M.Sさん ［最終合格先：特別区（江戸川区）］
公務員を志望した理由
私は学生の頃から保健師として勤務したい思いが強くありました。実際に保健師が勤務することが出来る場は多くなく、調べてみると保健師として幅広い領域で多くの経験が積めるのは公務員として保健所や保健センターで勤務することであると知り、公務員を志望しました。
クレアールを選んだ理由
初めて受験した時は独学で臨みましたが、内容理解を深めることが難しく、まぐれで筆記試験が受かったような状況で次の面接の対策も不十分な部分もあり不合格となってしまいました。再度受験することを考えた時に、同じく公務員試験を受ける友人からクレアールで勉強していると話を聞き、①仕事をしながらでも好きな時間帯に映像の講義を見ながら勉強が出来る事、②論文や面接カードの添削をしてくれる事、③模擬面接に対応してくれる事、④契約して初年度不合格になっても次年度まで同じように対応してくれる安心保証プランがあること、以上の4つに惹かれクレアールを選びました。
クレアールのよかったところ
仕事後などの隙間時間を使って勉強をしていたので、学習塾のように長時間拘束することなく1日数時間だけでも気軽に勉強することが出来るところが良かったです。私は学生時代から数学が苦手で、独学で勉強をしていた時は数的処理の内容をなかなか理解することが出来なかったのですが、動画内の講師の内容がとてもわかりやすく少しずつ理解を深めることが出来ました。数的処理は配点が多く重要科目である為、とても助かりました。他にも時事問題については、地道に日々の中で時事問題に出そうな内容を探すよりも、動画の講義で重要度を振り分けながら講義が進んでいる為、無駄がなく、直前期に復習がてら見るにはとても最適でした。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
仕事後や休日を使った勉強が思っていた以上に大変だということです。次の自分自身の目標の為にも勉強は大事ですが、勉強疲れにより仕事にも支障をきたしてはもちろんいけないので頭も体も休める必要があり、そのバランスが難しかったです。その為、夜早めに寝て朝早く起きて数時間勉強してから出勤し、仕事後疲れがあまり感じない日は2、3時間ほど勉強をしてから寝る等、自分自身の体の状況をモニタリングしながら行いました。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
大学生の頃の就職活動は面接が苦だと思った事がなく、比較的緊張せずに受け答えが出来ていたのですが、年齢を重ねると一つ一つの事を深く考え過ぎてしまうようになり、模擬面接でも緊張がずっと続いてその点が良くないと指摘を受けることが多かったです。
面接試験の前日に最後の模擬面接を行いましたが、考え過ぎずに笑顔で自信もって受け答えすれば大丈夫であるとアドバイスをもらい、前向きな気持ちで面接に臨むことが出来ました。模擬面接を受けるまで「ある程度完璧にしないと・・・」と思ってしまいましたが、そこまで畏まらずに積極的に模擬面接を受けることが大切であると実感しました。
他にも面接カードや受け答えの例を参考にしようと本やネット等で色々と調べると、ほとんどが新卒の人が対象となるような内容ばかりで年齢や経験に合った内容でないことが多いです。例えば、数年間だけでも社会人経験があると、何かあった時に「一生懸命頑張ります」といった受け答えだと、世の中ただ頑張れば良いという訳ではありません。「その為に自分はどう考え、どのように行動をとるのか・・・」といったような内容を今までの経験を通して話した方が面接官に響くのではないかと思います。
面接カードや質問項目はどの年度でも変わっていないところが多く、複数の自治体を受ける場合でも比較的問われる内容は変わらないと思うので、試験勉強に行き詰まった時や、ちょっと勉強を休憩しようと思った時にでも今までの自分自身を振り返ってみて受け答えを考えた事が面接合格に繋がったのではないのではないかと思います。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
公務員を目指すうえで、試験勉強は必要不可欠でとても大変だと思います。
私は初めて公務員試験を受けようと思ってテキストを見た時に、私にとっては内容があまりにも難しく、学生時代勉強が苦手で成績が良くなかった過去を思い出すと「無謀な挑戦なのでは・・・」と思っていました。しかし、実際には試験で満点取ればいいというものではなく、最低限何を理解してそれぞれの科目の比重をどうすればいいのか、といったことを踏まえながら勉強をしていくものであると知り、心の中のハードルが低くなり合格の為に積極的に勉強に臨むことが出来ました。
しかし実際に勉強をしていると、勉強場所を家やカフェで行い、職場や周りの人に公務員試験を受けることを話していなかったこともあり「孤独だな。辛いな。」と思うことが何度かありましたが、実際に試験会場に行くと、私と同じくらいの年齢の人や10歳近く年上の人もいて「私だけじゃなく、みんなも仕事しながら頑張って勉強していたんだな」と思い、自然と「負けてられないぞ！」と思うことが出来ました。なので、辛くて苦しいのは貴方だけではないということ、みんなそれぞれ色々な事情を抱えながら勉強しているんだと思うことが、孤独感や辛い思いを払拭することに繋がるのではないかと思います。
合格発表が近づくと緊張と不安が増していき、当日は恐怖感に見舞われたのですが、自分の受験番号が乗っていた時には「見間違えではないか、本当にこの番号だったっけ？」と色々な思考が出てきましたが、最終的には安堵感と、「こんな私でもやればできるんだ」という自信にも繋がりました。
今回、私は独学では限界を感じていたこともあり友人から紹介してもらったクレアールを利用しましたが、サポートがとても心強く、クレアールだけでなく紹介してくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいです。最終合格が目標ではなく、入職してから仕事をすることが目標であると思いますが、ここで勉強を頑張り合格することで自分の自信に繋がると思うので、自分自身の成長の為にも、そして公務員として勤務する未来の自分の為にも是非頑張ってください！！