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「少しづつでも毎日続け、科目はまんべんなく、メリハリのある学習が大事。」 M.Aさん

M.Aさん

目次

●受験回数:4回

2016年 他校の通学 + クレアールの直前期
2017年 他校の通学 + クレアールの中上級Wセーフティコース
2018年 他校の通学 + クレアールの一発ストレートセーフティ・リフレッシュコース
2019年 他校の通学 + クレアールの中級セーフティ・リフレッシュコース

●受験結果

2016年 選択28点(労一で足切り)・択一46点
2017年 選択29点(国年で足切り)・択一49点
2018年 選択31点(労一で足切り)・択一46点
2019年 選択36点(社一の救済)・択一51点

●受験のきっかけ

元々、人事部門で給与計算の業務についていました。
社会保険労務士資格のことは以前から知っていましたが、難関試験という先入観から自分が受験するとは考えた事もなく、同僚や後輩が受験するのを応援しているだけでした。

その後に転職を経験して非正規で働くようになり、人事総務系の仕事を続けていましたが、次第に(年齢とともに)仕事を探すことが難しくなっていくなかで、それまでの「経験」を活かして働くだけではなく資格という形で明確な自分の強みとなるものを得た方が求職活動をするうえで説得力があるのではないかと思い、一念発起して受験を決意しました。

●クレアールを知ったきっかけ

クレアールを知ったきっかけは受験月刊誌だったと思います。そこからHPにアクセスし、北村先生の「非常識学習法」について詳しく知りたいと思い資料請求をして書籍も拝読し、初めの年は直前期の講座の申し込みをしました。

北村先生の勉強法は本当に効率的でしたが、それまでの自分はどちらかというと几帳面な性格のためテキストに書いてあることすべてを理解したいと思い込んでしまっていて(とてもではないですが、当然無理なのですが)、割り切ってメリハリをつける勉強法に切り替えるには正直勇気が要りました。通信講座のみでは不安もありましたが、教材が2色刷りでPDFでも提供されるため勉強しやすく、印刷したものを必要な部分だけ切り取って持ち歩けるなどの利点がありました。

●学習方法

基本的な学習方法は、テキストに目を通す → Webの視聴(または通勤時を利用して音声のみ) → 過去問演習

テキストへの直接の書き込みが個人的に嫌いなため、Webの視聴で重要ポイントと思われた部分にポストイットを使って書き込みをしていました。

過去問演習は北村先生の学習法の通りに「〇」・「×」・「△(?)」とその理由を書いて解くクセをつけるとともに成績表を作成して記録しました。

クレアールの過去問題集は過去10年+頻出問題20年と非常にボリュームがあって、初めて届いたときには圧倒されましたし、実際に手ごわいです。

結局私は回数を多く繰り返すことはできませんでしたが、ひと通りは解いて成績表をつけて、その後は誤った問題とその周辺知識について復習をするように心がけました。同じ問題を何度も間違えてしまうことに気づくことができて、知識が曖昧な箇所が明らかになるので弱点補強をすることができたと思っています。

反省点としては、過去問解説をWeb視聴せずに過去問集の見開き右側ページの解説と基本テキストの確認だけで復習を完結してしまったので、Web解説をうまく利用した方が効率よく復習できたかもしれません。

音声の過去問は通勤電車の中で聞くことができ、教材を持ち歩かなくても問題に耳から触れることができるので重宝しました。

過去問以外にも答練マスター、ハイレベル答練などの問題演習はとても充実していて、やりこなすのがとても大変ではありますが、やればやっただけの成果の出る教材だと思います。

また答練に関してもPDFでの提供があるので、何度も印刷し直すことができ好きなだけ書き込みをしたり何度も間違えてしまう問題だけを切り取ってオリジナル教材としてまとめることができるので、使い勝手がとても良いところもよかった点です。

●選択式対策

私の場合は受験回数を重ねるうちに学習方法が問題演習に偏って、テキストに立ち戻ることがだんだん疎かになってしまい、それが長く選択式において足切りで不合格となった原因ではないかと考えられます。やはり基本に帰って条文に触れるため、テキスト読みが大事かと思います。
(私はそれに気づくのに時間がかってしまいました。)

クレアールの基本テキストは二色刷りで過去の論点が赤字または赤の色掛けになっているため、その部分を中心に目を通すだけでもよいかと思います。
あとは数字が直接問われるので暗記が必須になります。
こればかりはゴロ合わせなどを活用して繰り返し覚えるしかありません。

●直前期

直前期の斉藤先生の「超直前・総仕上げヤマあて」講座と、北村先生の「7点アップ」講座はライブの講義もあって大変お勧めです。
北村先生の講座では直前期の8月に入ってからのスケジュールについてお話があり、とても理にかなったスケジュールの組み方を教えていただくことができました。
斉藤先生の講座では一日で総復習ができ、またテキストはコンパクトですが必要事項が網羅されており、私は試験当日に試験会場へ持ち込んで試験開始直前の最後の最後まで目を通していたほどです。
直前期は新たなことに手を出すより、それまで身につけた知識を維持する(=基本を大切にする)ことが大事だと思います。

試験前日は一般常識対策を重点的に取り組みました。他校のものも含めて模試や答練の一般常識の問題だけ改めて解いてみました。2019年は労働基準法に大きな改正があったため、労基法と安衛法を中心に改正についても意識しました。
(結局、2019年に関しては改正はさほど出題されませんでしたが。)

改正についてはその年と、余裕があればそれより2年前くらいまで確認できれば安心かと思います。

●最後に

社会保険労務士試験は範囲も広く、長期間かけて試験勉強に取り組まなければならない、大変な資格試験かと思います。大事なのは少しづつでも毎日続けることと、科目はできるだけまんべんなく、ただしそのなかでメリハリをつけて学習していくことかと思います。

苦手箇所はないに越したことはないですが、もし万が一、直前期までにその苦手を克服できなかったら、出題傾向を分析したうえである程度の割り切る決断も必要になるかと思います。

最後に、クレアールの講師の皆さま、ならびにスタッフの皆さまには長い期間、大変お世話になりまして本当に感謝しております。
受験生の皆さまも、自分も信じて、次は栄光を勝ち取られることを心からお祈り申し上げます。

どうもありがとうございました。

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