はじめに
今回は私のプライベートも交えた記事を投稿したいと思います。監査業務の繁忙期もちょうど終わり、8月に長い長い休みが取れました。今回は監査法人の長期休暇について執筆したいと思います!
監査法人は長期休暇を取れる!?
会計士は忙しくて大変、というイメージを持たれている方も多いかもしれません。世間の印象も同じなのではないかと思います。
確かに、繁忙期と言われる決算の時期は大変忙しくなります。土曜日の稼働は当たり前、世間はゴールデンウィーク真っ只中でも、会計士は稼働している人がほとんどなのではないかと思います。私は1年目ということもあり、2日間の休みがありましたが、その間に稼働している先輩がおり、申し訳ない気持ちになりました(笑)
このように繁忙期がある一方で、監査法人には閑散期もあります。それはスバリ8月です!
長期休暇が取れるのは8月!
なぜ8月に長い休みを取得できるかというと、3月末決算の会社の期末監査では、目安として大体6月中に監査意見を提出します。
では、それが終わった6月~7月が閑散期なのかというと、そうではありません。
実はその後、間髪入れずに第1四半期のレビューが始まります。それが8月の頭くらいまでかかることが多いため、第1四半期が終わった8月が閑散期になることが多いのです。
ちなみに、今年度から四半期レビューは廃止され、会社は任意で監査人にレビューを受けることができることとなりましたが、会社は決算短信を開示する都合上、監査法人は意見は出しませんが、今までと同様に一定のレビュー手続を実施します。
また、半期や期末監査に向けて、四半期で重要な取引があった場合には、当該取引の妥当性の検討や関連する証憑の閲覧を実施したりします。
なので、四半期レビューが廃止されたとはいえ、
実務への影響はそこまで変わらないのではないかなと思います。
何日くらいの休みが取れる?
私は世間のお盆休みにプラスして、もう1週間ほど、今年は合計で2週間ほど休みを取ることができました。
監査法人も8月が閑散期であることを認識しているのか、お盆の期間の前後は有給取得の推奨をしており、有給を取得しやすいです。また、周りのみんなも長期で休みを取る方がほとんどなので、有給を取得しやすい雰囲気があります。
私が前職で働いていた会社では、毎年お盆の期間は休みのことが多く、9日ほど休みだったと思います。
9日間も休めるなんて、なんてホワイトな会社なんだ!と当時は感激していましたが、今年はそれを超える日数の休みを取れたので大満足です。
長期休暇の過ごし方
会計士試験の勉強を始めてからは長期休暇の間も遠出することはなく家に籠って勉強していたので、今年は久方ぶりに出かけることができました!
今回の長期休暇では、長野県の上高地と岐阜県の飛騨へ行ってきました。私は長野県の出身ですが、上高地も飛騨も1度も行ったことがなく、とても満喫できました。
日本各地で40℃近い気温が観測されニュースになっている最中、上高地では日中も20℃前後で快適に観光することができました。日差しは強いものの、ハイキング中に「暑い」という感覚は全然なく、避暑地としては絶好の場所です!
夜は奥飛騨の平湯温泉に泊まりましたが、エアコンを入れずに窓を開ければ涼しい風が入ってくる環境で、温泉と避暑の両方で体を癒やすことができました。
翌日は岐阜県にある、くま牧場と飛騨大鍾乳洞へ行ってきました。
くま牧場では、なんと子熊を膝に乗せて記念撮影をすることができるブースがあり、ビビりながらも子熊と記念撮影できました。
また、飛騨大鍾乳洞は探検心をくすぐられるようなとても長い洞窟で、鍾乳洞もしっかり見ることができました。特徴的な形のものにはそれぞれ名前が付されており、自然の神秘的な造形を直で見ることができました。そして、洞窟内の気温はなんと14℃!半袖で入ったらとても寒かったのが印象的でした。
おわりに
今年は1年目ということもあり、大変長い休暇を取ることができました!
ある先輩は、8月の長期休暇があるから、忙しい繁忙期も頑張れる、と言っていた方がいました。それだけモチベーションにもできる監査法人の長期休暇。来年以降は海外へ旅行することも視野に入れながら、日々精進していきたいと思います!