荒川 寿子さん
宅建士を目指した理由
日常生活において余剰時間があったので、何とか有効活用ができないかと思っていた時に宅建の勉強でもしてみようかなと思い立ったのがきっかけで私の宅建受験生活が始まりました。今から約2年前のことです。
独学で学習スタート
一年目の受験生活では、漠然とした動機で始めたこともあり、独学で勉強方法が定まらず、教材もテキストと過去問が連動しているということも知らず、思いのままにいろんな出版社の参考書を買っていました。
一年目はもちろん不合格でした。一年目の非効率な勉強の経験から、二年目からは軸となる教材を持つことの重要性と、私にはカラフルで字が大きくイラストを交え解説されているような親切設計のテキストより、シンプルで無駄を省いてあり暗記よりも理解する事に重点をおいたテキストが必要であるという考えに至りました。
クレアールを選んだ理由
比較サイトや口コミサイトなどを総合的に判断した結果、クレアールが私の希望に近いと感じ、講座を受講させていただくことになりました。価格設定が良心的であったことや講義時間が他校よりも長めにとられているという点で信頼できるスクールだと感じたことが、クレアールに決める決定打となりました。受講してみて思ったことは第一に「コスパ最強」ということです。低価格なのにここまで密度が濃く無駄のない教材で本当にクレアールにして良かったなと感じています。
クレアールで学習してみて
どちらかというと表現方法などを含め内容的には固めですが、私にはそれが合っていて違和感なく進めることができました。石川先生の講義とセットだったからこそ相乗効果が生まれ、理解しながら暗記するところは暗記するというメリハリをもって学習することができました。しっかりとした内容のテキストを重要な部分に絞って効率よく解説していただけたので、独学の頃に比べてかなり短時間でいろいろな知識をインプットでき理解も深めることができました。
特に権利関係のところは難解な問題が多く理解できないことも多かったのですが、繰り返し講義を聞きテキストも並行して読み込むことで自分の知識にすることができました。
全体を通して私にとって宅建の勉強は難しいと感じる部分が多かったのですが、時々差し込まれる石川先生の実体験をもとに話してくださる余談タイムがあり、その話に思いを馳せながら聞くことが結構楽しくて気分転換にもなっていました。
クレアールの教材だけを信じ、講義動画を見たらすぐに過去問を解くというのを最低2周、苦手なところは3周4周と繰り返すということを継続しておこないました。クレアールからもらった学習計画表を活用し、いつ何を勉強したかを必ず記録し、忘れてしまわないうちに繰り返し復習することで記憶の定着化を図りました。
クレアールの演習問題について
クレアールは演習問題や模擬試験問題をたくさん支給していただけるので、それを活用し、受験勉強の後半戦は実際の試験を意識した勉強方法にシフトしていきました。
石川先生が解説講義の中で試験に役立つアドバイスを所々でしていただいているので、それもしっかりキャッチして本番に活かすことができました。勉強において最も大切なことは「繰り返しの学習を継続する」ということに尽きると思います。あとは先生の言う重点項目を確実に一つ一つ理解していくこと。
私は気負うことなく勉強を生活の一部としてルーティン化することでモチベーションを一定に保つことができました。講義動画を見て学習している初期の頃は割とモチベーションを保ちやすいのですが、過去問や模擬試験中心の学習になる後半戦ではうまく問題を解けなかったりすると気分が下がりモチベーションが下がりそうな瞬間が何度もありました。
時には難しい問題はそれ以上深入りすることなく次に進むということも大切です。そして諦めず継続していればいつの間にか難しかった所が理解できるようになる瞬間もあり、それが自信にも繋がり、なんとか乗り越えていくことができました。
最後に
直前期には自宅ではなかなか集中できないことがあり、自習室を借りて勉強しましたが、それも効果的だったと思います。まずは自分の能力を適切に把握し、どれだけの勉強時間を費やせば受かりそうか、知識量がピークの無敵状態で試験当日を迎えるためにはいつからラストスパートをかけたらよいのかという自分なりの計画を立てて勉強することが合格への第一歩だと思います。宅建の勉強を始めるにあたり、クレアールという選択をして本当に良かったと思います。