H.Hさん
宅建士を目指した理由
新卒から不動産業界で働いていましたが、取り扱いが自社物件のみであったため、宅建を持っていなくても業務に支障はありませんでした。転職を検討し始めた頃、求人検索をすると不動産業界は宅建士資格を必須条件にしている会社が多く、満足のいく転職をするために取得を決意しました。
1度目の受験はテキスト1冊のみで独学で受験し、33点。うまく要点だけをまとめてあるテキストのみでは限界があると感じ、オンラインで動画による受講ができるスクールを探しました。クレアールにした決め手はテキストです。カラフルなテキストが苦手なので、シンプルかつ要点がまとめられている点が理想通りでした。
学習の進め方と工夫したこと
基本は動画を見ながらテキストを読み進め、演習問題を解くことを繰り返しました。動画は集中して観るというより、料理をしながら、お風呂に浸かりながら等、“ながら観”が多かったですが、語呂合わせ等は耳で聞く方が覚えやすかったです。勉強する順番ですが、民法が苦手な自分は権利関係から勉強してしまったため、乗り気になれず勉強のリズムが作れず時間がかかってしまいました。宅建業法が1番実務に関係があり、興味や学習意欲が湧きやすいかと思いますので、権利でつまずいた方は先に宅建業法の学習を進めることをお勧めします。
一通り学習が終わった後で、CROSS STUDY(クロススタディ)を使って問題演習に取り組みますが、問題を間違えたらテキストの該当箇所にマーカーを引くことを繰り返しました。テキストの内容は要点だけでなく細かい情報も網羅されているので、マーカーが引けないということはなく、何度もマーカーを引く場所は繰り返すうちに記憶するようになりました。
演習の正解率が7〜8割程度になったところで予想問題に取り組み、間違えた箇所に印をつけて何度も解くようにしました。予想問題は本番同様2時間で集中して解くことを経験するいい機会なので、普段の勉強場所とは異なるカフェやファミレス等で取り組むようにしていました。
最後に
振り返ってみると1度目の受験で落ちたのは、毎度雰囲気で解いていた問題があったことだと思います。“なぜ”その答えになるのかきちんと理解することが必要で、クレアールはそのための学習に向いていると思います。また、宅建士試験自体は問題文をいかに正確に読めるかが重要になります。問題文の中にキーポイントを見つけたら、自分なりの印をつける等の“解き方の訓練“のようなものを演習の時から意識するといいかもしれません。
計画通りの勉強ができれば理想ですが、自分はあまりスケジュール通りには勉強を進められませんでした。その分勉強できる時にしっかりやることで合格できましたので、うまくいかない時があってもどこかで調整しながら取り組めば合格できると思います。30分の講座だと長いと感じる日はCROSS STUDY(クロススタディ)の問題を数問解くだけでも十分だと自分を褒めてあげてください。応援しています!