■ぷんさん[最終合格先：独立行政法人国立高等専門学校機構（福島工業高等専門学校）、国立大学法人（事務職）]
■在学中に合格
■合格時の年齢：22歳
公務員を目指したきっかけや、志望した理由をお聞かせください
東日本大震災の影響で避難所生活を送る中で、市役所職員をはじめとする多くの公務員の方々に支援していただいた経験から、自身も公務員を目指すきっかけとなりました。また、自分自身の就職に対する軸として、営利に囚われず「人や社会を支えたい」という思いがあったため、公務員を志しました。志望した理由は、福島高専の魅力発信に尽力し全国から入学希望者を集い、ひいては福島高専での（学生たちの）学びを福島県の発展につなげていきたいからです。
クレアールを選んだ理由と、満足度の高かった点をお聞かせください
他の通信講座と比較したときに、一番価格が安かったからです。価格に重点を置いた理由として、周りの公務員志望者と比べて公務員試験の勉強をするのが遅くなってしまったため、なるべく価格を抑えて公務員対策がしたかったからです。満足度の高かった点は担当講師のメールのレスポンスが早かったことや、こちらの疑問点（例えば受講の進め方など）についてわかりやすく回答していただけたことです。また、憲法の上村先生と数的処理関係の林先生の授業が非常にわかりやすかった点がとても良かったです。
筆記試験の対策について力を入れたことなどがあればお聞かせください
数敵処理と資料解釈がとても苦手だったので、主にこの2分野に力を注いぎました。一方で、人文科学や社会科学などは得意科目だったため、隙間時間に対策しました。具体的には速攻の時事を読んだり、寝る前に社会科学系の問題集を数問解くなどです。国立大学法人等職員の試験対策として適している参考書は「国立大学法人等職員採用試験攻略ブック」です。過去問が記載されている他、各機関ごとの面接対策について、これまでの先輩方の情報が載っているため非常に対策しやすいことから、ベストな参考書であると実感しました。
面接試験を含む人物試験について、どのような対策を立てられていたかお聞かせください
人物試験の対策の方法としては、何度も話す練習が重要であると考えていたため、学内の就職支援課や新卒ハローワーク、友人など多くの方々に面接練習をお願いしました。また、自己PR作成に向けて、学内での取り組みやアルバイトでの活動を3年生のうちに整理して話せるようにしたこと、志望動機は自分の体験談を絡めて書くように意識しました。
受験された試験について、これから同じ試験を受ける方のために情報やアドバイスなどがございましたら、ぜひお聞かせください
国立大学法人等職員統一採用試験の一次試験は、国家一般や地方上級、市役所の教養試験の延長にあると捉えて良いです。そのため、上述した試験の教養試験を対策すれば間違いないと思いますが、さらに効率を上げるのであれば、実務教育出版が発行している「国立大学法人等職員採用試験攻略ブック」を使うと良いと思います。私自身このテキストを使って対策して一次試験突破したため、自信を持っておすすめできます。
二次試験は各機関で実施日が異なりますが、試験前に行われる業務説明会とは別に職場訪問の機会を設けている機関があれば、必ず参加するべきだと思います。
私が受験した機関は二次試験(面接等)実施日の次の日に合否連絡がわかるなど、選考結果がかなり早くわかる印象を抱きました。結果が早くわかることで気持ちの切り替えも早くできる反面、自ずと二次試験の第2次選考等も早いため、計画的に面接対策等を進めておくことが重要です。
これから公務員試験の受験・学習をお考えの方にメッセージをお願いいたします
国立大学法人等職員を志望する場合、情報があまり公開されていないということもあり、自分から貪欲に知識を吸収しにいく姿勢が重要です。私自身、業務説明会だけでは理解できなかった部分は個別に連絡し教えていただくことをしたため、自ら行動することが重要です。すべての機関ではなかったが、比較的柔軟に対応してくださったので、既卒の方などで情報が得にくい方も個別に問い合わせて情報収集をすると良いと思います。また、就職活動をしているとどうしても盲目になりがちになるため、行き詰った時には一度立ち止まって「なんとかなるだろう」と楽観視することも大切だと思います。あまり深く考えずに、楽しむことが重要です。後輩の皆さんの就職活動を応援しています。
