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2020年合格体験記「毎日の積み重ねが重要」 佐々木 基成さん

佐々木 基成さん

受験回数:3回

はじめに(社会保険労務士を目指した動機)

 私が社会保険労務士試験を受験しようとしたのは自己研鑽のため毎日少しずつでも学んでいこうと考えたからです。数ある資格の中から社会保険労務士を選んだ理由としては、当時から法人営業をやっており、お客様からいろいろな課題を聞いている中で労務関連、労務トラブルに関する話が多く、今後もニーズがあると考えたからです。

受験回数について

試験としては4回受けました。特に初年度は受験日までさほど時間もなかったため記念受験的になってしまいましたが、思いのほか良い点をとれたことから案外短い期間でもとれるかもしれないと油断し、結局その後3年かかりました。また試験勉強開始後からどんどんと仕事が忙しくなり、勉強時間を確保することに苦労したのもその後3年もかかった理由の一つでした。

クレアールを選んだ理由

 はじめは他社の通信教育を選んでおりました。そこはフルカラーテキストで基礎学習をするにはとてもよかったのですが、クレアールと違い過去問や予想問題などの問題数の数が少なく、試験対策とするには別の問題集なども用意する必要があると思い、それならば最初から問題数がそれなりにあるクレアールにしようと考えクレアールを選択しました。私にとってはその選択が正しく、見事合格いたしました。

科目別学習法

労働基準法

 動画で基礎知識を学んだあとは過去問を中心に知識定着を行いました。模擬試験などでもコンスタントに点数をとれていた科目でさほど苦労した印象はありません。

労働安全衛生法

 責任者や推進者と語尾が似たものが多く、始めはややこしく感じましたが、比較的暗記しやすい科目だと思っております。こちらも動画で基礎知識を学んだあとは過去問での知識定着を行いました。ただ試験でも点数配分は少ないため他の科目ほど時間をかけない方がいいと感じました。

労働者災害補償保険法

個人的には得意な方の科目でした、上記労働基準法などと同じ学習方法でした。

雇用保険法

学習を開始した頃に苦労した科目でした。しっかり制度全体の体系を頭にいれ、意識して学習することで後半は点数の稼ぎやすい科目となりました。あとは数字が多いのでそこをしっかり押さえることも大事かと思いました。

健康保険法

厚生年金と似ている部分もあり最初は比較的学びやすかったです、ただ厚生年金や国民年金と暗記した内容を混同し間違えたことも多かったため横断整理をしっかりやらないといけない科目だと思いました。

国民年金

老齢、障害、遺族などの基本的な内容を問われる問題が、それなりに多かったのですが、資格の得喪や合算対象期間など細かな内容は一度暗記してもまた忘れてしまうことが多く、なかなか高得点がとりにくい科目でした。また少し気を抜くと基準点割れしやすい科目でもあると思いましたので時間をかけて繰り返し学習した科目でした。

厚生年金保険

健康保険法にも書きましたが、似ている個所が多く混同した部分がたくさんありました、また国民年金とも混同しやすく、横断整理が大事な科目だと思います。社会保険系科目に言えますが、問題配分が多いため(選択式、択一式両方ともまるまるある)労働科目より時間をかけて勉強してもよいと思いました。

労働一般

白書系は正直どんな問題がくるかわからないため、毎年1問はでる労働契約法を中心に最低3点はとれるよう学習しました。一般常識系はテキストが届く時期が遅く、学習が後回しになりやすいわりに範囲が広いため、最後まで自信が持てなかった科目です。

社会保険に関する一般常識

労働一般の白書が確実に点数が取れる自信がなかったため、こちらで多く点数を取ろうと意識して勉強しました。こちらも範囲が広いですが、労働一般に比べ暗記しやすかったので、こちらをきちんと落とさないように勉強することは、合格するうえで重要だと思いました。

試験をふりかえって

コロナ禍によりいろいろな影響がありましたが、個人的には在宅ワークが増えたり、お客様との面談数が減り、勉強にあてる時間が増えたことは試験勉強という点では後押しになりました。ただ私はもともと仕事が遅くなることが多く、帰宅すると11時や12時を回っていることがよくあり、勉強時間の捻出に苦労しましたので、空き時間や通勤時間を利用し勉強しておりました。確かに1回1回は多くの時間はとれませんが、総合するとかなりの勉強時間になりましたし、短い時間だからこそ集中できるという利点もありました。

最後に

社会保険労務士試験は難しい試験ではありますが、頭の良い一部の人しか取れないような資格ではないと思います。時間のない中でもコツコツ毎日勉強することで期間はかかるかもしれませんが目指せる資格だと思います。

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