MMTさん ［最終合格先：多摩市、公益財団法人］
公務員を志望した理由
前職の業務内容や業務内容に疑問を感じたことから転職を考え、ルールがしっかりとあり、幅広い分野の仕事がしたいという思いから公務員を志望しました。また、コロナや災害で行政の重要性を実感し、私も公務員として人の生活を守るような仕事がしてみたいと思いました。
クレアールを選んだ理由
前職の終業時間が遅く公務員試験予備校への通学は不可能だったため、働きながらスキマ時間に勉強できる通信教育を探しました。面接対策、安心保証制度に魅力を感じ、クレアールに決めました。また、通っていた大学にもパンフレットがあり、他の大手予備校と並んで名前を知っていたので、信頼感があったのも理由の一つです。
クレアールのよかったところ
講義動画を繰り返し視聴できるところ、動画のスピードも調整できるところです。集団で対面授業を受けるのと違い、自分のペースで学習することができるので、効率よく取り組むことができます。また、模擬面接では厳しい雰囲気で厳しい質問をしていただき、耐性がついたと共に、対策を練り直す機会にもなりました。最終面接でも緊張せず話すことができました。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
周りに公務員を志望している知り合いが一人もいなかったので、モチベーションを保つのが難しかったです。SNS や公務員系YouTube を見たり、集団面接で出会った方と情報交換をしたりすることで自分を鼓舞するようにしていました。またうろ覚えでは解けない問題が多く、記憶を定着させるために何度も復習する時間が必要でした。私は時間が無かったのでとりあえず先に進もうとしていましたが、範囲を網羅することばかり重視していると記憶が定着しないので、こまめに復習をしなければならなかったと後悔しています。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
縁もゆかりもない自治体を沢山受験したので、その自治体への熱意、面接官を納得させられる志望動機を整えることが大変でした。その自治体にしかない特徴や、そこで働くイメージをどれだけ具体的に持っているかが大事だと思います。市政計画書などを十分読み込み、知識と熱意を織り交ぜながら言葉にするよう心がけました。
また、ネットで拾えるような一般論やきれいな言葉を並べても志望度が伝わらない場合があります。模擬面接でそのような指摘をいただいたので、公務員を志望した理由を自己分析し直し、素直な言葉で面接に臨むようにしました。
社会人の方は、前職での経験を公務員としていかに活かすことができるのかを重視されています。具体的なエピソードも交えながら話すとより伝わりやすいので、小さな出来事でもアピールできるものがあればリストアップしておくといいと思います。例えば、私は接客業での対人スキル、クレーム処理、マルチタスクなどを中心に話しました。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
公務員試験の勉強範囲は専門科目を含めると膨大であり、先が見えず不安になることも多々あると思います。働きながら受験する方は、できるだけ長い時間をとって、心に余裕がある状態で取り組めるようにするのが良いと思います。特に法律系の科目は、学習内容を長期記憶にしっかり定着させる必要があると思いました。