萩谷 恵さん
宅建士を目指した理由
私は現在金融業で正社員として働く二児の母です。宅建に挑戦したのは、自分自身の将来に対しての漠然とした不安がきっかけです。
これまで入社から営業職一筋で働いてきましたが、何か形に残るような資格があるわけでもないことや、現状の仕事へ向かう姿勢もマンネリ化していることから、今の仕事と全く違う分野の勉強をし、自分の視野を広げる経験をしてみたいと思ったからです。
また、中学生と小学生の子供がいるのですが、子供に「勉強しなさい」と言い続けることにも限界を感じ、むしろ自分が積極的に勉強をしている姿を見せることで、子供たちに気付きを与えられればとの思いもありました。
実は今回の受験は3度目の挑戦でした。これまでYouTubeを活用した勉強をしていたのですが、あと一歩のところで不合格であり、自分にもっと合った勉強方法を提供してくれるのではと思ったのがクレアールさんでした。
クレアールで学習して良かった点
過去の出題分析に基づいたテキスト&過去問題集も魅力でしたが、何より講義動画の分かりやすさは本当にありがたかったです。3回目の挑戦にも関わらず、クレアールさんの講義で初めて理解できた単元も多くあり、いかに自分の理解が薄かったのかと気づかされました。また1回あたりの講義時間も30分程度にまとめられており、集中力を切らさず受けられました。石川講師は分かりにくい内容については、具体的な例を用いて説明してくださるので理解しやすいですし、記憶にも残りやすかったと思います。
またクレアールさんを選んだポイントに、質問を何度もできるという点もあります。学習中に分からないことがあると、メールで質問すれば早ければ数時間で回答いただけ、モヤモヤをすぐに解消できました。
仕事・家事・育児との両立
仕事・家事・育児との両立をするためにした工夫は「1日の中に自分の勉強時間をスケジューリングすること」と「隙間時間を活用すること」の2点です。
「勉強時間をスケジューリングする」とは、特に休日に行っていました。例えば子供の習い事がある土曜日の午前中を自分の勉強時間にするようにして、そこでテキスト&講義動画を見たり、過去問を解いたりしていました。また子供へ「一緒に勉強しよう」と声掛けをして、親子でカフェや図書館で勉強したりもしていました。子供とやることで、自分へも「サボってはいられないぞ」と、プレッシャーをかけられたと思います。
「隙間時間を活用する」とは、車や電車での移動時間にひたすら講義動画の音声を聴くことをしていました。テキスト&動画で学習した内容について、テキストを見ないで講義動画の音声のみ聴くことで、テキストを見ながら聴いていたときには分かったつもりになっていた内容が、音声だけでは一部分しか思い出せないところが見つかり、それをテキストで再確認するという方法を取っていました。またCROSS STUDY(クロススタディ)の問題を実施率100%、正答率95%以上にすることを目標に、繰り返し取り組んでいました。CROSS STUDY(クロススタディ)の問題は単元をランダムに出題することができる上、問題数を設定できるのが特に便利でした。電車を待つ時間や信号待ち、レジ待ちの時間に5問だけ解いてみようという風に活用していました。
最後に
その甲斐あってか三度目の受験で無事に合格できました。この経験は自分でも何か形に残せるものができたという自信や、諦めずに努力すると結果はついてくるという確信を得る貴重なものとなりました。今後もこの経験を活かし、新たなことに前向きに挑戦していきたいと思います。