(一発合格)八木 隆成さん
宅建士を目指した理由
宅地建物取引士試験を受験しようと思ったきっかけは転職活動をしようと考えた際に何か資格を取ろうと思い、当時興味のあった業界で宅建士が有利ということだったので受験を志しました。独学でも合格できるというネットの情報もありましたが、初めて勉強する分野が多くあったのと学習の進め方や過去問演習で躓くと考え予備校での学習を選びました。仕事の都合上決まった曜日や時間帯に通学する必要のある予備校ではなくオンライン型を選びました。
クレアールを選んだ理由
以前クレアールで日商簿記3級を学習したときのテキストや1コマ当たりの授業時間がちょうどよかった記憶があったのでクレアールにお世話になることを決めました。クレアールで学習してよかったことは、1コマ当たり30分前後で受験に必要なところに絞った講義と重要度の高い問題に厳選した過去問演習だと思います。
また資格試験だと暗記で対処できるところもありますが、理解を重要視する講義や講師の説明、必要に応じて語呂合わせで覚えるべきところをわかりやすくまとめている点もよかった点だと思います。
仕事との両立について
私は現在シフト制の会社に勤務しているので決まった曜日が休みになることはありません。だから休日に講義を受けるという生活をしていました。講義を受けるときのコツとしては授業と実力アップ演習講義をできるだけ連続して受けるのがいいと思います。理由としては時間が空いたり、実力アップ演習講義を翌日に回したりすると面倒になる可能性があるので結果的に受けずじまいになることを防ぐためです。
またクレアールの「パラレル学習法」の効果を一番発揮させるためにも実力アップ演習講義との連続受講をお勧めします。宅建業法や法令上の制限に関する法律は法律を学習したことがある方でも初めて学習する法律だと思います。私もこの2つの分野は初めて学習する範囲でしたが、連続受講で知識が定着し、受験が近づいて勉強した範囲が全部頭から抜けてしまったという事態を防ぐことができました。
各科目の学習のコツ
宅建業法:基本的な事項が多く、覚えることや細かい違いも多いが、理由から考えれば難しくないのでコツコツ取り組む。
民法:難易度が分野で違うので重要な分野を優先的に勉強する。
特別法(借地借家法、区分所有法、不動産登記法):民法に比べると論点ははっきりしているので理解すれば解答できる。
法令上の制限:細かい範囲が多く、初見ではしんどいかもしれないがフロー図や一覧表がしっかりまとめられているのでそれを活用してりかいしていく。
税・その他:覚えるべき点がはっきりとしている分野なので制定の背景や理屈を理解して覚える。
だと考えます。
最後に
通信教育はスケジュール調整がしやすい反面中だるみもしやすいと思うので1日数分、過去問を数問解くだけもいいので毎日問題に触れ続けるのがモチベーションを維持する、勉強したことを忘れにくくするコツだと思います。CROSSSTUDYなどを利用して過去問演習をするのもお勧めです。
最後になりましたが、勉強期間の長短問わず成績が伸び悩むことや知識の定着が悪い時期は来ると思います。そのようなときでも少しでもいいのでコツコツ続けることが大事になるともいます。これを読まれる皆さんが合格できることを祈念いたします。