合格体験記「『パラレル学習法』は、知識の定着を図るために非常に役に立ちました」川崎 雄太さん

(一発合格)川崎 雄太さん

目次

なぜ宅建士を目指したか

工務店で働いているのですが、家のコーディネートをする中で、土地についても見識を深め、お客様へのご提案の幅を広げたいと思い、宅建士を目指しました。また、キャリアアップにも役立てられればと思っています。

予備校選びのポイント

費用面とHP上に記載されていた合格体験記といった実績を見て、選びました。

また、日商簿記の勉強をした時に、クレアールの通信教育を選び、3か月ほどの学習で日商簿記2級・3級に合格することが出来た経験も大きかったと思います。

日商簿記のテキストは、構成がわかりやすく学習しやすかったことや質問に的確に答えていただけた点が印象的でした。また、講義も、近年の出題実績をしっかりとチェックした構成になっていて、記憶に残っていた点が実際の試験でも出題される等、非常に洗練された内容だと感じていました。

クレアールで学習して良かった点

講義と問題演習をLINKした構成としている「パラレル学習法」は、知識の定着を図るために非常に役に立ちました。一般的な教材だと、単元の最後にチェック問題があり、簡単な○×問題でお茶を濁してしまうところかと思いますが、過去問題にすぐに取り組むことが出来たことで、講義の中で講師の石川先生も仰っていましたが「どこが出るかを分かっておくことで、要点を掴んだ効率的な学習が出来る」ということに繋がったと思います。

過去問題では、分野複合的な難易度が比較的高い問題もしっかりと収録されていて、実践力もしっかりと身につきました。

また、最近YouTube広告で「クレアール宅建士講座」が流れてくるのですが、そこでキーワードとして使われている「理解を中心に据えた学び」は、実際に受講してみて、石川先生が強く意識されて講義されているのだと感じました。

法律や各単元を学ぶ取っ掛かりとして、この法律は「誰のどんな権利を守りたいのか」をご説明いただき、イメージを膨らませてから知識を入れることが出来たため、実際の試験で解答する時も根拠を持って選択肢を選んでいくことが出来ました。

自分は大学で法律を学んでいたため、「善意」「悪意」といった法律用語に若干の馴染みはありましたが、講義の中で法律特有の用語も丁寧に解説いただき、理解に役立たせることが出来ました。

学習を進めていくうえでのポイント、心構え

クレアールの教材は、「宅地建物取引業法」「権利関係」「法律上の制限/税・その他」の3部構成になっていて、この順番で勉強を進めていくことが合理的だと学習を終えて感じることが出来ました。「宅建業法」をはじめにひと通り学習しておくことで、2周目・3周目の復習時間を十分に取ることが出来たことが合格のポイントだったと思います。

各科目への向き合い方

「権利関係」は、周辺知識が広すぎて、全てを網羅しようとすると深みにハマっていってしまいます。過去問をベースに出題実績のある内容が試験で出た場合は、取りこぼさないことが重要だと思います。

「宅建業法」は、「宅建士になるからには高得点を目指す」という意識をもって、最後まで強化していく必要があると思います。私自身は、試験直前の1週間程度は「業法」の仕上げに使いました。重要事項説明の内容や37条書面の絶対的記載事項・相対的記載事項など、最後は暗記が必要な部分は、覚え間違いを防ぐためにも最後まで繰り返し学習をしていました。

「法律上の制限」は、様々な分野を学ぶため、広く浅く必要な知識をつけるイメージでした。建築会社で働いており、開発許可や建築確認の申請業務に関わっていたこともあり、アドバンテージはあったかと思います。

同じく、「税・その他」も深入りせずに学習をするとよいかと思います。こちらは、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)の資格取得で得た知識が活きました。

仕事、家事、育児等との両立

日によっては15分しか勉強できなかったり、休日は集中して10時間勉強したりと勉強時間はまちまちでしたが、毎日1分は勉強することを心掛けていました。自宅では勉強できない性分なので、職場の休憩室や図書館・コワーキングスペースのようにその日の気分に合わせて多様な勉強場所を確保することが出来たのも良かったと思います。

また、自分は休みの調整がしやすい環境にあったため、直前期の追い込みを十分に出来たことも勝因だと思います。この時期に磨いた「宅建業法」が得点源になりました。

各々の環境により、確保できる時間は変わってくると思いますが、宅建士試験合格を目指し始めた日から1日1分でも、毎日の勉強を継続するとともに、直前期に時間を取れるようなスケジュールで進めていくことが良いかと思います。

合格を目指す方へのアドバイス

宅地建物取引士となるからには、「宅建業法」で高得点を目指す意識が合格につながると思います。「宅建業法」「権利関係」「法律上の制限/税・その他」をバランスよく学習しつつも、周辺知識が広すぎる分野への深入りは厳禁です。

毎年、試験では受験者の意表をついてくることがあります。令和6年の試験だと、久しぶりの出題となった「住宅ローン控除」は実務で扱っていたため、自分はなんとかなりましたが、「天空率」や「死のガイドライン」の詳細は知らない私でも選択肢をしっかりと吟味すれば、正解することは可能な問題でした。

この日のために勉強してきた自分を信じて、自分の知らないことは他の受験者も知らない(=差がつかず、合格・不合格を分ける1問ではない)と割り切って試験に臨みましょう!

また、今はYouTubeやSNSで様々な意見を見聞きすることがあるかと思いますが、合格への近道はありません。複数の意見を取り入れると、注力する部分が分散してしまい、効果的な学習からは遠ざかってしまうこともあるかと思います。

自分の場合は、石川先生の講義を聞いて、地道にコツコツと積み重ねていくことで合格に繋がったと思っています。石川先生のアドバイスを実行すれば、きっと合格できます。

最後になりましたが、講義を担当いただいた石川先生のお陰で宅建試験一発合格を達成することが出来ました。ありがとうございました!

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