Y・Sさん
受験回数:6回
受講コース:2021年目標中級パーフェクトコース
社会保険労務士の資格を目指した理由
私は6回目で合格しました。不合格の年数を重ねるたびに自分には取れない資格なのでは悶々とした長くて苦悶の日々でした。それでも頑張れたのはブラック企業で長年働いてきた私としては働く人を大事にする企業、働く人が充実感を持てる企業になるための働きをしたいと強く思う気持ちから合格を手にすることができました。
クレアールを選んだポイントは質問回数に制限がなかったこと
経済的理由から勉強に費用を掛けられない状況にあったため基本を押さえずにネットで無料配信されている過去問ばかりを解くことに2年間あてていました。そんな勉強方法で受かるはずもなく3年目にして初めて市販のテキストを買って、そこから改めて勉強を始めました。3年目から5年目まで市販のテキストとネットの無料配信の過去問とで勉強しましたが、5年目で選択式の一般常識以外はすべて足切りも、総合点数もクリアしましたが、決定的な力不足は感じていました。そこで、クレアールの通信講座を受けることにしました。クレアールを選んだポイントとして、質問の回数に制限がないところに惹かれました。独学では、どうしても分からないことがあってもすぐ調べることも出来ないため、余計な時間が掛かってしまい勉強が苦痛に思えることも多かったです。講座を受けるようになってからは分からないことがあっても気軽に質問でき、早い時間で答えてくださるので1人で勉強している感覚もなくなり、気持ちよく勉強を進めることができました。
答練マスター講義とハイレベル答練が送られて来るまでの学習方法
私の場合は、丁寧にテキストを読み込むことにしました。そのあとはレジュメ(板書ノート)を印刷して知識を整理しました。図解も豊富に使用してあるためにテキストで理解しづらいところもレジュメで理解することができました。テキストとレジュメの学習を済ました後はWebテストと過去問を解きました。テキスト等を見ても理解が出来ない過去問がある場合も頻繁に質問をさせていただきました。当たり前ですが、分からないところは質問を繰り返し徹底的に潰していきました。
ただ、忘却との戦いには苦労しました。労基法から進めて雇用保険辺りまで来ると、それまで学習して記憶に定着していると思っていても、実際テキストを開くと記憶が抜けていて、覚えの悪さに落ち込むことも多かったです。そこで取った方法は、「付箋紙」です。記憶に残ってない言葉などは付箋に書いて部屋いっぱいに貼るようにしました。表には空欄の問題文を裏には答えを書いて、いつでも確認を取れるようにしました。そのやり方は、選択式・択一ともに効果がありました。苦手な部分をすぐ確認できることで記憶の定着を図ることができました。
答練マスター講義とハイレベル答練
目から鱗が落ちる問題ばかりで5月から試験までは10回くらい回しました。とにかく良質な問題ばかりで繰り返して解くことで力が付きました。試験当日、択一の一般常識でも同じような問題が出ておりクレアールを受けて本当によかったと試験中ながらも感激したのを覚えています。時間がない方でも、答練マスター講義の問題とハイレベル答練を解くだけでも全然違うと思います。
学習時間の確保
働いている人が悩む学習時間の確保。時間に追われて心身的に疲労感に襲われ勉強をしなくてはと思いながらも睡魔に負ける日々。私の取った学習時間は、1日何時間も勉強することでなく1科目ごとの終了期間を設けて必ず達成するようにしました。そのため、今日頑張れば明日は少し手を抜けると自分に言い聞かせて鞭打っていました。また、みなさまと同じように「隙間時間」は有効活用していました。職場での休憩時間は斎藤先生の講義を聞く時間に充てていました。
今年合格が出来た秘訣
付箋紙、レジュメ、答練、質問の4つがポイントです。残念ながらテキストを100%覚えこむことは最後までできませんでした。その代わりレジュメだけは覚えこみました。付箋紙とレジュメ、そして質問を基本として答練をとにかく繰り返しました。忘れっぽい私としては、労基法と国民年金と言った違う組み合わせで解くことでさらなる記憶の定着を図りました。
来年度の合格を目指す方へのアドバイス
色々教材はありますがクレアールを信じて頑張れば必ず結果は出ます。地方在住者の私としては分からない壁にぶつかると身近に聞ける人もなく孤独になりがちでしたが「質問」の回数を気にすることなく何度も聞けたのは大変助かりました。また、複数回受験に失敗されて気落ちされている方がいらっしゃったら覚えの悪い私でも時間は掛かりましたが合格を手にすることができたことを思い出して最後まで走り抜いて欲しいです。