(一発合格)K.Oさん
宅建士を目指した理由
今年、FP1級試験の受験勉強をしたことで、学習範囲が一部重なることもあり宅建にも挑戦しようと考えました。
金融関係の仕事をしており、不動産取引は直接の関係はありませんでしたが、特に民法分野は金融全般の知識底上げにつながるであろうとの期待も受験を決意する背景にありました。
クレアールを選んだ理由
勤め先の会社でスキルアップの支援制度もあり、それを利用してクレアールの講座を選びました。幾つか他の候補もありましたが、「理解中心の講義を行います」との説明が目に留まり、単なる暗記ではなく仕組みをしっかり理解させてもらえるのではと思い、クレアールを選びました。
結果としては、石川先生の動画講義は、純粋に興味深い内容で、理解を進めるうえでも試験勉強としても実にありがたいものでした。事例を踏まえて仕組みを理解させていただいたのが本当にありがたかったです。知識の幅を広げることを目的の一つとした受験でしたので、その観点でも非常に有用な講義でした。
学習の進め方
勉強の手始めにマンガ形式の入門書を一読しましたが、その他は問題集も含めてクレアールのコース教材のみを使用し、市販の別教材は一切使用しませんでした。学習の流れも基本はクレアールのコース手順に沿って実施しました。最初に[1]基本講義(動画)→テキストブック→過去問題集のサイクルで一巡させました。その後、[2]過去問題集(2回目)→実力アップ演習講義(動画)を一巡、[3]分野別演習→講義(動画)、[4]法改正講義、総合模試→講義(動画)、公式過去問4年分を実施しました。
その後、重要な分野や苦手な分野について基本講義(動画)を再視聴し理解を深めたうえで、[5]重要論点まとめ講義(動画)を視聴。その後は、過去問題集や模試、公式過去問を繰り返し実施して、全ての問題を理解するようにしました。
CROSS STUDY(クロススタディ)については、上記の勉強を優先したことで結果的に利用しなかったのですが、少し使用した感じでは隙間時間で上手く活用すればもう少し勉強効率を上げられたのではと後悔しています。
石川先生について
上述のとおり、基本講義の視聴は権利関係の一部を除き2回転しました。2回転して初めて理解できることも多かったです。仕組みを理解できていると記憶が引出しに整理される感じで、無理やりな暗記をしなくとも記憶の定着ができたと思いますし、試験当日も初見の問題において慌てずに考えることができました。また、石川先生のここでこその「語呂合わせ」もとても役に立ちました。多用はされず真に必要な個所のみ提示いただいたことも助かりました。覚えるべき点と、割り切る点を都度提示いただいたので、効率の良い勉強につながったものとも感じています。お世辞でも何でもなく本当に、これまで受けた通信講座で一番わかりやすい講座でした。
学習上工夫したこと
また、テキスト各章末の「一問一答」と「ポイント整理」は繰返し確認しました。最初の頃に勉強した箇所も、他分野の勉強の途中に何度も繰り返したおかげで、すっかり忘れるようなことにはならずに済みました。その他、工夫した点としては、わからなかった点は繰返しノート等に自分なりに整理した内容を記入して、それを何度も読み重ねるようにしました。これにより苦手分野を潰して行けたと思います。
コース全体を通じて要望があるとすれば、法令上の制限分野における都市計画のところ、特に「都市計画施設・市街地開発事業」とか「地区計画」のところだけは、単に私が苦手だっただけかもしれませんが、テキスト及び講義だけでは全体的な仕組みを理解するのに苦労しました。もう少し都市計画のメニューのうち、この部分であり、他の都市計画メニューとの関連はこういった関係にある…といった説明があるとよりわかりやすかったのではと思いました。
最後に
勉強時間は、平日は会社に1時間早く出社して朝に1時間、昼休みの1時間、帰宅後の1~2時間を続け、土日は3~5時間を確保していました。モチベーション低下への対策としては、スケジュール表を作って、実施した部分にマークを付けていくようにしました。
完了マークが目標ペースよりも早く揃っていくのが快感になり、結果、試験直前の段階ではある程度余裕をもって総仕上げ等をすることができました。
自己採点はおかげさまで43点でした。石川先生およびクレアールの皆様、本当にありがとうございました。クレアールを選んで正解でした。次は社会保険労務士を受験予定です。もちろんクレアールで受講開始済みです。
追伸:講義動画を1.5倍で聞いていたので、石川先生が非常に早口のイメージがついています(笑)。