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公認会計士合格体験記「最難関資格合格が人生の自信になる」K・Hさん

目次

学習スタートから合格までの軌跡

2019年 10月 日商簿記3級から学習スタート
2022年6月  日商簿記1級合格
2023年5月 公認会計士試験 第II回短答式試験→合格
2023年8月 公認会計士試験 論文式試験→ 不合格
2024年8月 公認会計士試験 論文式試験→ 合格

公認会計士を目指したきっかけ

私が公認会計士試験の勉強を始めたきっかけは、親のすすめでした。つまり、自分の意志で勉強を始めようと思ったのではなく周りのすすめによるものでした。

そのため、学習を始めた時には、公認会計士という職業がいったいなにをするのすらわかっていなかったです。
私自身がやりたくてはじめたのではなかったため勉強のモチベーション自体低く、日商簿記一級を合格するのにも3年ほどかかってしまいました。

クレアールを選んだ理由

・いつでもどこでも受けられる授業体制

私は、大学受験自体も塾に行って勉強するというよりは、オンライン授業をカフェなどで勉強するというスタイルだったので、クレアールのオンライン授業に特化した、いつでもどこでも講義を受講できるスタイルが私に合っていると思い、クレアールを選びました。

・リーズナブルの価格帯で受験料補償

他社の予備校と受講料を比較した場合、非常にリーズナブルな価格設定であり日商簿記や公認会計士試験を受験する際には、受験料をクレアールが負担してくれるため、気兼ねなく受験することができました。さらには、試験に合格するたびに合格お祝い金をもらえるため勉強のモチベーションにもなりました。

・日商簿記からの勉強を大切にするスタイル

他社の予備校では、日商簿記の勉強をあまりせずにいきなり公認会計士試験の勉強を始めるのに対して、クレアールは日商簿記の講義が組み込まれており簿記一級の勉強を終えてから公認会計士の勉強を始めるというスタイルです。

私自信、日商簿記自体の勉強期間自体が長いですが、公認会計士の勉強は簿記の基礎基本がしっかり身についていたので、計算部分が強く短期の勉強で合格することができました。

具体的な学習方法

私は、典型的な最初だけ勉強を頑張るスタートダッシュ君でした。最初は誰でも勉強を始めた動機はどうであれ、モチベーションが高いために勉強を頑張ることができます。

しかし、公認会計士試験合格までには膨大な知識量を必要とします。なので、1日で大量の勉強をするというよりは、一定の勉強を長期的に行う方が、効率的な勉強方法であると思います。

また、頭が冴えている朝には計算をして、集中が切れてきたら単純な知識暗記を多くするのが私にはあっていましたが、勉強法は人それぞれにあった方法があるので早く自分に合った勉強を見つけるのが大切だと思います。

日商簿記対策

私が思う一番大切な日商簿記の級は、3級だと思います。3級は、軽視されやすい級だと思います。私も3級の講義を受けてわかった気になって2級の勉強にすぐに移行してしまい勉強につまずいてしまいました。

3級は、それ以降の勉強を支える礎みたいなものなので充分な時間をかけて勉強をしてほしいです。勉強のモチベーションが下がる大きな原因は分からなくなることです。

◆ 日商簿記一級
日商簿記1級は、回にもよりますが、正直公認会計士試験の問題よりも余裕で難しい内容が出ることがあります。過去問を多く解くことで、形式慣れおよびそのような難問が出た時も動じなくなります。

一番大事なのは、公認会計士試験もそうですが、あくまでも相対試験なのでそのような難問が出たときには、周りとの差がつかないのでむしろラッキーと思いましょう。
一番痛いのは、周りができる簡単な問題を落とすことです。そのためにもクレアールの問題集で基礎的な問題をしっかりと解き、過去問で傾向を掴むことが大切です。

短答対策

◆ 財務会計論
私は、日商簿記一級が合格するまでは、公認会計士試験の勉強を始めていなかったので、理論の勉強が別途必要でした。
しかし、計算が簿記の勉強のおかげでかなり深くまで理解していたため理論の知識がスムーズに頭なの中に入れることが出来ました。計算は、他の受験生と比べても圧倒的にできたので得点比率の高い財務会計論で稼げました。

◆ 管理会計論
管理会計論は、過去問をとにかく解いてください。他の科目と異なり確実に時間内で全ての問題を解かす気のない時間制限となっております。
平均点も他の科目と異なり低めとなっていますので、取捨選択ができるためにも過去問が大事です。この科目も簿記の勉強のおかげで計算力はかなり高いレベルだったので理論をスムーズに入れることができました。

◆ 監査論
基本的には、テキストを読み問題を解きまくってください。監査論は、感覚で解けるという人が一定数いますが、私はそちらのパターンではなかったのでとにかく問題を解きまくって問題パターンを掴んでいました。
また、クレアールには質問制度がありますので、疑問点は質問して徹底的に曖昧なところをなくしましょう。

◆ 企業法
先ほどの監査論とは異なり、感覚の部分はなく、とにかく知っているか知らないかの知識勝負になります。
そのためテキストに書かれている図を頭に入れて問題を解きまくってください。逆にいえば、一番努力が反映されて報われる科目といえます。

論文対策

5月の短答式試験の後は、正直諦めてしまっていたため、合格した年度の対策を書きます。

◆ 会計学
計算力は、短答にプラスで新たに対策することはないので、短答とは異なる総合問題形式を問題集や答練で慣れることが大事です。管理の理論は短答の知識レベルが出るので特筆対策は不要です。

それに対して、財務の理論は短答とは異なり長い論述形式で出るので別途の論証を覚える対策が必要です。根本的な理解は必要ですが、他の科目との兼ね合いや5月短答−8月論文の方で時間がない方はとにかく機械的に論証を覚えても戦えると思います。

◆ 監査論
監査論は、典型論点と事例対策が必要です。典型論証は自分の言葉で書いた場合には、機械的に覚えている人と比べて点数が低くなるので機械的に覚えてください。

事例対策は、本試験の回によっては、実務寄りの難問が出ます。この場合は、みんな解けないので差がつかずラッキーだと思ってください。典型的な事例対策は覚えてください。

◆ 企業法
この科目は、法令基準集を引くことが大前提になります。クレアールの企業法は授業中に法令基準集を引くのが前提になっていますのでそこの部分は大丈夫だと思います。
あとは、論文対策的でインプットしつつアウトプットをおこなってください。

租税法
理論は、法令基準集を引きながら、テキストでインプットしつつ問題集でアウトプットを行ってください。さほど理論の難易度は高いものではないのでこれくらいの対策で大丈夫だと思います。
計算は、インプットを教科書で行いつつ問題集でひたすらアウトプットしてください。イメージは財務の計算と同じ感じなので同じように行ってください。

◆ 経営学
理論の問題をとにかく大切にしてください。理論を落とすととても痛手となります。計算はとにかく理解して解くにつきると思います。

クレアールで学習してよかった点

クレアールは受験料を負担してくれるため、周りと異なり高額な受験料を気にせずに受験できる点です。
また、日商簿記検定の勉強を軽視しないスタイルは、あとあとの公認会計士の勉強を円滑にしてくれます。

最後に

私の勉強を始めた理由は親の勧めであり、自分自身の意志によるものではなかったですが、最難関資格である公認会計士試験に合格した時にはとても自信になりましたし、やって良かったなと思いました。

みなさんの合格を心から祈っております。

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