Read Article

公認会計士合格体験記「クレアールの非常識合格法で合格」清水 光貴さん

清水 光貴さん

公認会計士を目指した理由

私は大学入学当初から公認会計士という職業に興味はあったものの、難関試験であることに恐れ、なかなか勉強を始めようという決心が起きませんでした。その後しばらくしてから、大学の講義で企業が今日の社会でいかに重要な存在意義を有しているか気づかされ、企業の存続、成長を支える人材になりたいと思うようになりました。そのためには監査業務を通して企業を細部まで把握し、なおかつ財務をはじめとする専門知識を持ってアドバイザリー業務をすることのできる公認会計士が私の目標を実現することのできる最善の選択肢だと思い、目指すことにしました。

クレアールを選んだ理由

① 受講料が他の予備校に比べ半額程度と安価だった
② 非常識合格法の考え方に共感した

非常識合格法について

「非常識」と銘打ってはいますが、私としてはクレアールの勉強方針が非常識だとは全く感じません。「基礎を徹底し、受験者皆ができる論点を同じようにこなせるようになる」という勉強は、試験合格という目標に関してはとても合理的だからです。その基礎という中でも特にクレアールで重要視されているのが簿記です。私は会計士講座を受講してからも半年は簿記の勉強しかしませんでしたが、結果としてここで簿記を徹底して学んだことが論文式試験まで効果を発揮しました。

講義、答練の取り組み方

・講義について

初学者の方が特に心配されるのは講義の受講についてだと思いますが、私は最初のうちは復習よりも「講義をスケジュールに沿って受けること」が何より重要だと思います。クレアールが他の予備校に比べ学習範囲が少ないとしても、公認会計士試験はそもそもの量が膨大なため、講義を受けることが後手に回ってしまうと最悪試験本番に間に合いません。

クレアールではWEBで講義を何度でも視聴でき、かつスピードも自分に合わせて調整することができるため復習用に用いることもできます。私は復習の際に少しでもわからない点があれば講義を再視聴し、先生の言葉を一字一句聞きとり理解するよう努めました。

・答練について

答練を受けることは非常に大事です。答練で日々の勉強のアウトプットをすることができるのはもちろんですが、私はそれよりも答練を受けることで「時間感覚」や「問題の取捨選択能力」をつけられることの方がより重要だと思っています。短答式も論文式も時間との勝負ということが言えます。限られた時間の中でいかに自分の解ける問題、解くべき問題、解く必要のない問題といったことを見抜く力が合否を分ける大きなポイントの一つです。

私は答練を最低3回は時間を測って取り組むようにしていました。3回も解けば自分がどの論点を苦手とするかが把握できるので、その後はミスの多い問題や押さえておくべき問題をピックアップし、その問題を中心に解くようにしました。

私は答練を解くことは特に短答対策に有効だと思います。というのも知識が定着していない段階にこそ答練を数多く解くべきだからです。テキストを何回読み込むよりも答練で一度でも問題形式として目に触れる方が記憶に圧倒的に定着しやすいです。「インプットが不十分だから」と答練を解かずにそのままにするのはやめましょう。私が実際そうしてしまい、試験本番で全く太刀打ちできなかった経験があります。

5月短答合格でも8月論文で合格するために

5月短答式合格の人でもその年の論文式試験に合格できる可能性は大いにあります。
「論文の練習をする時間がとれない」「租税法と選択科目に時間を割けられない」と12月の短答に不合格になった時点で諦めてしまう人も多いのですが、5月の短答に合格される人は「短答の科目に関しては十分に勉強している」「論文式試験までその緊張感やモチベーションを維持することができる」というアドバンテージがあります。

たしかに私も12月の短答式に不合格になったあと、租税法と選択科目(私の場合経営学でした)の勉強も始める一方で短答式の対策をしなければならなかったため、論文対策の勉強をする余裕はほとんどありませんでした。しかし5月の短答式4科目を十分に勉強さえしておけば、短答後の残り3か月の期間を租税法と選択科目に集中して勉強することができます。また、他の会計学、監査論、企業法についてはそれまでに十分な知識がついているはずですから論文の答練を繰り返せば合格レベルに達することは可能です。

私は結局租税法に苦手意識を持ったまま本番を迎えたのですが、論文式試験の合格発表後に発送された成績通知書を見てみると、会計学で科目合格をとれる得点だったため苦手をカバーできていたことがわかりました。

今思い返すと、私はむしろ5月短答で合格したからこそ、時間がない中で最低限何をすべきか把握することができ、おかげでその年の論文式試験に合格できたのではないかと思います(かといって12月の短答式をおろそかにしていいわけではありません。論文式試験までの期間を考えると12月短答合格者の方が有利なことは確かです。)。

最後に

合格体験記を読んでいるとモチベーションが上がる一方、「自分は環境的に苦労しているわけではないのになぜ合格しないのだろう」と落ち込むことがありました。しかし、実際に合格された方とお話しをしてみると多くの人が同じ悩みを持っていたことがわかりました。誰がどのような状況で、どのように勉強し、どれだけの点数で合格したか、ということは受験生の方には参考になります。しかし合格後、働くことになってからはほとんど関係ありません。周りの人に影響されず、自分の意思を強く持って勉強を続けてください。「公認会計士になりたい」という強い信念さえあれば合格は決して不可能な試験ではありません。

Return Top