目次
ワンポイントアドバイス(動画)
動画内容の要旨
①経営学
理論分野は、経営資源の配分が論点となるため、財務諸表の資産に影響します。監査においては、経営者とのディスカッションなどの監査計画(ビジネスリスクの理解)に関連します。
計算分野は、負債の時価評価、企業価値評価など、負債・純資産に影響します。これらはM&Aアドバイザリーにおいて、デューデリジェンスやバリエーション業務に直結する知識になります。
②統計学
監査においては、サンプリング手法に影響すると思います。M&Aアドバイザリーのバリエーション業務における感応度分析などは、統計学の範疇になると思います。
③民法
監査、財務アドバイザリー業務においての関連性は存じませんが、法律科目という意味では、会社法、税法以外の法律に興味を持った方が、公認会計士を取得した上で弁護士を目指すというパターンが稀にあります。様々な法律が関係する企業買収などでは、両方の資格を持っていると専門家としてかなり価値があるようです。
④経済学
今回は割愛します。
まとめ
結論としては、どの選択科目を選んでも会計士キャリアに大きな影響はありませんが、合格後の必要に応じてその分野の勉強を進めていくという姿勢が大切だと思います。