資格取得を目指す多くの方々が、効率的な学習方法を模索しています。特に社会人や忙しい大人にとって、限られた時間で最大限の成果を上げることが重要です。
この記事では、学習効率を高めるための方法として、日本速読解力協会が推奨する「速読解力」をご紹介します。
執筆者:秋山 和沙(あきやま かずさ)
一般社団法人日本速読解力協会 代表理事 株式会社SRJ 執行役員
大手学習塾での教室長経験を経て、2011 年にSRJ 入社。自社コンテンツのカスタマーサクセス、法人営業での実績を積み、現事業部にてICT×自立学習型能力開発プラットフォーム「TERRACE」に搭載するコンテンツの企画開発に従事。また過去には、直営教室の立ち上げを行い、速読解力を得たい社会人の方への指導経験実績もあり。2023年度より同協会代表理事に就任。

学習効率を高めるためのヒント
資格試験合格には計画的な学習と集中力が不可欠です。勉強時間の確保や環境整備、そして定期的な復習が重要とされています。
以前にもこのPalette内で角田優太さんが下記の記事を書いていらっしゃいました。
これらの学習法に加えて、「速読解力」を高めることで、更なる効果が期待できます。例えば、毎日のスケジュールに少しずつ速読練習を組み込むことで、大量の情報も短時間で処理できるようになります。「速読解力」は特に出題範囲の広い資格試験やたくさんの内容を理解しなければいけない資格勉強など、多くの情報を素早く理解しなければならない場面で非常に役立ちます。
速読解力とは?
速読力とは文字通り「速く読む力」ですが、速読解力とは、単に文章を速く読むだけではなく、内容をしっかりと理解、記憶する力も含まれます。脳科学に基づいたトレーニングで力を鍛え、資格試験や検定に役立つ「速く正確に読み解く力」を身につけることができます。この力は、資格試験や学習において以下のような利点をもたらします。
- 素早く問題を理解することで、解答に使う時間を増やすことができる
- 読解力が向上することで、情報の本質を素早く理解することができる
- 速読解力を身につけることで、読む時間を短縮し反復学習の時間を増やすことができる
社会人にも役立つ速読解力
社会人や大人でも速読解力は非常に有用です。仕事と勉強を両立させる中で、短時間で必要な情報を得ることは大きなメリットとなります。また、日常業務でも資料やメールなど多くの文書を迅速かつ正確に処理する能力として活用できます。

このようなスキルは職場での評価向上にも繋がり、自分自身の成長にも寄与します。さらに、新しい知識やスキルを習得する際にも、この能力があれば周りよりも一歩先の行動ができる可能性があります。
速読解力を測ってみよう
日本速読解力協会のホームページでは、自身の読書速度を測れるテストをご用意しています。下記のリンクからあなたの読書速度を計測してみてください。
まとめ
資格取得という目標達成には、色々な側面から学習法を試してみることがおすすめです。新しい側面からの学習法を試すことで、自分自身でも驚くほど多くの知識やスキルを身につけ、試験合格・資格取得に繋げられるかもしれません。
「速読解力」はその一助となり得る有効な手段です。ぜひ日々の学習に取り入れてみてください。将来の目標に向かって新たな一歩を踏み出してみましょう。
速読解力向上のために
日本速読解力協会では、パソコンやiPadでトレーニングができる社会人向けアプリ「速読解Biz」を提供しています。「速読解Biz」は、内容理解度や記憶量を維持しながら、読む速度を加速することを目的とした、実践的に速読解力を鍛えることができるトレーニングとなっています。
自宅で1回15分からトレーニングする事ができるので、効率的に速読解力を鍛えることが可能です。年齢に関係なく自分のレベルに合わせてトレーニングの難易度が変わるため無理なく進めていくことができます。