宅建士を目指した理由
医療関係の仕事を退職し、次男夫婦の孫の世話をする日々を送っていましたが、何となく物足りなさを感じ、新たな人生どのように過ごそうと悩んでいました。孫の世話のため、毎朝の散歩を4時半から1時間ほど行っていると、80代の男性の方と話をするようになりました。その方は、息子さんと不動産業を営んでおり、まだ、第一線で活躍されていました。お元気の秘訣をお聞きすると、毎日色々な方と話をしたり、不動産のことで頭を使っているからとのこと、また、不動産の仕事には定年もなく、多くの女性が働いていることをお聞きし、急に買い物のときに見かける不動産業の看板が気になりだし、この未知の世界に興味を持ちました。
そこで、他県で司法書士をしている息子に相談したところ、宅建業は、人々の生活の場に直結した内容が多く、その学習をすることで身の回りのルールがより理解できるうえ、人の役に立つ知識でもあるといわれ、是非学んでみたいと決心しました。
クレアールを選んだ理由
どのように学習したらよいのかも、息子が取り寄せてくれた、いくつかの資料を基に検討しました。その中で、クレアールの講義を担当されている石川先生のお話を聴き、穏やかでありながらも、ポイントをつかんだ分かり易いお話しぶりに「これだ」と。早速申し込むことにし、昼間は孫の世話がありましたので、1年では到底無理だと思い、2年目の合格を目指し、完全合格セーフティコースを申込しました。
私は66歳でもあり、あまりパソコンが得意ではなかったので、会員登録から始まり、講義を聴く等苦労をしましたが、次男の力も借り、何とか学習できる環境を整えることができました。
学習を開始して
送られてきた教材を最初に見た時、「宅建業法と法令上の制限」に関しては、何のこと？と不安を覚えたのを記憶しています。そのことを息子に話すと、最初はみんなそんなもんだけど、繰り返し学習し、他の分野の学習が深まると自然につながっていくから、心配しないでクレアールの指示通りのスケジュールで学習するようにとのアドバイスをもらいました。
そうだ、ここで学ぼうと思ったのだから、信じて言われた通りのスケジュールをこなそうと決心し、送られてきた予定表を携帯のスケジュールに入れ、テキストや講義の配信を意識するようにしました。また、講義の内容は録音して、朝夕の散歩のとき、寝る前などに繰り返し聞き、講義の前にはいただいている問題集に目を通すよう心掛けました。しかし、覚えたつもりでも、テストをやってみると間違ったり、意味が分からなかったりと、心がくじけそうになることもありましたが、繰り返しやればなんとかなると信じ、続けました。
いつでも、どこでも学習できた
私たち夫婦は、旅行が趣味で、時間のある時は泊りがけで出かけることもありましたが、その時もタブレットを持っていき、宿で学習をするようにしていました。その結果もあり、答練ではそれなりの結果を出すことができ、今の学習方法で間違いないことを確認しました。
最後に
今回、私は運良く1年目で合格する事が出来ましたが、大事なことは、決めたら信じて、そのスケジュールにそって学習をすることだと思います。分からないうちは不安になり、もっと他のやり方の方がと思ったりとすることもあるかも知れませんが、続けていくことで、必ず学習はつながり、問題も解けるようになっていきます。あとは自分の生活スタイルに合わせた学習方法を見つけることも大切だと思います。私は耳で聞き、携帯のメモ帳に暗記することを入れ、常時、使える状態にしておき、1つでも多くのことを覚えられるよう工夫しました。そして、Webテストや問題集、過去問は繰り返し行うようにしました。私の経験から、問題は早い時期から解くこと、繰り返し行うことが重要だと思います。
