太田 雄二さん
なぜ宅建士資格を目指したのか
私は銀行に勤務しており、6年前営業店で法人・個人事業主向けのアパートローンを担当していた際に、不動産に関する知識を深めるため、宅建士資格取得を決意。3ヶ月間独学するも、1点足りず不合格。その後、転勤に伴う担当業務の変更により、別の資格取得をしてきましたが、1点足りず不合格となった悔しさを忘れることができず、リベンジを決意。
なぜクレアールを選んだのか。
次は絶対に合格したいと思っていたため、合格への最短ルートを考えた際に、独学ではなく通信講座を受講することを選択。そして、インターネットで各校の通信講座を検索した際に、クレアールは低価格ながら講義の内容および問題演習の量が充実されていることを知り、その後資料請求をし、講義を視聴したところ、石川先生の声が聞きやすく、またわかりやすい説明であったためクレアールを選びました。
クレアールで学習して良かった点
講義を聞いた後に、すぐさま問題を解く、というパラレル学習法を繰り返し行うことで、着実に学んだ知識を蓄積することができました。難しい法律用語についても噛み砕いて説明してくれたことで、特段自ら調べることもありませんでした。また、暗記が必要なものについては、語呂合わせを用いたことで、苦労せずインプットできました。
法改正講義も、総合模擬試験&公開模擬試験も非常に充実されており、計画通り学習を進めることで、誰しもが合格に近づけると感じました。
学習を進めていくうえでのポイント、心構え
やはりクレアールの教材および石川先生を信じて、学習を進めることが大事だと思います。一通りの学習を終えて、試験まで残り2ヶ月を切った頃、YouTube動画の視聴や、他社の教材(予想問題集、過去問題集)を購入すべきか悩みましたが、クレアールの問題集の復習と、苦手な分野の講義動画を見直すことに時間を充てたことで、結果的に自分の選択が間違っていなかったことを証明することができました。
仕事との両立をどのように行ったか。
帰りの時間が遅かったことから、平日はなかなか勉強する時間を作ることが難しい状況にありましたが、毎日必ず朝ないし就寝前の30分は勉強する時間を確保するようにしていました。また、昼食の時には、ご飯を食べながらひたすらCROSS STUDYで問題を解いていました。
休日については、子供と遊ぶ時間も確保したかったことから、予め計画を立てて、午前勉強した場合には、午後は子供と遊ぶ、といった時間の使い方をしていました。試験終了後の休日は、ほぼ家族との時間に充てています。
試験の対策について
講義で石川先生から教わった、「宅建業法から解きはじめ、最も難関な権利関係を最後に解く」を模擬試験で練習していました。試験本番では、例年より簡単と言われた「宅建業法」を想定していた時間よりも早く解き終わり、苦手としていた権利関係に時間を割くことができました。おそらく第1問から解き始めたと思われる周りの受験生は、マークシートを塗りつぶす音や、ページをめくる音があまり聞こえてこなかったことから、難解な権利関係の問題に手こずり、焦っていたのではないかと思われます。
また、仮に選択肢の1つ目が答えだと確信しても、選択肢4までの問題文全てに目を通した方がいいと思います。選択肢4まで見ることで、解答も変わってくると思いますし、1点取れるか落とすかで合否に影響が出るからです。
問題文全てに目を通していたら、「時間が足りなくなるのでは?」と当初思っていましたが、本番を想定した5回の模擬試験を実践することで、自分なりの時間配分の戦略と、時間の感覚をつかむことができ、2時間の試験時間にも余裕が出ます。
来年度の合格を目指す方へのアドバイス
宅地建物取引主任者資格試験時代に合格した人は、宅建試験は簡単だと話していますが、取引士になった以降、年々難易度が上がっていると思います。絶対合格したいと思っているのであれば、講義内容と試験対策が十分に網羅されているクレアールで受講することをお薦めします。時間が十分にある方なら独学でもいいかと思いますが、私のように社会人で学習時間が限られているのであれば、「効率の良い学習」を選択すべきだと思います。