしたが、ケアレスミスで10点ならず)と健康保険法で時間を費やし、焦ってきた中で、高得点を取ることができたのでは、このテキストをしっかりと自分のものにできたからだと思っています。
また、ウェブでの問題演習を繰り返しできたのも、隙間時間を有効活用できる教材と思っています。印象的なカリキュラムは、答練・ハイレベル答練の問題が、その後の模擬試験でも出題されるなどの構成をしているので、この問題どこかで見たはずという既視体験がより記憶定着に繋げられました。

苦労を乗り越えたエピソード(仕事との両立など)
現場を抱えている仕事であるため、勉強のスケジュールを確実にとることは難しいため、出勤退勤時の隙間時間の活用、昼休み時間の活用を大事にしました。直前期には夏季休暇のすべてを試験対策の時間に使いました。皆さん苦労しているので、自分としてはこれが苦労ですということは、なかなか申し上げにくいところですが、出張先、飲酒会合後等でも、喫茶店や酔いがさめた後に1時間でも2時間でも勉強を続けました。20代のときのような睡眠不足が続いても大丈夫という年齢でもないため、勉強時間の確保と勉強の高い質の確保の両立が難しいと感じました。 しかし、クレアールなら、合格点を意識したテキスト、授業であるので、その両立が可能となりました。
今後の展望
知識のメンテナンスを継続しつつ、ゆっくりと考えていきたいと思います。正直、合格にはもう数年かかるのではないかと思っており、クレアールを選んで1年でしっかりと合格できるとは思っていませんでしたので、次のことを考えていなかったというのが正直なところですが…。