(一発合格)露木 翔さん
なぜ宅建士資格を目指したか
父親が建築士で尚且つ建設会社を経営していること、もともと投資などの観点から不動産に興味があり、不動産に関する知識をしっかりと付けたいと思い、宅建士資格を目指しました。
直ぐに不動産業界への転職や不動産関係で働く事自体は想定していませんでしたが、資格取得後には投資や副業など、何らかの形で資格が有効に使えると思い資格取得を目指しました。
予備校選びのポイント
どの予備校も特徴がありますが、自分が気にしていたのはオンライン環境の使いやすさ、教材の質、講義の特徴、そして金額を総合して自分に合ったものを選びたいと考えました。
クレアールで学習して良かった点
クレアールが良かった点は2点あります。1点目は講義が「理解」をする事に重きを置いていることです。宅建は単なる暗記で合格する事のできない試験であり、且つ文章などを独学で読んでも難解なことが多く限界があります。クレアールの石川先生は法律の内容などを説明する際に「なんで」この法律があるのかを良く解説してくださりました。また、実際に法律ができた経緯を過去の事件や事故を持ち出して解説してくれる為、覚えやすい講義となっていました。
2点目は演習問題が豊富な事。講義の後に参考問題を解く事で、講義で習ったことが実際の試験ではどの様に出題されるのかが分かり、内容も自分のものにする事ができました。また、CROSSSTUDY(クロススタディ)と言うWeb上の演習問題も豊富で、OX形式の問題を1000問以上隙間時間に解いたりする事ができ、自分に合った勉強法を取ることができました。
学習を進めてく上でのポイント
自分はまず一通り講義を一気に見て、その後にたくさんの練習問題を解いてから間違えた所をひたすらノートに書きました。最終的には自分の手でノートに書くことが記憶して行くためには必要だと思いますので、ノートを沢山用意してとにかく書くことを重視しました。
学習スケジュールをどのように立てて、学習を進めたか
自分の生活に合った学習スケジュールを作り、エクセルで作成したものをプリントアウトして机に置きました。スケジュールは無理のあるものではなく、平日は1日1時間以内で終わる内容、そして土日は3時間ほど纏まった時間を作れる様にスケジュールを立てて、計10ヶ月ほど勉強しました。
効果的な学習方法
まずは科目別に講義動画を一気に見て、全体像をつかむ事と大体の知識をつける事にしました。区切りのいいところで過去問に取り組み、間違えたところはノートに解答を丸写しするつもりで書きました。また、特に宅建業法に関しては数週間から数ヶ月後に同じ過去問を何度も繰り返し、試験前には過去問は全問正解できる様にしました。その他、クレアールが提供するCROSSSTUDY(クロススタディ)を使って通勤中や仕事のお昼休みなどに単発のOX問題を繰り返し、隙間時間も有効に使う様努力しました。
仕事、家事、育児等との両立をどの様に行ったか
結婚していますが、パートナーにしっかりと宅建の趣旨や自分がなぜ目指しているのかを説明し、尚且つ土日などは数時間勉強に集中する必要がある事を説明して、理解を得ることが重要だと感じました。ある程度まとまった時間を自分で確保して集中すれば、そのほかの時間で家事やパートナーと過ごす時間も十分作れると感じました。
来年度の合格を目指す方へのアドバイス
講義でも何度も言われますが、宅建は理解してのみ合格できる試験だと思います。逆に言うと、理解をすれば暗記自体はそんなに難しい内容では無いので、まずは理解をする事に集中する事をおすすめします。また、数字などどうしても暗記しなければならない部分に関しては、過去問をひたすら解く事で覚えられるので、過去問演習を蔑ろにしない事も重要です。
一日数時間机に向かって集中すれば、長時間拘束される様な勉強は必要ないと思うので、自分に合うメリハリを付けた勉強をおすすめします。また隙間時間を有効活用して、普段だったらSNSを開いたり、ニュースを流し読みする癖を、CROSSSTUDY(クロススタディ)を開いで問題を数問解く癖に直すと良いと思います。
最後に
最後に、適度に休憩を取るなど自分にご褒美する事も忘れてはいけないと思います。例えば土日なら午前中3時間集中して勉強したら、午後はお出かけする、またはゲームをするなど、自分が好きな事が出来るようにすると、長期的にモチベーションが維持できると思います。逆に無理してずっと勉強しようとしても結局人間はそこまで集中力は持たないですし、宅建の勉強が嫌いになってしまって本末転倒です。やはり、自分に合ったメリハリを付けた勉強が合格への秘訣だと思います。