ワンポイントアドバイス(動画)
動画内容の要旨
①シニアとして、現地の監査チームに所属する
入所5~6年目を中心に海外出向をするパターンでは、現地の監査チームに所属し、チームメンバーとして監査業務に従事します。出向先は先進国が中心で、各国の監査基準によっては、日本に比べてかなり厳しい監査の水準が求められることもあります(米国のPCAOB基準など)。
②マネージャーとして、現地の会計サービスを日系企業に販売する
入所10年目以降になると、現地会計事務所の日系企業向け営業のサポートメンバーとして海外出向することがメインになります。取り扱うサービスは監査のみならず、税務、内部統制構築アドバイザリー、不正調査など様々で、多角的な視点を身につけることができると言われています。
私が海外出向したい理由
①異文化で自分を勝負する
国や文化が異なっても、監査の大枠はほとんど変わりません。そんな中で試されるのは、監査に対する基礎的な能力と、個人としての人間力だと思います。会計士キャリアの中間地点として、一定の実力を身に着けたうえで、異なる環境で自分を勝負したいと考えています。
②監査を学ぶ
アメリカ、イギリスは、監査の歴史が長く、同じメンバーファームでも土台が異なりますし、メンバーファーム内でも監査の取り組み方が進んでいることが多いです(テクノロジーの導入、効率化の推進など)。また、PCAOB基準など、監査の基準そのものが日本より厳しい場合があり、監査でも求められる水準が高いクライアントも多く存在します。これらの環境において、監査に対するアプローチから、実際の監査の検討過程まで、監査の実力を高める機会にしたいと考えています。
質問コーナー
・具体的に、将来働きたい国はありますか?
・何年くらい海外でキャリアを積みたいなどの具体的なビジョンがありますか?
・監査法人には、どんな海外研修や海外キャリアのシステムがありますか?
・なぜ海外で働きたいと思われましたか?
・英語で監査の仕事をすることはとても難しそうに感じますが、英語スキルをどのように培われましたか?