公認会計士合格体験記「合格に向けて」小杉 豊さん

小杉 豊さん

  • 東北大学大学院 経済学研究科 卒業
目次

クレアールを選択した理由

 
私は、一般の企業で事業計画・出店戦略の立案などの経験を積み重ね、一定の達成感がありましたが、新なことにチャレンジをしたいと考え、公認会計士を目指すことにしました。

公認会計士を目指すにあたり、石井先生の本を読み、非常識合格法の考え方に共感できたためクレアールを選択しました。1年目は通信で通信ゼミにも参加し、同じような環境の方々に出会え刺激を受けつつ短答式試験合格と論文式試験の科目合格(経営学)し、2年目は通学し、ライブで授業・答練を受け、全科目合格できました。

私の学習方法など

 
私は、いろいろな方の話を伺い、実践できることを実践しました。その中で大切な点は3つです。1つ目は学習方法、2つ目は環境整備、3つ目はモチベーションの維持です。

①学習方法(バランス、キーワード、繰り返す、過去問)

 
偏差値で評価される試験ですので、まず毎日全科目に目を通し各科目をバランスよく勉強することを心掛け、理論科目などは短いキーワードを暗記し、短文やキーワードの流れで理解しました。計算科目は苦手なので立ち止まらず何度も繰り返し解くことを意識し論文式試験までに、ある程度の力を着けました。また一定の勉強が進んだ時点で、早目に短答式・論文式の過去問を見ることをお勧めします。それは、本試験を意識することで緊張感が沸き、学習方法等の見直しにつながります。以下、科目別の勉強法です。]

財務会計論

簿記の論文重点範囲を中心に勉強しつつ勉強の比重を簿記から財務諸表論へ移しました。財務諸表論についてはテキストと会計基準の「前文」「結論の背景」を中心に勉強をしました。

管理会計論

計算は短答式答練をミスなく全問解けるよう繰り返し解きました。また論文式答練では、計算に関連した理論が出題されるため、計算と理論をセットで覚えました。

監査論

監査論は、全体像を把握しながら理解し骨格を作り、短答式試験に必要となる細かい知識を覚え、その上で論文式試験対策では専門用語などのキーワードを中心に覚え文章を理解しました。

企業法

テキストや答練にでてきた条文は、条文集に全てマークし、条文集を効率的に読み返しました。短答式試験では、直前期に詰め込み高得点を取りました。論文式試験ではテキストや論文式答練を短文で要約し、その流れで覚えました。

租税法

法人税と消費税の計算は、テキストの例題と答練をできるまで繰り返し解きました。計算は、やった分だけ点数に結びつきますので授業や答練を後回しにせずスケジュール通りに進めてください。理論については、直前期の授業・答練をしっかり復習すれば十分対応できます。

経営学

試験範囲が広いため他の受験生も苦労する科目です。重要な範囲に絞られているテキストと答練をしっかり復習することで、効率的に十分合格点が取れます。

②学習環境の整備(時間・場所・人)

 
まずは時間の確保が重要で、環境は異なりますが、電車の移動時間や空いた時間など5分もあれば理論科目は復習できます。そして、勉強する場所も自宅、予備校、会社、カフェなど自分が集中できる環境を早めに確保してください。

最後に勉強仲間の存在です。切磋琢磨でき、分からないところを気軽に聞け、有効な情報交換もできるため大切です。通信講座で学習される方は、通信ゼミに参加したり、クレアールの方に相談するなど学校を積極的に活用されることをお勧めします。

③モチベーションの維持(中間目標、答練、休み、合格後のイメージ)

 
私は、答練等を短期・中期の目標にして学習に取り組み維持しました。答練をしっかりと受け、自分のポジションを把握し悪い時には、「もっと頑張らないと合格できない」、良い時には「この成績を維持しよう」と緊張感を持って学習を継続しました。

また、定期的に休みを入れました。週1回、10日に1回など人によっても異なると思いますが、『勉強を集中してやるために休む』という意識で、しっかりと休むことも重要です。
最後に、合格後にやりたいことや合格後のイメージなどを持つことでモチベーション高くして勉強を継続してください。

最後に

 
会計士試験は長期間の学習期間を必要とするため、「計算が中々解けるようにならない」「自分は本当に合格するのか」等の不安を感じますが、それが割り切れると楽になります。

また先生や合格者、クレアールの事務局の方など、多くの受験生を客観的に見てきた方に相談するのも効果的です。利用できるものは全て利用し、出来る準備を徹底すれば必ず合格できます。この合格体験記が皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。

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