Y.Sさん
宅建士を目指した理由
自身の将来を考えた際、独立の願望があり「不動産鑑定士」になろうと決意した。まずは、友人の勧めで不動産系の資格の登竜門である、宅建の資格取得を決めた。
予備校選びのポイント
比較サイト『my best』からクレアールが試験出題内容のカバー率が高いこと、その一方で受講料が比較的安いこと、質問回数に制限がないことの3点からクレアールで通信講座を申し込んだ。
クレアールで学習して良かった点
質問回数に制限がないこと。分からない点をそのままにせず、解決することができた。申込の際、通信講座受講が初めてだったため、分からない点がしっかり解決できるかが不安だった。しかし、何回でも質問できるため、その不安はなかった。
学習スケジュールについて
振り返って、試験日まで余裕があるなら、民法→宅建業法→法令上の制限・税で進めた方が良いと思った。宅建業法を先に勉強しても良いが、民法特有の用語が出てくるため、民法を先に勉強した方が理解は進むと思う。
学習を進めるポイント
石川講師もおっしゃっていたが、理解することだと思う。テキストを読み込むより、問題集を進めた方が良いという方もいる。しかし、理解しないで問題集を解いてもそれは問題の答えを暗記しているだけになってしまう。
私は4月末から勉強を始め、8月中旬までテキストをメインに学習していた。テキストを何周も読むことで、バラバラだった知識がリンクし、今まで理解出来なかった点が理解できるようになったことが多々あった。その後、問題を解く際も「なぜこの選択肢は誤りなのか」を考察することで理解や周辺知識を深めていった。
また、自分が勉強に集中出来る場所を探すことも勉強を捗らせるためのポイントだと思う。私は高校生の時から現在に至るまで通学・通勤時間が一時間以上あるため、電車内で勉強することが習慣になっていた。そのため、現在では、電車内が一番集中できる勉強空間となっている。
私は大学在学中に総合旅行業務取扱管理者の資格を取得したが、講義以外はほとんど片道一時間半の通学時間で勉強し約半年で資格を取得できた。なお、私は図書館での勉強は合わなかった。静かなため、模擬試験の実施には良いが、飲食禁止のところが多くスペースも狭く他人との距離が近いため自習には不向きだと感じた。
仕事との両立
私は夜勤の仕事をしており、約2時間毎に50分~2時間程度の休憩がある。資格勉強をする前、社員と話したりスマートフォンや読書など自分の時間を過ごしたりしていたが、試験勉強中は多くの休憩時間を勉強に費やした。社員の多くが資格試験の勉強をしていることを知っていたので、応援してくれる方がほとんどだった。
会社の同期や先輩にも宅建取得者はいるが、私と同じように仕事の休憩中に誰とも話さず勉強していた方、有給休暇を取り勉強に励んだ方がいた。また、夜勤で仮眠時間があったが、その日にやると決めた内容が終わっていなければ寝る前にも勉強した。
モチベーションの維持、気分転換
勉強漬けにならないように心掛けた。試験直前期の休みはほとんど勉強に費やしたが、私の一日の勉強時間の限度は5時間半だった。それを超えて勉強しようとしても、頭が真っ白になり、時間が無駄になった。そのため、一日の勉強時間が5時間半を超えたら自分をリラックスさせることに専念した。また、ずっと勉強だと疲れてしまうので、定期的に友人と飲みに行ったり、一人で日帰り旅行をしたりし気分転換を図った。