公認会計士を目指したきっかけ 公認会計士合格者 後沢広大

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自己プロフィール

私は、高校から陸上部に所属し、長距離種目に打ち込んでいました。高校時代にはインターハイには出場できなかったものの、大学時代には箱根駅伝で2区(鶴見中継所から戸塚中継所までの23.1km)を走りました。大学卒業後は実業団選手としてYKK株式会社に入社し、競技中心の生活を送っていました。社会人になってからはニューイヤー駅伝やマラソンに出場しました。

実業団選手として4年間所属しましたが、ケガの影響もあり競技生活を引退しました。引退後は会社に残る形で新たな社会人生活をスタートしました。その後、社会人として働く傍らで公認会計士試験の勉強を始め、働きながら公認会計士試験に合格しました。現在は、監査法人に転職し監査業務に携わっています。今回は競技引退後、ゼロから勉強をスタートしたわけですが、公認会計士を目指した経緯についてお話したいと思います。

簿記の勉強を始めたきっかけ

競技を引退する際、私はこれまで競技しかしてこなかったので、その後の自身のキャリアにかなり不安になりました。職場の同僚は仕事で成果を出し始め、中には海外赴任をして活躍している人もいました。

私が配属された部署は、工場の生産管理や海外子会社と輸出入のやり取りをしている部署でした。海外子会社とのやり取りが多かったこともあり、将来のキャリアが不安だった一方で、海外で仕事をして活躍したい!と強く思うようになりました。

また、そんな職場だったこともあり、毎年、複数の人が海外出向をしていました。そんな人たちから海外生活の話を聞く機会が多くありました。ちょうど海外出向から帰国してきた方から「海外では英語が話せるのは当たり前。そんな中で活躍するためには、語学以外にひとつ、専門スキルを身に付けるのが大切だよ」という話も伺いました。そんなこともあり、私も何かスキルを身に着けなければ!と発起し、会社の仕組みや原価計算を学習することができる、簿記の勉強を始めました。

簿記の学習を開始してから公認会計士を目指すまで

簿記2級の勉強を始めたあたりから、勉強した内容が日常の業務で活かせる機会が多く出てきました。私は公認会計士試験に合格するまでは工場の生産管理の仕事をしていました。一見、簿記とは関係ないように思えますが、実地棚卸の業務と会計との一連の繋がりや工場で発生する加工費の取り扱い方など、自身の行っている業務と会計との繋がりがわかるようになりました。また、製品在庫の増減や工場の稼働率の良否が会社にどのような影響を与えるのか、会社の経営活動の理解にも役立ちました。それをきっかけに仕事も面白く感じるようなったり、経理や生産現場の方々とのやり取りが円滑に進めることができるようになり、仕事のやりがいを感じるようになりました。こういった意味でも、簿記の勉強をしてよかったな、と思います。

そのような経験もあり、最初は勉強するのが億劫だったのが、もっと会計の勉強をしたい!と思うようになり、勉強にのめり込んでいきました。そんな時に、クレアールに公認会計士講座の受講相談をしたところ、学生時代に箱根駅伝を走ったり、厳しい練習を乗り越えた後沢さんなら必ず合格できるから、是非クレアールの公認会計士講座を受講してほしい!という後押しもあり公認会計士を目指すことにしました。

また、生産管理という職種は工場において、生産現場の司令塔のような役割です。製品在庫の状況や国内外の先行の受注状況など、先々のことを見越して生産計画を立案し、工場が計画通りに生産・稼働できるよう調整・統制を図ります。上級職になると、工場の稼働カレンダーや人員計画、会社の予算計画に関わったりもします。そんな役割を担う人が、会計のスペシャリストであり、企業全般のことを理解している公認会計士の資格を持っていたとしたら、物凄く価値のあることなんじゃないか、と思ったのも、公認会計士試験を目指す動機になりました。仮に試験に合格できなくても、それまで勉強してきたことは今後のキャリアで必ず活かすことができる、と前向きに考えることができました。

おわりに

公認会計士試験で勉強した知識は、今後のキャリアを形成していく上で様々な場面で活かすことができると思います。それは経理部門や財務部門などの会計と密接に関わる職種だけに限らず、どの職種にも当てはまることだと思います。

今回は最初のブログ投稿ということで、自己紹介も兼ねての投稿にしてみました。今後も定期的に更新して有意義な情報を提供できたらと思いますので、よろしくお願いします!

自身の受験生時代の経験や勉強方法はもちろん、競技生活時代の話や箱根駅伝やランニングに関する投稿もしたいと思っていますのでお楽しみにしていただけたらと思います!

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