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公認会計士合格体験記「会計知識ゼロからの合格体験記」長嶋 陽宏さん

長嶋 陽宏さん

  • 日本大学 生物資源科学部 卒

はじめに

私は大学を卒業し、営業職に就いていました。高校や大学でも、勉強ときちんと向き合ったことがないため、「勉強が嫌い」というタイプで、どこにでもいそうなごく普通の人間ですが、簿記3級から含めて1年3カ月ほどで幸運にも2009年の短答式試験および論文式試験の一括合格を達成できました。

クレアールアカデミーに入学した理由

私は会計士試験の受験を決意してから、大手予備校をはじめ、たくさんの学校に質問、資料請求をしました。端的に「1年で合格可能か」と各予備校に質問すると、他の予備校は「今からのコースがありません。」の答えたのに対し、クレアールは「難しいですが、頑張れば何とかなると思います。」と答えてくれました。また私の状況に合ったコースをすすめてくれたことが入学の最後の決め手となりました。

非常識合格法について

私は会計士試験の受験期間中、合格を目指すというより、不合格リスクを減らすという考え方で勉強をしていました。試験というものはどんな優秀な受験生も少なからず不合格となる可能性はあると思いますし、逆にどんなに普段の成績が悪くても、本番で合格する可能性はあると思います。ここで、リスクをどのように低減するかを考えて、監査論、租税法、管理会計、財務会計、企業法、経営学の各科目の学習計画を立てました。
会計士試験の短期合格を考えた場合、全試験範囲の細部まで手をつけられるほど試験範囲は限られておらず、取捨選択のなされている教材を使うことの意義は大きいと思います。実際他校の公開模試などを受けると、クレアールの教材の少なさ、薄さを実感します。非常識合格法の提唱者である石井先生の作成した薄いテキスト(財務諸表論)は実際に私の合格に大きなアドバンテージをもたらしてくれたことは事実です。
クレアールのもうひとつの特徴的な勉強法がスピーチです。これは徹底した暗記と、その暗記を声に出してアウトプットの練習をするという方法です。こちらも学習効果が非常に高いものでした。

具体的な勉強方法

■簿記講座~会計士講座(6月~12月)

会計士試験における計算科目は簿記、管理会計、租税法および経営学のファイナンス分野です。クレアールは、まずは計算科目を固めるスタンスで簿記講座から会計士講座へと進む形式であるため、簿記検定向けの講義から始まりました。私が勉強を始めたのは2008年6月1日からで、簿記の1級の講義を見終わって、公開模試を解いてみたのが9月に入ってからです。
私は簿記1級の合格も本気で狙っていたので、6月~11月までは理論科目の講義や答練は受けつつも一切復習せずに80%以上は簿記と管理会計の勉強に時間を費やしていました。勉強内容はテキスト・問題集・答練です。残念ながら11月の簿記1級は67点で3点足りずに不合格となりましたが、確実に成績も上向き、情報量の多い会計士講座の答練を受けている意義を感じたので、気合いを入れなおして年明けまでひたすら簿記と管理会計に没頭しました。
それと同時に簿記1級の試験後から理論科目のスピーチを始めました。今まで怠っていた理論科目の復習の意味ですが、計算科目の勉強量を減らさないように家のお風呂などで暗記し、年末まで毎日1~2時間ほどスピーチを行いました。

■1月~2月

1月は講義が少なかったので遅れていた理論科目や論文式試験だけの科目である租税法や経営学にも手を回すことができるようになりました。
2月は講義が応用期に入り、カリキュラムも増えて行きました。講義、答練、復習、スピーチを消化するのが大変でしたが、どの科目も答練の成績は上向き始め、ある程度成績上位者にも名前を出せるようになりました。また、相対的に一番成績の悪かった財務諸表論の基本テキストを2月一杯で完璧に覚えました。おかげで足を引っ張るリスクを早期に削減でき、短答式、論文式ともに得点源とすることができました。

■3月~短答式本試験

計算科目は一度テキストに戻って細かい論点を拾い、あとはひたすら短答式答練に特化しました。計算過程をケアレスミス等を含め一切間違えずに解くことを心がければ、スピードと精度の向上が可能になると思います。
理論科目は3月末まではスピーチを行い、論文式答練もカリキュラム通りに消化し、4月に入ってからは答練やセレクトを使用して短答式試験に特化、肢を切る練習に切り替えました。
この時期に公開模試を受けることになりますが、他校の公開模試はもちろんE判定、クレアールの公開模試も、1回目はD判定、2回目でようやくA判定になりました。そして本試験の結果はギリギリの354点。初学者は追い込みで相当な伸びが期待できるので、絶対に最後までやり切ってください。

■短答式本試験~論文式本試験

論文式試験のみの科目である租税法に約1週間、経営学に約3日特化期間を設けて、足切りリスクの低減に努めました。分かりづらい部分や特殊な論点はノートにまとめることでアウトプットの練習と知識整理を行いました。この間、計算科目は一日一答練を解くだけです。論文式試験の公開模試はクレアールでB判定、他校はE判定でした。他校の結果は全く気にしないで大丈夫です。
論文式本試験は、素点で半分もできていないと思っています。それでも相対評価なので合格することがあるのです。やはり、各科目をバランスよく仕上げることが合格への一近道なのではないでしょうか。

最後に

これから勉強をはじめようとしている方々、また、勉強中の方々、この試験は初志貫徹できれば必ず合格できます。躊躇することや戸惑うことがあっても、クレアールを信じてカリキュラム通り突き進んで行ってください。

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