【公認会計士試験受験対策】煩悩との闘いをどう制するか?

1. はじめに

日々試験勉強をしていると、疲れや怠け心、誘惑、人間関係も含めたストレスに悩まされ、思うように勉強がはかどらないこともあると思います。私自身、受験生時代はもちろん、講師として教材作成などに取り組む際、様々な煩悩に苦しんできました。ブログ記事も本当はもっとたくさん書いていこうと思っているのですが、ついついサボってしまっています(^^;)

私は悟りを開いたわけでもなく、今後も煩悩に負けることはあるでしょう。しかし、同じような悩みを抱えている受験生も多くいることと思います。お互い、目標とする成果を達成し、人生を切り開いていくためには、煩悩に負け続けるわけにはいきません!

そこで今回、皆さまと共に煩悩に立ち向かっていけるよう、私なりに考える煩悩の制し方を書いていきたいと思います。

2. 受験勉強にあたって制したい煩悩

大辞林によると、「煩悩」とは、「人間の心身の苦しみを生み出す精神のはたらき。肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着など」と書かれていました。受験勉強を行っていくうえで気になる煩悩としては、次のようなものが思い付く感じでしょうか。

① 眠たい、メンドクサイ、お腹が減った…
② 勉強中にも仕事(社会人受験生の場合)や職場の人間関係に関する悩みが侵食してくる…
③ 勉強中にLineやメール、着信が来ると集中が途切れるんだよなぁ…
④ このまま勉強を続けても合格できるのかな…。もし合格できなかったらどうしよう…。

3. 煩悩を制するコツ

(1) 日常的に十分な睡眠をとる

心身のコンディションを整えるためにも、日常的に十分な睡眠をとるようにしましょう。日中に眠くなる場合は、ちょっとした仮眠をとるもの良いでしょう。

十分な睡眠をとっていることで、眠気や疲労感で集中できない、感情がナーバスとなってしまうといった悩みが軽減されていくはずです。

なかなか難しいかもしれませんが、「目覚まし時計が鳴らなくても自然に目が覚める」くらいの睡眠がとれていると、仕事や勉強に対する集中力がグッと高くなります(参考文献:千田琢哉著『自分を変える睡眠のルール』総合法令出版、2016年)。
ちなみに、実業家の堀江貴文さんは高校時代、東大に入るための受験勉強期間中は1日10時間の睡眠時間を確保していたそうです(参考文献:堀江貴文『我が闘争』幻冬舎文庫、2016年)。

(2) まとまった集中時間はネットを断つ

1時間以上のまとまった勉強をするとき、スマートフォンの着信音・通知音で集中が途切れるのは非常にもったいないように思います。そもそも、着信にすぐ対応できる状態では「没頭」することができるでしょうか?

私の場合、教材作成などで没頭したい時間は機内モードにしています。その間に着信があれば、後でかけ直しています。
緊急対応が必要な場合やそれに備えておかなければならない仕事をされている方は別ですが、着信に必ず出る・Lineやメールの即レスといったことが本当に必要か、考えてみてください。これらは、すべて発信者の都合に合わせている行為です。極端なことを言うと「他人の時間」で生きているような状況にもなります。

電話であれば着信履歴が残りますし、Lineやメールは後からでも見られるものです。資格を取るなどして人生を切り開いていこうとする皆さんだからこそ、「自分の時間」を大切にしていただければと思います。

(3) 愚痴メモ

家庭や職場などの人間関係で悩んでいる人は多いと思います。人間関係のストレスが大きく、それによる怒りや悲しみで勉強に手が付かないこともあるでしょう。

そのような場合、同じような悩みを抱えた人と愚痴を言い合うこともあるでしょうが、それだけではお互いの成長につながりません。さらに、愚痴やおしゃべりがダラダラ続いて時間を浪費してしまうことになっては本末転倒です。

他人にストレスをぶつけることもあるかもしれませんが、それがぶつけられた人にとってのストレスになることもあります。何より、あなたは自分のストレスを他人に転嫁する人になりたいでしょうか?無意識のうちに他人に攻撃的になったりストレスを転嫁してしまうこともあるかもしれませんが、なるべくそのようなことをしない人間でありたいものです。

そこで、自分の中でストレスを消化する方法も知っておくとよいでしょう。感情に振り回されない方法として、様々な本で「自分を客観視すること」(「メタ認知」ともいいます)が紹介されています。怒りや悲しみに支配されるのではなく、そのような感情を抱く自分を客観的に見ることができれば、感情の高ぶりも抑えやすくなります。

とはいっても、本当にストレスが大きい場合、頭では分かっていても自分を客観視することが難しいものです。どこかにその怒りをぶつけたいという気持ちも分かります。

そこでお勧めの方法が「愚痴メモ」です。ムカつくことや悲しいことがあったとき、そのことを紙でもワープロでも何でもいいので書き出すだけです。他人に見せるものではない(絶対に見せられない^_^;)ので、とことん怒りをぶつけるつもりでボロクソに書いても大丈夫です。文字で自分の感情を書き出す(吐き出す)と、それを客観的に見ることができます。また、いったん書き出すことで、怒りや悲しみに打ち震える時間に区切りを設けることができます。愚痴メモは、気持ちを切り替える手段としてかなり有効かと思います。

4. 最後に

今回紹介した以外にも、受験勉強をしていくうえでは様々な悩みがあると思います。しかし、悩みを克服していくことで、人は成長していくことができます。また、受験勉強で得た悩みを解決する手段は、試験合格後の人生にもきっと活かせるはずです。

私自身ももっと勉強し、今後も、少しでも皆さんの悩み解決に貢献できるような情報を提供できればと思います。ともにがんばっていきましょう!