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公認会計士合格体験記「通信講座で効率的に学習!」宮本 卓門さん

学習スタートから合格までの軌跡

2020年11月 日商簿記3級→合格
2021年8月  日商簿記2級→合格
2022年9月 クレアール公認会計士講座4年セーフティコース入会
2023年6月  日商簿記1級→合格
2023年12月 第Ⅰ回短答式試験→合格
2024年8月  論文式試験→合格

目次

公認会計士を志した理由

小さいころから数字に興味があったため、将来は数字に関わる仕事に就きたいと考えておりました。簿記を勉強して、企業の経済活動を数値として可視化できる会計の面白さに気づき、会計及び監査の専門家として経済社会のインフラとなり社会全体を支えることができる公認会計士の役割に魅力を感じたため、志しました。

また、公認会計士の活躍する領域として、独占業務である会計監査はもちろんのこと、アドバイザリー・コンサルティング、事業会社CFOといった幅広い分野で専門性を発揮できる点に魅力を感じたため、志望しました。

クレアールを選んだ理由

学習を開始する際に、対面講義よりも動画配信の方が自分にあっていると考えていました。私は受講開始時点で高校生だったため、対面講義を受講しても周りに同級生はほぼいないであろうと思ったほか、動画の方が効率的に学習でき、分からないところがあれば何度でも繰り返し巻き戻すことができるからです。

他の会計士予備校が対面講座と通信講座の両方を提供している中、クレアールは通信講座に特化しているため、通信講座でも十分なサービスを受けられると考えました。

また、他校と比較した時に圧倒的に低価格なだけでなく、未受講分の返金や、「トータルセーフティコース」では合格お祝い金が出る点も魅力的でした。

具体的な学習方法

私は簿記2級取得後にクレアールに入会したため、それ以降について紹介します。

簿記1級対策 

商業簿記 
山田先生の講義を視聴し、テキストの例題を回転させて計算力の基礎を固めました。テキストには参考や補足などの合格のために必須ではない情報も多くあり、全体的なボリュームが多かったため、普段は合格に必要な情報がコンパクトにまとめられた「講義ノート」を利用していました。

初めは、実際に電卓を叩いて計算問題を解くことが面倒で、読んで終わらせることも多かったですが、答練を解いてみてこの方法では全く知識が定着していないことに気づき、きちんと電卓を使い問題全体を何も見ずに完璧に解けるようになるまで回転させました。そうすると、いつの間にか、やや複雑な問題でも解けるようになっていました!

工業簿記 
2級の時に基本的な工業簿記は勉強していましたが、解法パターンを丸暗記して論点の理解を怠っていました。1級の問題は丸暗記では全く対応できないと気づき、クレアールの講義でゼロから勉強しなおすことになりました。

クレアールの講義では「どうしてこのような計算をするのか」といった本質を教えてくれるため、暗記ではなく理解で問題が解けるようになり、応用的な問題にも対応できるようになりました。

短答式試験対策

財務会計論及び管理会計論の計算分野
日商簿記1級講座で短答式合格に必要なレベルにほとんど到達していたため、応用論点の補足と、短答式試験の形式に慣れるだけでした。また、藤橋先生の連結会計のタイムテーブルの補講で紹介された下書きは強い武器になりました。

連結会計は、膨大な仕訳が発生するため、仕訳を用いて解こうとすると途方もない計算量になります。一方、タイムテーブルを利用すれば、設問になっている勘定科目の数値をダイレクトに求められるため、少ない計算量で済みます。

直観的に理解しやすい解法であるため、一度習得すれば忘れにくいのも長所です。この解法で、簿記1級、短答、論文で出題された連結の計算はすべて高得点でした。

理論全般 
アウトプットしないとすぐに忘れてしまうので、ある程度インプットが完了したらすぐに答練や過去問を解くようにしていました。解けなかったところは、テキストや基準に立ち返るようにしていました。

財務諸表論 
初めは講義を聞いて、テキストを精読するようにしていました。アウトプットしないとすぐに忘れてしまうので、ある程度インプットが完了したらすぐに答練や過去問を解くようにしていました。解けなかったところは、テキストや基準に立ち返るようにしていました。

管理会計(理論分野) 
原価計算基準は、結構細かいところが問われる割に他の受験生の正答率が高いため、重点的に対策しました。

企業法 
山本先生の講義・テキストでは、関連する論点が重複して紹介されます。そのため、テキストはやや分厚くなりますが、複数の論点を比較して相対的に理解することこそが勉強の基本であるため、理解しやすかったです。

監査論
講義とテキストで監査の全体像をつかんだのち、ひたすら答練と過去問を繰り返しました。監査論は監査の基礎理論と監査基準報告書・公認会計士法などの諸基準から出題され、ある程度出題される分野は決まっているため、答練や過去問を通じて出題パターンをつかむことが大切だと思いました。

論文式試験対策

会計学(計算分野) 
基本的に短答式試験の時に加えて対策したことはないです。計算力の維持のため、定期的に電卓を叩くだけでした。

理論全般 
短答の時は文を読んで正誤判定するのに対し、論文では自分で文章を記述します。そのため、ひたすら答案を記述する練習をしました。

財表 
論証集を回転させました。結構ボリュームが多いので、試験の5か月前頃から対策していました。

管理(理論) 
本試験2・3か月前から論証集を回転させました。

企業法 
論証集を回転させました。事例問題対応のため答練も重点的に回転させました。やっておけばよかった対策として、本試験で引けなかった条文があったため、基準集を使って頭から条文に目を通せばよかったです。

租税法 
計算は会計学と同じようにテキストの例題で基礎を固めました。理論は結論と条文番号が書ければ問題ないので、短時間で条文を引いてコンパクトに記述する練習をしました。

経営学 
本試験の経営管理分野(第1問)では、直前対策テキストに掲載されている論点からほとんど出題されたので、やっておいて良かったです。

クレアールで学習して良かった点

web講座を利用して、大学の空きコマや隙間時間に効率的に勉強できました。通信講座ですが、講師の方や事務局の方の対応が丁寧でしたので、わからないことがあったときに放置されるということはありませんでした。

特に、講師の方に直接電話で質問できる制度は、受講生数の多い他校ではあまり充実していない制度のようですので、クレアールならではのメリットです。講師の方に的外れな質問をしても、寄り添って対応してくれます。

今後の学習相談にも乗っていただけるため、講師の実際の受験経験に基づいて的確なアドバイスを受けることができます。
また、受講相談時に短期で合格すれば受講料がほとんど返金されると言われ、正直そこまで期待していなかったのですが、実際に2年で合格すると「合格お祝い金」や「未受講料返金分」という名目で入会時に払った金額のほとんどが返金されました。

日商簿記検定や公認会計士試験の受験料もクレアールが全額負担してくれるため、経済的な負担はもちろん、試験申し込み時の精神的な負担がだいぶ軽減されましたし、合格に向けてモチベーションの継続にもつながりました。

最後に

私は新卒で監査法人に入社する予定なので、この間まで監査法人の就活をしていました。多くの法人のリクルーターの方々とお話ししたのですが、どの方もとても活き活きとお仕事の話をしてくださって、会計士の仕事が楽しいのだなと感じました。

仕事だけでなく、プライベートも充実しているようで、仕事もプライベートもしっかり楽しんでいる人ばかりです。この業界の人たちってみんな活気に溢れてるなあと思いました。

そんな業界ですので、皆様におかれましても、合格後の充実した人生をモチベーションに、ぜひ公認会計士を目指してほしいと思います。
受かると人生変わった気になります!視野が広がるし、受かるまでが大変なだけにそこからの幸福度の上がり具合が尋常じゃないです!

最後にはなりますが、合格までに私のことを支えてくれた両親、大学の会計サークル及び親しい友人に感謝の言葉を述べさせていただき、合格体験記を締めさせていただきます。本当にありがとうございました。

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