先月、東京で開催された世界陸上、大舞台の熱狂を、私も現地で全身に浴びてきました!
テレビでは伝わらないスピードと、会場の爆発的な一体感を味わった感想を具体的な種目とともにレポートしたいと思います!
私が観戦したのは、男子マラソン、9月17日夜、大興奮のドラマが詰まった最終日の9月21日です。
男子マラソンの興奮
世界陸上の華、男子マラソン。早朝のスタートにも関わらず、沿道には多くの観客が詰めかけ、ものすごい人だかりになっていました。
このブログ記事でご紹介した、元チームメイトのヴィンセントを応援するため、私も早朝からマラソンコースに駆けつけました!
そんなヴィンセントですが、まさかのフライング!非常に珍しい珍事の張本人はなんとヴィンセントでした(笑)。失格にならなくて本当によかったです。
そんなヴィンセントが先頭で走っている姿を沿道でばっちり応援することができました!
世界の舞台で堂々と走るヴィンセントを目撃し、感極って泣いてしまいました。
ヴィンセントは前半こそ先頭を走っていましたが、後半は失速してしまい、終盤の優勝争いには絡めませんでしたが、先頭を走るヴィンセントを沿道で応援することができて本当によかったです!
スタート直後から先頭を走り、テレビにもしっかり映っていましたので、認知して応援してくれた人も多かったのではないでしょうか!?
また、日本選手は惜しくも入賞を逃しましたが、沿道の応援はものすごく、粘り強い走りにとても感動しました!
先頭集団に食らいつき、全身全霊をかけて走るランナーたちから、たくさんの感動とエネルギーをもらいました。
9/17のナイトセッション
大会中盤、大会5日目の9月17日夜の国立競技場。この日は、メインとなる決勝種目だけでなく、決勝へ進むための予選・準決勝の緊迫感も味わえました。
この日の見どころの一つは、男子・女子200mの予選と、男子・女子400mハードルの準決勝。
世界トップ選手の走る姿は本当に見応えがありました。
テレビの画面からでは伝わらないスピード感は一見の価値があります。また、とにかく一歩一歩が大きく、ただただその走りに見惚れていました。
また、トラック競技の合間には、女子棒高跳や男子走幅跳、男子やり投といったフィールド種目が同時並行で行われており、トラックを見てはこっちを見て、次はこっち、という感じで、観戦する側は大忙し。盛り上がりも最高でした!
特に、フィールド種目はテレビと現地で見るのとではまったく違います!
走幅跳は「跳ぶ」ではなく、「飛ぶ」が相応しいほどの滞空時間だったり、やり投はトラックの隅から奥まで凄い勢いで槍が飛んでいきます。
同じ人間とは思えない身体能力と技術に感動しました!
リレーの熱狂!フィナーレの9/21
大会最終日、9月21日。この日は、様々な決勝種目が行われましたが、なんと言ってもリレー種目が凄すぎました!大会最終種目となるリレー種目を現地で観戦してきました!
フィナーレを飾ったのが、4×100mリレー決勝と、4×400mリレー決勝。
特に男子4×100mリレーは、日本チームのメダルへの期待が会場全体を包み込みました。チーム紹介の際は大歓声が湧き上がり、とても興奮しました!
一瞬で終わるレースの中で、あっという間のバトンパスやアンカーがゴールラインを駆け抜ける瞬間は、全身の血が沸き立つような興奮でした。
また、男子4×400mリレーでは、世界陸上3連覇中のアメリカと実力者が揃ったボツワナとの一騎打ち。特にボツワナは、個人種目の400mで優勝したケビナツヒッピを始め、決勝に残った3人と100m、200mの実力者テボゴというドリームチーム。
スタートからデッドヒートが繰り広げられ、とても盛り上がりました!
後半には、400m世界記録保持者で南アフリカで走ったバンニーキルク選手が3走で驚異的な走りで追い上げ、アメリカ、ボツワナ、南アフリカの三つ巴のアンカー対決に。最後の最後まで目が離せない展開にとても興奮しました!
まとめ
現地観戦の醍醐味は、テレビからでは感じられない緊迫感や熱意を全身で受け止められます。あのスピード感、歓声の大きさ、会場の一体感は、現地に足を運んだ人だけの特権です。東京世界陸上を現地で観戦したこの3日間は、私にとって一生忘れられない経験となりました。
素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたアスリートたち、そして大会を支えてくださったすべての関係者に、心から感謝を申し上げます!ありがとうございました。


