(一発合格)吉松 孝典さん
なぜ宅建士資格を目指したか
2023年9月頃にYouTubeで視聴した資格系チャンネルがきっかけでした。そのチャンネルでは、宅建士資格の魅力について熱く語られており、不動産業界だけでなく、幅広い分野での活用可能性や、資格保有者としての信頼性の高さについて詳しく紹介されていました。動画を視聴する中で、「これは自分にも挑戦できるかもしれない」と感じ、資格取得への興味が湧いてきました。
予備校選びのポイント
過去に日商簿記3級・2級講座でお世話になった経験が大きかったです。当時、クレアールの教材や講義内容の満足度は高く、合格できたと思っています。その体験があったため、「宅建士の講座もあるのでは?」とクレアールを検索しました。公式サイトやパンフレットを確認してみると、宅建士講座でも同じく効率を重視したカリキュラムが組まれており、講義数も豊富である点が印象的でした。また、申し込みからすぐに受講を開始できる点も非常に魅力的でした。これにより、「学習を始めるタイミングを逃さず、すぐ行動に移せる」と思ったことが決め手となりました。
クレアールで学習して良かった点(講師、教材、講義、答練など)
特に良かったと感じたのは、石川講師の指導スタイルです。石川先生は「理解する学習」の重要性を強調されており、ただ暗記するのではなく、しっかりと内容を理解することの価値を説いていました。
巷では覚え歌などを使った手法もありますが、個人的にはそれに疑問を感じており、この「理解する学習」が自分にとても合っていたと思います。
学習を進めていくうえでのポイント
講義を効率的に消化するため、再生速度を1.5倍速にて視聴していました。この方法により、1講座を約20分以内で終了できるようになり、時間を大幅に節約することができました。限られた時間の中で効率よく学習を進めるカギになったと感じています。
学習スケジュールをどのように立てて、学習を進めたか
おおまかではありますが、下記となります。
学習開始から~7月: 一通りの講座を修了させることを目標にしました。
8月: 市販の模試を解き始めました。現時点の理解度を把握することができました。
9月: クレアールの公開模擬試験を受験。模試の正解数を分野別に分析し、苦手分野の論点を重点的に復習しました。
10月: 他校にて、公開模擬試験を現地で受験しました。また、直前対策として重要な暗記科目である「宅建業法」と「法令上の制限」に集中しました。一方で、権利関係(問1~10)の対策は敢えて行わないという選択をしました。
効果的な学習方法(科目別の学習方法)
全ての科目に共通して、重要だと感じた論点は表計算ソフトを使い表にまとめ、ファイルで管理しました。
これにより、効率的な復習が可能になりました。特に宅建業法の35条と37条の対象項目を表にまとめることで、正答率が向上しました。
仕事との両立をどのように行ったか
今年は幸いにも残業が少なかったため、仕事が終わった夜に勉強時間を確保できました。この際、「勉強時間ゼロの日を作らないこと」を強く意識しました。最初は少し大変ですが、習慣化できれば苦にならなくなります。
これが仕事との両立を行うカギだったと思います。
来年度の合格を目指す方へのアドバイス
民法初学者の方は、すぐに勉強を始めた方が良いと思います。なぜなら、範囲も広くかつ理解するのに時間がかかります。苦手の方も多いと聞きますが、権利関係の勉強から逃げないで欲しいと思います。地道に続ければ、必ず得点源となります。そうすれば、合格の目安となる38点は超えられると思います。
最後に、かなり大変な試験ですが合格すれば自信がつきます。来年の合格を目指して、がんばってください。