「クレアールで最短合格」浅野 匠彦さん

浅野 匠彦さん

  • クレアールで最短合格

 

目次

公認会計士を志した動機

 もともと大学生のときに、所属の研究領域外の分野で手に取ったのが簿記の勉強でした。当時、日商検定に取り組み、最終的に日商1級に合格。その後、簿記の勉強から遠ざかっている中でどこかで1級に恥じないような知識や技能の維持を図りたいなと思いつつ、なかなか手を出せずにいました。今回、少し時間を使ってもう一回会計学を勉強しなおそうかという気持ちになり、目標として公認会計士試験を据えて勉強を始めました。

クレアールを選んだ理由

 監査法人等への就職が目的ではないので、予備校にかかるコストは極めてセンシティブな問題でした。数校の費用を比較して許容できる範囲内に受講料が収まっていたのがクレアールのみだったというのが第一の理由です。

 ただ、テキストが薄いことを売り文句にしていることには不安がありました。受講申込みにあたり、実際に水道橋本校に話を聞きに伺いました。アドバイザーの方にはクレアールの特色からお薦めコースについての詳細な説明をいただき、更に好きなだけ全てのテキストを見る機会を与えていただきました。もちろん、テキストの良し悪しをこの時に分かるはずもありませんが、逆に「この量だったら消化できるだろう」と思ったのが第二の理由です。

 また、申し込んだコースにあったお祝い金制度は直接クレアールを選ぶ理由にはなりませんでしたが、結果的に勉強のモチベーション維持に有効でした。

科目別学習法

●財務会計論・管理会計論

 会計科目は、手を動かして計算ができるようになること、テキストを読み込んで理論体系を理解すること、その正攻法であって特別に学習法は意識していなかったと思います。財務諸表論と管理会計論は音声講義を一回聞いたものの、基本的に講義視聴のウエイトは小さく、テキスト読んで演習しての繰り返しで進めました。

●監査論

 監査論は独学していた時に参考書を読んでも全く理解できなかった科目でした。その反省から映像の講義をしっかりと見ました。そのあとテキストを熟読し、もう一度ビデオ講義を確認するなど講義の理解を重視しました。監査論の講義は、エッセンスを綺麗にまとめ上げられた良質な講義だったと思います。

●企業法

 クレアール申し込み前に受験した時の企業法の理解は、何となく分かってそうで重要なポイントがどこか分かってないという状況でした。

 企業法も音声講義を聞いてテキスト熟読というところから講義中心に学習を含めました。音声講義は抑揚の付いた楽しい講義になっていて、隙間時間と呼ばれる通勤時間等に聞くのに最適でした。テキストも漏れなくかつ洗練されていたと思います。

上記4科目の短答・論文対策について

 短答対策は、答練には手を付けず過去問集をひたすらに解きました。クレアールの過去問集は単元別問題集の形をしているので、通常の問題集のように時間を計って解きました。計算は2周できたかどうかでしたが、理論問題は肢を覚えるレベルまで何度も解きました。

 論文対策は対策講義テキスト(=理論問題集、監査論のみ答練)に取り組みました。特に企業法はテキストの解答の論理や言い回しを覚えることに注力しました。

●租税法

 租税法は5月短答が終わってから手を付け始めました。映像の講義を全て見てテキストの例題も2-3周というセットに集中して取り組みました。ここがクレアールの非常識合格法の利点が発揮されたところでしょう。6月頭から始めても1ヵ月半か2か月くらいで何とか終わらせることができました。演習はテキストの例題に加えて答練で経験を積みました。

 また、租税法の論文直前講義(及びテキスト)はとても役立ちました。理論問題の解答作法を効率的に身に着けることができるセットでした。

●経営学

 テキストを何度か読み、答練や例題を使って演習しました。理解はあまり深められませんでしたが、試験では合格点には達することができました。

クレアールで良かったこと

講義をいつでもどこでも視聴できる

 決まった時間の教室講義ではないので、講義を受けるタイミングや順番を好きに変えることができます。そもそも、勤務時間が教室講義に合わなければ教室講義コースは選択肢に入らないですが。同様に、出張先でもインターネット環境さえあれば講義を見られるので出張期間も無駄にならずに済みます。

 さらに試験間際になれば、校舎への移動時間さえ惜しくなりますが、講義答練問わず自宅でできることは良かったと思います。また、確認したくなった時に講義を簡単に再視聴したりすることができるのもメリットのひとつです。

テキストや音声のファイルが一般的なファイルフォーマットでアップロードされている

例えば、web視聴可能であったり、webテキスト使用可能であったりしてもスクールのアプリ内限定とかだと使いにくいでしょう。

 クレアールの教材はmp3とpdfなのでいつも使っている音楽プレイヤーやタブレットなどを使うことができます。日頃慣れているアプリケーションを使えますし、使うアプリケーションの選択の幅も広いことになるので、自分に適切な勉強方法を選択することができます。

学習の進捗度合いを拘束されない

 受講申込をすると担任がアサインされます。私の場合、最初の挨拶のメールを除けば、後にも先にも担任とコンタクトしたのは祝勝会の場だけです。クレアールの5月短答対策の答練は3月頭くらいから始まります。しかし、2月頭から学習をスタートしたので到底答練に間に合わない状況でした。答練の優先度は低かったので私は後回しにしました(そして結果として、ほとんど解いていません)。

 全く答練を提出していないという状況を担任は把握していたでしょうが、私がやりたいように(必要と考えていた)勉強をしっかりと進めることができました。それぞれの人の勉強の進め方を尊重する考え方がクレアールにはあると言えます(もちろん、こちらから何かご相談することがあれば丁寧に対応いただけたと思います)。

お祝い金制度

 受講申込み時はもらえたらラッキーくらいにしか思っていませんでしたが、モチベーションを高めるのに有効でした。5月の短答が終わってさぁ論文となったときに、目の前には手つかずの租税法と経営学。「今年の論文は準備時間足りないからしょうがないか」という思いが纏わりつきます。そんなときに「ここで合格すればお祝い金もらえるのか!」と思えば、意地でも勉強を間に合わせることができました。

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